令和6年1月下旬の野菜セットなど。

あっという間に令和6年の1月も終わり。

今日こそブログを書こう、明日こそ、来週こそ・・・と先送りしながらもう1か月経ちました。

昨年末からやり残していた宿題や事務仕事に埋没しております。

また畑では来シーズン(令和6年5月)に向けての準備(まだ片付けですが)を進めています。

長期予報では今年は暖冬ということになっていたように思いますが、マイナス7℃くらいまでしっかり冷え込む日が多く、大陸からの低気圧に伴う春雨も定期的に降り、いわゆる普通の冬になっているように思います。

 

今現在お届けしている野菜セットは2月の途中で急にストップする可能性があります。

ご不便をお掛けしますが、何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

 

庭の梅は蕾をたくさん付けていますが、花が咲いては凍結し、また咲くを繰り返してちょっとかわいそうな感じ。

畑では気の早い菜の花が咲き始めています。

雪が降ると、たくさんのスズメたちが資材庫に入って遊んでいます。

それを狙ってハイタカが飛び込んできて、ハウスから出られなくなっていました。

穏やかに話しかけながらゆっくり近づいて、おとなしく虫取り網の中に入ってもらい(笑)、無事に空に還しました。

 

畑ではいつもの通り、ハンマーナイフで草刈り、マルチを剥がし、草焼きの繰り返し。

年明けから雨が多いので、乾くタイミングでトラクターを掛けて行きます。


サニーレタス、玉レタスはアブラムシが付いて出荷不能に。

また強風のたびにトンネルが吹っ飛ばされ、不織布やビニールは裂け、支柱がボキボキに折れ、何度も直しますが、心も折れそうです。


玉ねぎを植えるための穴あけガイドを自作。まだ使っていないと言うことは、まだ玉ねぎを植えていないということデス・・・。


三原市の師匠宅で2023年産の「旭」をようやく籾摺り。昨年末に導入した100ボルト籾擦り機は役に立たなかったということ(涙)。

 

ビフォー もさもさ
アフター すっきり
風向きによっては煙が道路に押し寄せて迷惑になるので気を遣う。
玉ねぎを植える治具を自作した。
師匠に桃摺りをお願いした。いつも頼ってばかりです。
自然栽培、天日干しの「旭」。湛水不足により、少しカメムシ被害が出ている。

1月末と言えば、改憲発議やパンデミック新条約はどうなって行くのだろうか。

テレビは見ずに、エックス(旧ツイッター)で情報を見よう。


有機JASの継続申請や確定申告や総会の準備など、しばらく事務に集中します。

支払いが遅れているところもあって(コラっ!)、迷惑が掛からないようにしなければ。

 

令和6年1月27日(土)着の野菜セット
1,800円(送料・クール料金別)
有機JAS認証取得(OCC119-015 志和Organicラボ.)

~1月27日(土)着分の七三農園たよりより~

今年は暖冬のはずですが、今週はマイナス7℃まで冷え込み、畑の土も凍っています。

また、低気圧に伴う暖かい雨と強い寒波が交互に訪れて、だんだん春に近づいていることを感じます。

畑では、秋に植えた野菜たちが目に見えて少なくなり、今シーズンの野菜も終わりが近づきつつあります。

来シーズンの準備を急ぎつつ、溜め込んだ事務仕事をコツコツ進めています。

災害が続く年始ですが、胃腸に優しい野菜を食べて、健康にお過ごしください。


①春菊:
少量!アブラムシ注意。
βカロテン、ビタミン類、カリウム、カルシウムが豊富な緑黄色野菜。
生サラダ、鍋物、味噌汁、おひたし、白和え、卵とじ、天ぷら、胡麻和え、ナムルなど、幅広くお楽しみください。

②菜の花:
京野菜の代表、菜の花。硬い元は切り取る。
軽く茹でて、おひたし、からし?油和え、ツナマヨ和え、パスタに添えて。
豆腐、油揚げと一緒に和風煮物に。クリームシチューやじっくりソテーも美味です。

③白菜:
今年も苦戦!秋の渇水のため葉の内側に枯皺あり。
そのまま食べても問題ありません。
鍋物、浅漬け、生サラダ、炒め物、煮物、シチュー、豚バラ肉でミルフィーユ鍋、中華料理にと、何にでも合います。

④キャベツ:
硬め!昔ながらの「おきな」という品種。
ビタミンC、U、カルシウムが豊富。少し硬めです。
千切りで生サラダ、炒め物、お好み焼き、焼きそばの具、ピクルス、ザワークラウトにも。

⑤長ネギ:
初物!ホワイトスターという品種。
抗酸化作用、血行促進、ビタミンB1の吸収を助けるアリシンが豊富。
鍋物、味噌汁、炒め物、ぬた、天ぷら、焼き物など冬の万能野菜。

⑥聖護院大根:
京都の伝統野菜。根は軟らかく、きめ細やか。
煮物、浅漬け、温サラダに。厚めにスライスし、フライパンでじっくり焼くステーキ、天ぷらもおすすめです。
葉は細かく刻んで炒め物、味噌汁、浅漬け、菜飯に。

⑦にんじん:
「百や」(ももや)さんからの一品。
βカロテン、カリウムが豊富。
炒め物、煮物、カレーやシチューの具、生サラダ、ピクルス、生ジュースに。

⑧大豆:
初物!千葉の伝統品種「小糸在来」。
糖度が高く、タンパク質、脂質、糖質、ビタミンB1、ビタミンE、葉酸、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、鉄、亜鉛、銅など栄養も豊富。
煮豆、黄な粉、炒り豆に。

 

※野菜の番号は、早く食べて頂きたい順番に並べています。
※黄砂や砂埃がついていますので、ぬるま湯でよく洗ってからお召し上がりください。
※葉野菜がしんなりしていたら、ボウルに水を張り一晩漬けておくとしっかり回復します。

<カンタンレシピ>

〇基本の煮豆 お好みでコンニャク、ニンジン、レンコン、干し椎茸などを加えても美味。

①大豆を軽く水洗いして、ボウルにたっぷりの水で1晩漬けてふっくらになるまで戻す。
②戻した水ごと鍋に移し、昆布を入れ、中火で1時間半くらいじっくり煮る。
③途中水を加え、アクを取り、大豆が指でつぶれるくらいにやわらかくなるまで煮る。
④火を止め、砂糖少々、しょうゆを加え、お好みの味加減にする。
⑤さらに10分ほど煮て出来上がり!冷蔵庫で5日、冷凍で1か月ほど保存できます。

〇黄な粉 お餅に、お菓子に、黄な粉ラテに。

①大豆を軽く水洗いして、水気を切っておく。
②大豆を耐熱皿の上に広げ、180℃のオーブン(トースターでもOK)で20分加熱する。
③豆を転がして、次は25分間加熱する。
④全体に火が通ったら、しっかり冷ます。熱いままだと油っぽくなるので注意!
⑤コーヒーミルサーに掛けて、皮までしっかり曳く。
⑥きび砂糖または白砂糖を、良く混ぜながら、好みの甘さになるまで加えて完成!

〇簡単な炒り豆 素朴な美味しさ。節分の鬼退治に!

①大豆は水洗いして、たっぷりの水に1時間以上漬ける。
②水気を切り、弱火のフライパンでじっくり20~30分ほど炒る。
③ザルに上げて冷ます。香ばしくカリっとしていれば出来上がり!

〇菜の花と厚揚げの煮びたし

①菜の花は、茎元の硬い部分を切り取り、さっと水洗いして水気を切る。
②厚揚げはザルに乗せて熱湯をかけ、一口大に切る。
③鍋にだし汁、酒、みりん、しょうゆを加えて熱し、厚揚げを加えてひと煮たち。
④菜の花を加えて、鮮やかな色になったら出来上がり!お好みで味噌を加えても美味。

〇にんじんとヨーグルトのシンプル・ラペ

①にんじんは5センチくらいの長さに千切りする。
②にんじんと同量のプレーンヨーグルトをボウルに入れて、よく和えて出来上がり。
③お好みで、レモン汁、すりごま、ツナ缶などを加えても美味しい。

〇キャベツの温サラダ(アンチョビ、シーチキン、塩昆布などを加えると美味)

①キャベツは一口大にざく切りする。
②耐熱ボウルにキャベツと軽く崩したアンチョビを加え、4分チンする。
③お好みのドレッシングを少し掛けてお召し上がりください。

〇アンチョビ・ガーリック・フライドポテト

①じゃがいもは水洗いして、皮つきのまま1センチ角の拍子切りにする。
②フライパンに多めのオリーブオイルを垂らして加熱する。
③おろしニンニク(チューブ)、じゃがいもを加え、焦げ目がつくまで揚げ焼きにする。
④アンチョビを適量加えて、さらに焼き上げて、出来上がり!
⑤お好みで、黒胡椒、パセリ、オレガノなどを加えても美味です。


以上です。