仕事が進まない令和6年2月。

今現在、野菜セットの販売を休止しております。

春の野菜が出揃う令和6年5月上旬ごろに再開いたします。

しばらくご不便をお掛けしますが、何卒宜しくお願い致します。

「春はあけぼの」の季節になった。
朝から空が汚れていると情けない気持ちになる。

本日は令和6年2月26日(月)。

この2月はすでに13日間の降雨があり、40ミリ以上に達しています。

こんな時は、晴れ間を逃さずに仕事を進める必要があるのですが、なかなか上手く出来ておりません。

定植が遅れていた玉ねぎは半分まで進んだ。
また関節炎をやってしまった。

何と、2月19日(月)から本日26日(月)に至るまで、ほとんどまともに畑仕事が出来ておりません。

その理由は、また関節炎をやってしまったからですね。

玉ねぎの定植(手作業です)が多くなる1月、2月は、身体を折り曲げてしゃがみ込んでの作業が続きます。

2月、3月は、色々と行事があるので、出来るときにやってしまおうと、少し無理をする時期でもあります。

左膝が何かオカシイ???から痛くて堪らなくなり、西条中央病院へ。

昨年と同じ関節痛ということで抗炎症の注射を打ってもらいました。

すでに痛みが引き、松葉杖を使わなくても歩けるようになったのですが、まだよちよち歩きです。

また、なぜか1週間頭がぼんやりして、ボケっと寝てばかりいました。

本日からリハビリを兼ねて、少し動こうと思います。

有機農家の勉強会「2023年の気候を振り返り返る会」を実施。

2月17日(土)、東広島市園芸センターにて、広島県有機農業研究会主催「2023年の気候を振り返り返る会」を実施。

みんな忙しい時期でしたが、有機農家仲間の皆さんに情報提供をしていただきました。

 ①2023年の気候を振り返る(七三農園)

 ②夏の育苗と露地での潅水について(GENTEN・FARM)

 ③夏秋の種まきについて(渡辺農場)

 ④有効だった点滴潅水(あらちゃんファーム)

 ⑤市園芸センターからの情報提供(東広島市園芸センター)

 ⑥意見交換とまとめ ~2024年栽培に向けて~(坂本農場)

 

2023年は台風被害こそ無かったものの、春の多雨、夏秋の酷暑と干ばつ、害虫多発に見舞われ、どの農場も栽培が厳しく、出荷量も減少しました。

そこに追い打ちをかけるように、すべての経費が上昇(2020年比で120%以上)し、とくに有機質肥料(125%以上)、光熱動力=燃料費(126%以上)と厳しくなりました。

農林水産省 農業物価統計調査】より

ただし、ほぼ全ての種を自家採種で賄う「渡辺農場」さん(福富町)の栽培は別格で、やはり自家採種の強さが浮き彫りになりました

それぞれの知恵を集め、2024年の栽培に活かせればと思います。

2月24日(土)、有機仲間の「百や」(ももや)さんと一緒に有機JAS認証継続のための実地検査を受けました。

いくつか指導を頂いて、無事に完了。

有機JAS認証については、いくつか気になることがあり、そのうち1つがRNA農薬の実用化です。

みどりの食料戦略」にも2026年度以降に実用化と明記されているので、おそらく有機JAS認証で認められてくると思います。

今現在も有機JASで使用可能な農薬がいくつかあり、冷静に見ると、天然物質由来であったり天敵生物であったりで、認可が下りるのも頷けますが、RNA農薬はどうなのか???

ゲノム編集については有機JASから外す、という判断がなされているのに、RNA農薬は「みどりの食料戦略」に採用されている。

検査員曰く「もしそうなったとしても、あなたが使わなければ良い」なのですが。。。

ちなみに七三農園では有機JASで使用可能な農薬も一切使っておらず、米や可能な品目から自然栽培に移行中です。

みどりの食料戦略より抜粋。
吉田俊道著「図解でよくわかる菌ちゃん農法」(2024.2 家の光協会)

そんなことをうずうず考えているところに「菌ちゃん農法」の本が発売になりました。

菌ちゃん(糸状菌ファースト)農法は、1人で大規模に実践することは労力的に難しいですが、その考え方は有機栽培にも応用できます。

緑肥で「しっかり有機物を補給し」、「菌類の活動が活発になれば」、「菌が栄養を運んでくれる」のは同じです。

そして「そもそも昆虫が(分解しようと)寄り付いて来る」ことが無いような「頑強・健康な野菜」を栽培すれば良いのです。

 

さて、今日あたりから少しずつ身体を動かして行こうと思います。

以上です。