2020年6月中旬の野菜セット。

さて、6月も中旬になり、梅雨の真っ最中。

昼間は様々な昆虫や野鳥たちが畑を訪れ、夜にはゲンジボタルが庭まで飛んできて、和ませてくれます。

ニンジンの花に飛来したトラハナムグリ
木杭に穴を開けて巣を作るキムネクマバチ


6月は、夏野菜の定植と管理、麦刈り、田植えと、一年でいちばん忙しい季節になります。

今年は、栽培ハウスや機械庫が倒壊したり、機械が壊れたりと色々あり、インフラ整備に手こずっていますが、作付けや定植などは順調に進み、今のところ野菜の生育はまずまず。

常にやって来る小さな端境期やシカの食害に怯えながらも、日々、楽しく農作業に勤しんでいます。

▼大雨の降る中、妻に手伝ってもらい、小さなトマトハウスに天井を掛けることが出来た。
この後は、沈下防止パイプ、アンカー設置、内部補強、サイド張りなど、まだ多くの作業が残る。

小さな小さなトマトハウスが出来た。
▲本日、6月20日(土)着の野菜セット

(ご家庭での鮮度保持のために、個別に袋詰めしております。袋はリサイクルプラとして適切に処分願います)

★有機JAS認証を取得しました(オーガニック認証センター119-015 志和Organicラボ.として)

★ようやく新規のお客様にも野菜セットをお届け出来るようになりました。

ご興味のある方は、「お試し1回」からどうぞ。

【お詫び】:複数のお客様から「注文フォーム」から送信できないとのお声を頂いております

原因は調査中なのですが、ドコモのタブレットとOCNのアドレスから送信できない場合があるようです。

「注文フォーム」から送信できない場合、大変お手数なのですが、「お問合せフォーム」からご連絡いただくか、ファクスまたはお電話にてご連絡をお願い致します。

~6月20日(土)到着の「七三農園だより」より~

6月21日(日)は二十四節気の「夏至」。梅雨の真っ最中で、一年でいちばん昼間が長くなる時節。

七三農園では、初めての小麦刈りが終了し、来週には田植えを行います。夏野菜の管理や春野菜の片付けも重複するため、忙しさもピークになります。

休日に妻に手伝ってもらい、小さなトマトハウスが出来上がりました。4月のハウス倒壊で諦めかけていましたが、7月中旬には中玉トマトがお届け出来そうです。

蒸し暑さが身体に堪える今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。


①新じゃが:
初物!優しい甘さの「あいのあか」。
煮崩れしにくく、炒め物、カレー、スープ、味噌汁、ポテサラにぴったり。グリルやガーリックポテト、グラタン、きんぴらも美味です。

②平鞘いんげん:
品種はマンズナル。カルシウム、カリウム、βカロテン、アスパラギン酸が豊富。
ヘタとスジを取って、軽く茹でて温サラダ、胡麻和え、味噌汁、煮物に。ベーコンや豚肉と炒め物が美味。

③いんげん豆:
いわゆる普通のいんげん豆。スジの無い食べやすい品種です。
カルシウム、カリウム、βカロテン、アスパラギン酸が豊富。ヘタを取って軽く茹で、温サラダ、胡麻和え、味噌汁、煮物、炒め物、天ぷら、かき揚げに。

④にんじん:
2月蒔きのにんじん。カロテン、ビタミンEが豊富な緑黄色野菜。
煮物、スープ、カレー、炒め物、きんぴら、ピクルスなど。
一番のおすすめは、縦に4分割して、フライパンでじっくりグリルです。

⑤カーリーケール:
クセが無いので生サラダがおすすめ。
刻んでオリーブオイルとニンニクで軽く炒めて塩胡椒で。
ナムル、スープ、カレー、ケールチップス、お好み焼きの具にも。

⑥赤玉ねぎ:
生サラダ用の赤玉ねぎ。硫化アリルが豊富で血液サラサラ効果あり。
辛みが少ないので、スライスしてそのまま、または少し水に晒して生サラダでどうぞ。
丸ごと炒め物、スープ、マリネ、ピクルス、カレーに。

⑦コールラビ:
こう見えてカブの仲間。全体が食べられます。
丸い部分は厚く皮を?き、底の硬い部分を取り除き、中身をスライスして、生サラダ、ピクルス、炒め物、味噌汁、煮込みに。
葉は細かく刻んで、カレーや炒め物、おひたし、煮込み料理に。

⑧にんにく:
初物!長崎県産の上海早生という品種。
アリシン豊富、ビタミンB1の吸収を助け、免疫力を高め、殺菌効果、疲労回復に効果あり。
炒め物、スープ、オイル漬けに。新物のフレッシュな香りと甘味をお楽しみください。

⑨ズッキーニ:
カリウム、ビタミン類が豊富。クセが無くどんな調理にも合います。
スライスして、オリーブオイルと塩胡椒で炒めて、グリル、スープ、カレー、ピクルス、ナムルにも。
皮は細長く薄くむいて、おひたし、きんぴらに。

※梱包されているビニール袋のまま、野菜室で保管すれば1週間程度は鮮度が保たれます。
※ケールがしんなりしていたら、ボウルに水を張り一晩漬けておくとしっかり回復します。
※日中の気温が25℃を超え始めたらクール便(別料金)でのお届けとなります。

<カンタン・レシピ>

〇炒め物にお酢を!
暑さが体力と食欲を奪う季節。我が家では、炒め物の最後にしっかりお酢を効かせて、さっぱり甘酸っぱく仕上げています。食欲が進み、コクも出て、疲労回復にも効きそうです。

〇夏野菜のラタトゥイユ(Rtatouille)
トマトをベースにした夏野菜の煮込み料理にはラタトゥイユ(フランス料理)とカポナータ(イタリア料理)があります。ラタトゥイユはズッキーニを、カポナータはナスの素揚げを使います。酢が効いて、たくさん食べられます。冷えても美味しい。
①ズッキーニ、玉ねぎ、じゃがいも、インゲン豆などは大きめの一口大に切る。
②フライパンにオリーブ油を熱し、刻んだニンニクで香り付けする。
③野菜をしっかり炒め、トマトの水煮缶を加えて、20分ほど煮る。
④白ワイン、塩こしょう、あればショウガ、チリパウダーなどで味付けし、酢をしっかり効かせたら夏らしい爽やかな一品に仕上がります。パンやパスタに合わせてどうぞ。

〇ケールのチップス(おすすめ!)
キャベツの仲間で、ビタミン類が非常に豊富な健康野菜。チップスにすると、大人はお酒のあてに、子どもさんはオヤツにピッタリです。
①ケールは軽く洗って水気を切っておく。
②ボウルにケールとオリーブオイルを加えて軽く混ぜ合わせる。
③耐熱の皿にケールを重ならないように敷き並べ、電子レンジで6分間加熱する。
④全体に軽く塩を振って出来上がり!ごま油にすると韓国ノリ風に、パルメザンチーズを振るとイタリア風にとアレンジも楽しめます。

<七三農園の栽培について>
 七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。

以上