2021年1月中旬の野菜セット。

年明けから寒い日が続いていましたが、今週は最低気温がマイナス2℃程度、一方、最高気温は13℃まで上がっています。

今朝は日本海に張り出した前線があり、最低気温が4℃までしか下がらず、生暖かい小雨が降っていました。

来週からは、またぐっと冷え込むようで、最低気温はマイナス6℃の予報となっています。

まだ寒さのピークは2月にありますが、1月はこのパターンで、徐々に春になって行きます。

この時期になると、秋植えの露地野菜たちも数が残り少なくなります。

また、植物は日の長さや気温差を感じとって、花芽が形成され、いわゆる「とう立ち」が始まります。

次世代に種を残すために、花芽を形成し、エネルギーを種子形成に集中させていくのですね。

こうなると、白菜、大根、キャベツなどの冬野菜は、身が固くスカスカになり、お客様に出せなくなります。

そうして、3月から4月の1か月間は、大きな端境期となって行きます。

七三農園では、7品目以上が揃わないと野菜セットが組めないので、例年その1か月間は出荷をお休みをいただいております。

今年は、その時期が少し早まる(長引く)のではないかと、冷や冷やしています。

 

露地野菜が少なくなり、頼みの綱はハウスの葉物たち。

寒さで成長が遅れている。

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 <新規の受付を休止させて頂きます>

 今現在、野菜が少ない状態が続いておりますので、新規のご注文は休止とさせていただきます。

 新規の受付は、4月中旬ごろから再開する予定となっております。

 どうかご容赦をお願い致しますm(v_v)m。

 お問合せ、ご質問はコチラから。

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▲本日1月16日(土)着の野菜セット

令和3年1月も早や中旬。庭の梅の木は蕾が膨らみ、いくつか花を咲かせ始めました。

全国的に寒い日が続いており、先週はマイナス9℃まで下がりました。

あまりの寒さに、野菜が土ごと凍っており、大根は少し凍みて柔らかくなっている分部もありますが、どうかご容赦ください。

露地の野菜はいよいよ乏しくなり、ハウス内の葉物が頼りです。しばらく同じ品目が続きそうです。

また、来週からは「実えごま」が登場します。

コロナ災禍が続く今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健やかにお過ごしください。

 

①春菊:
βカロテン、ビタミン類、カリウム、カルシウムが豊富な緑黄色野菜。
柔らかいので生サラダがおすすめ。
鍋物、味噌汁、おひたし、白和え、卵とじ、天ぷら、胡麻和え、ナムルなど、幅広くお楽しみください。

②ほうれんそう:
「冬ごのみ」という品種。ビタミンC、E、K、カロテン、鉄分、カルシウムなどが豊富な緑黄色野菜。
刻んで生サラダ、ナムル、卵とじ、炒め物、味噌汁、おひたしなど、幅広くお楽しみください。

③小かぶ:
根も葉も丸ごと食べられる「二刀」という品種。
葉は刻んで味噌汁、スープ、炒め物、浅漬け、ナムルに。
根は、刻んで生サラダ、半割でじっくりグリル、浅漬け、酢漬けに。
七草がゆにも。

④ニンジン:
金美という品種。カロテン、ビタミンEが豊富。
葉はよく水洗いし、細かく刻んで天ぷら、かき揚げ、素揚げに。
醤油と炒めてご飯のお供に。根は、炒め物、サラダ、ラペ、スープ、カレーの具に。

⑤聖護院大根:
京都の伝統野菜。根は軟らかく、きめ細やか。
煮物、浅漬け、温サラダに。厚めにスライスし、フライパンでじっくり焼くステーキ、天ぷらもおすすめです。
葉は細かく刻んで炒め物、味噌汁、浅漬け、菜飯に。

⑥紅くるり大根:
芯まで赤い大根。シャキシャキの歯ごたえで、とても甘い。
根は、皮を剝き、細かく刻んで生サラダや甘酢漬け、野菜ラペ、炒め物に。
葉は刻んで、塩昆布と一緒に浅漬け、炒め物、甘酢漬けに。

⑦大根:
冬自慢という品種。葉はビタミン、鉄分、カロテンが豊富。
刻んで、ゴマ油で軽く炒めて、しょうゆ、おかか、じゃこと合わせてごはんのお供に。
根は加熱すると甘くなり、輪切りでグリル、炒め物、鍋物に。

⑧新じゃが:
掘りたての「あいのあか」。優しい甘さで、どんな料理にも合います。
煮崩れしにくく、炒め物、カレー、スープ、味噌汁、ポテサラにぴったり。
グリルやガーリックポテト、グラタン、きんぴらも美味です。


※上の野菜リストは、傷みやすさなどを考えて、早く食べて頂きたい順に並べています。

※梱包されているビニール袋のまま、野菜室で保管すれば1週間程度は鮮度が保たれます。

※葉野菜がしんなりしていたら、ボウルに水を張り一晩漬けておくとしっかり回復します。


<カンタン・レシピ>

〇かんたん大根もち中華風

①大根を1本おろし、ザルなどで水気を軽く切る。
②片栗粉大さじ5、あれば白玉粉1、中華だし・醤油、刻みネギ、ごま油少量を加える。
③よく混ぜて、ピンポン玉くらいに丸めて、フライパンにごま油を熱して、じっくり焼く。
④両面をこんがり焼いて、ポン酢しょうゆを付けて食べてください。バター醤油でも美味。

〇大根ステーキ 聖護院、冬自慢でも、4、5日ほど日陰で干すと甘味が増します。

①大根は皮ごと厚さ2、3センチに厚切りする。
②大根を耐熱皿に並べ、レンジで6、7分ほど予熱する。
③フライパンにオリーブオイルを熱し、大根を並べて焦げ目が付くまでじっくり焼く。
④粗塩、黒胡椒で味付けして出来上がり!お好みで、ニンニク、しょうゆ、バターを加えても美味です。

〇根もの野菜の蒸し焼き チーズフォンデュにも合います。

①カブや大根、じゃがいも、里芋、にんじんなどの根野菜は洗って一口大に切る。火の通りを均一にするため大きさを揃えるのがコツ。
②葉の部分も適当にざく切りしてザルに取っておく。
③タジン鍋にオリーブオイルを少量入れ、火の通りにくい順に野菜を入れて蒸し焼きにする。鶏肉やソーセージを加えても良い。最後に葉ものを加えて余熱で仕上げる。
④お好みで、塩胡椒、柚子味噌などを付けてどうぞ。
 最近はレトルトのチーズフォンデュがスーパーで買えます。ぜひお試しを。

〇じゃがいものガレット しゃくしゃきした食感の「あいのあか」にぴったりな一品です

①じゃがいもは、皮ごと細く千切りし、ピザ用チーズを混ぜ、黒胡椒を振る。
②フライパンにバターかオリーブオイルを熱し、材料を入れてフタをして3分ほど焼く。
③裏返してフタを取り、裏側もキツネ色になるまで焼く。
④お好みでベーコンの細切りやアンチョビを加えても美味しい。ケチャップやハニーマスタードをつけてお召し上がりください。

〇何でもナムルに! 塩昆布を合わせるとGood!
生サラダや炒め物など、いつものレシピに飽きたらナムルにしてみませんか?

①葉野菜をよく水洗いしてザルで水気を取り、細かく刻む。
②ボウルに、葉野菜、ごま油、粗塩少々、胡椒、お好みで鶏がらスープの素を加え、さっくり混ぜて出来上がり!ごま油の代わりにオリーブオイル、鶏がらスープの代わりにコンソメを使うと、洋風ナムルになります。

<お知らせ>

令和3年2月から野菜代金の「前払い」を開始します。
以前から「振込手数料が嵩む」、「銀行に行く時間が無い」などの声をいただいておりました。
近いうちに、説明資料を作成たします。
どうぞよろしくお願い致します。

 

~以上

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