2020年6月下旬の野菜セット。

6月も終盤。今年は雨が良く降ります。

新規就農者によくあることで、借りられる畑は排水の悪い畑(そういう所から休耕になる=借りられる)がほとんどです。

雨が降った翌日は、朝いちで畑を巡回し、溝をメンテして排水を促します。

時間にして30分くらい。ちょっとしたことですが、これをやるか、やらないかで、その後の作業性が大きく変わります。

雨の翌日は排水溝メンテナンスが大切なルーティーン。

 

 

雨が多い分、野菜たちは生き生きとしているように見えます。

サニーレタス

 

 

明日6月28日はいよいよ田植え。かなり遅いですが、6月中に終えられることを良しとしよう。

 

 

梅雨の晴れ間を利用して、ジャガイモを掘っています。

うちくらいの小さな農園でも、年2回で計500kg以上のジャガイモを掘り上げます。

開園依頼、ずっと鍬1本での手掘りでしたが、さすがに限界!ということで、中古のジャガ掘り機を買いました。



▲本日、6月27日(土)着の野菜セット
(ご家庭での鮮度保持のために、個別に袋詰めしております。
袋はリサイクルプラとして適切に処分願います)

 

 

★有機JAS認証を取得しました(オーガニック認証センター119-015 志和Organicラボ.として)


★ようやく新規のお客様にも野菜セットをお届け出来るようになりました。

ご興味のある方は、「お試し1回」からどうぞ。

【お詫び】:複数のお客様から「注文フォーム」から送信できないとのお声を頂いております

原因は調査中なのですが、ドコモのタブレットとOCNのアドレスから送信できない場合があるようです。

大変お手数ですが、「お問合せフォーム」からご連絡いただくか、ファクスまたはお電話にてご連絡をお願い致します。

~6月27日(土)到着の「七三農園だより」より~

6月21日(日)は二十四節気の「夏至」。梅雨の真っ最中で、一年でいちばん昼間が長くなる時節。

七三農園では、初めての小麦刈りが終了し、今週末にはいよいよ田植えを行います。

夏野菜の管理や畑の片付けも重複するため、忙しさもピークになります。

畑では、春野菜が終わり、夏野菜にはまだ早いという、いわゆる端境期。

そんな中、梅雨の晴れ間を生かして、急ぎジャガイモを掘っています。

今後は、キャベツ、いんげん豆、空芯菜などが出る予定です。

蒸し暑さが身体に堪える今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。

①新じゃが:
初物!ほっくり美味しい「さんじゅうまる」という品種。やや粉質で味が浸みやすく、肉じゃが、コロッケ、ポテトサラダがおすすめ。グリルやガーリックポテト、グラタンも美味です。

②平鞘いんげん:
品種はマンズナル。カルシウム、カリウム、βカロテン、アスパラギン酸が豊富。
ヘタとスジを取って、軽く茹でて温サラダ、胡麻和え、味噌汁、煮物に。ベーコンや豚肉と炒め物が美味。

③サニーレタス:
初物!葉がしっかりパリパリのワインドレスという品種。
生サラダが定番ですが、マリネ、炒め物、スープ、ナムル、卵とじ、パスタにも。
意外と味噌汁、焼き飯にも合います。

④にんじん:
2月蒔きのにんじん。カロテン、ビタミンEが豊富な緑黄色野菜。
煮物、スープ、カレー、炒め物、きんぴら、ピクルスなど。
一番のおすすめは、縦に4分割して、フライパンでじっくりグリルです。

⑤キャベツ:
初物!とんがり姿がかわいい「みさき」という品種。
ビタミンC、U、Kが豊富。ともかく甘くて柔らかく、千切りで生サラダがおすすめ。
味噌汁、炒め物、スープ、お好み焼きにも。

⑥赤玉ねぎ:
生サラダ用の赤玉ねぎ。硫化アリルが豊富で血液サラサラ効果あり。
辛みが少ないので、スライスしてそのまま、または少し水に晒して生サラダでどうぞ。
丸ごと炒め物、スープ、マリネ、ピクルス、カレーに。

⑦きゅうり:
ゴツくてイボありの異形、昔ながらの「四葉きゅうり」。
ぱりぱりで味わい深い品種です。傷みが早いのであまり市場には出回りません。
スライスして生サラダ、酢の物、浅漬け、からし漬け、ピクルスなど。
意外と中華炒めも美味しい。

⑧茎ブロッコリー:
ビタミンB類、C、E、カロテン、スルフォラファンなどが豊富。
丸ごと茹でて温サラダ、蒸し野菜、炒め物、肉巻き、スープ、クリームシチュー、ピクルス、チーズフォンデュやバーニャカウダの具に。


梱包されているビニール袋のまま、野菜室で保管すれば1週間程度は鮮度が保たれます。
※ケールがしんなりしていたら、ボウルに水を張り一晩漬けておくとしっかり回復します。
※日中の気温が25℃を超え始めたらクール便(別料金)でのお届けとなります。

<カンタン・レシピ>

〇炒め物にお酢を!
暑さが体力と食欲を奪う季節。我が家では、炒め物の最後にしっかりお酢を効かせて、さっぱり甘酸っぱく仕上げています。食欲が進み、コクも出て、疲労回復にも効きそうです。

〇夏野菜のラタトゥイユ(Rtatouille)
トマトをベースにした夏野菜の煮込み料理にはラタトゥイユ(フランス料理)とカポナータ(イタリア料理)があります。ラタトゥイユはズッキーニを、カポナータはナスの素揚げを使います。酢が効いて、たくさん食べられます。冷えても美味しい。
①ズッキーニ、玉ねぎ、じゃがいも、インゲン豆などは大きめの一口大に切る。
②フライパンにオリーブ油を熱し、刻んだニンニクで香り付けする。
③野菜をしっかり炒め、トマトの水煮缶を加えて、20分ほど煮る。
④白ワイン、塩こしょう、あればショウガ、チリパウダーなどで味付けし、酢をしっかり効かせたら夏らしい爽やかな一品に仕上がります。パンやパスタに合わせてどうぞ。

〇千切りポテトのサラダ
①じゃがいもは水洗いし、皮ごと出来るだけ細長く千切りにする。短時間、水にさらす。
②鍋で1~2分ほど茹でる。お好みでいんげん豆も一緒に。ザルに上げて水気を切る。
③じゃがいもをボウルに入れ、千切りにしたハムやきゅうりを加えて塩胡椒を振り和える。
③お好みで、いろいろなドレッシングを掛けてどうぞ。中華風も美味しい。

<七三農園の栽培について>
 七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。

以上