2021年の仕事スタート!

今年は長期予報どおりの寒い冬になっています。

1月9日(土)の朝方には、マイナス9.3℃まで低下し、寒さで眠れないほどでした。

 

この年末年始は、いろいろな仕事の締め切りに追われていたのですが、いくつかは完了し、いくつかはまだ出来ておりません。

年賀状も、メールも、原稿の締め切りも、出荷の案内も、連絡出来ていない方、ごめんなさい。

順番にひとつずつ仕事を進めていきます。


そんな言い訳の多い年始なのですが、出荷のお休みが1週間あったので、いろいろと作業を進めることが出来ました。


◆4年前の爆弾低気圧で壊れたハウスを補修。

広大生アルバイト君に手伝ってもらい、夏ごろからコツコツと修理してきました。

年内完成予定でしたが、遅れて年明けにようやく骨格が完成し、あとは外装を張っていくだけになりました。

1月末完成、2月からハウス内播種を目指して残り作業をガンバリます。

◆トマト栽培ハウスを資材庫に転換。

農業は意外なほど多くの資材や機材が必要で、そのための保管場所も重要です。

しかし、七三農園には立派な収納庫や機材庫がありません。

正確には簡易な倉庫が「あった」のですが、2年前の台風で大破して以来、ごまかし、ごまかしでやってきました。

このまま忙しいシーズンに入ったら、にっちもさっちも行かないだろうということで、この冬に整備することにしました。

整備と言っても、昨年にミディトマトを栽培していたビニールハウスの床面を整地して、防草シートを敷くだけですが。

これくらいの作業でも、日々の出荷とその他の仕事をしている間には時間が取れません。

広大生君に手伝ってもらい、何とか最低限のところまで進めることが出来ました。

今後は、もう1棟、しっかりした機材庫を建てる予定です。


七三農園は、土づくり、野菜づくりは、そこそこ頑張っているのですが、ともかく農業インフラが脆弱なことが弱点です。

資材や機材が雨ざらしになって壊れたり、散逸したり、探し物に時間が掛かって右往左往したり。

そのため、出荷や営業や野菜の管理に掛ける時間が削られています。

今年は、何とか頑張ってインフラを整え、もう少し農作業に集中できるようにしたいと考えています。

 

◆七三農園の「三」の仕事が増えた。

七三農園は、7割りが農業、3割が環境関連の仕事をしたい、という意味を込めたネーミングです。

その「三」の仕事には、有償の仕事と、無償の仕事がありますが、

具体的には、子どもたちと一緒に環境学習をしたり、

絶滅危惧昆虫の保護団体、自然観察グループ、有機農業研究会、タネを守る活動、などの運営に関わっています。


また、そういった市民の活動を支える会社(一般社団法人)があり、私は農業の傍ら、スタッフとして関わってきました。

その代表者が急逝したこともあって、12月から私が代表を務めることになったのです。

ただし、その会社は2021年3月末をもって解散し、6月末には登記を抹消することになります。

私はそれまでの間、受託業務を管理し、4月以降は清算人として事業を整理していきます。


そして、その会社が受託していた業務のひとつを引継ぎ、事務局運営に携わって行きます。

これらの仕事が軌道に乗るまで少し時間がかかりそうですが、本業の農業に支障が出ないように、何とか頑張って行きたいと思います。


それでは、本年もどうぞよろしくお願い致します。