2020年11月下旬の野菜セット。

11月中旬以降、日中の最高気温が20℃にもなり、かなり暖かい日が続いています。

新じゃがが出始めました。
七三農園定番の「あいのあか」は、優しい甘さでどんな料理にも合う、良い品種です。

ハウス内の栽培は、不耕起(No-till)で、炭素源となる茶葉堆肥の表面施用(炭素循環農法)が定着。
今の所、市販の土起こし器やフォークを流用していますが、来年は専用のブロードフォークを特注しようと考えています。

またハウス内の除草は、熊手を改造した「ホーキング」が良い感じです。

畑の排水改善に、ハンドドリルを使った手作業での硬盤破砕。
最近は電動工具のリチウム電池が飛躍的に進歩しているので、電動ドリルなら一気に作業が進みそう。

じつは、東広島市西条エリアに限って、直接宅配を行っています。
面白いアイディアがあるので、西条エリアの宅配をもっと進歩させたいと考えています。

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12月からは、ご新規の方にもお届け出来るようになります。

「ふだんの食卓に、いつもの有機野菜を!」がコンセプトの七三農園の野菜セットです。

12月は、
2日(水)、5日(土)、12日(土)、16日(水)、19日(土)に若干の余裕があります。

まずはお試し1回からどうぞ。

 お問合せ、ご質問はコチラから。

 ご注文はコチラから!

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▲昨日、11月21日(土)着の野菜セット
 野菜は個別に鮮度保持プラ袋に詰めてお届けしています。
 プラごみ削減の意味から、個別包装は少なくして行きたいと考えています。

~11月11日(水)到着の「七三農園だより」より~

早いもので11月も半ばを過ぎ、今週22日(日)は二十四節気の「小雪」。

冬らしくなるかと思いきや、また気温が上がって過ごしやすい陽気が続いています。

畑では、玉ねぎやそら豆の準備、3年前に倒壊したビニールハウスの補修、機械庫の整備などを進めていますが、なかなか思うように捗りません。焦らず、じっくりやるしかないですね。

ようやく「お米」と「えごま」の脱穀が終わり、天日干しの新米は12月上旬頃からお届けできそうです。どうぞお楽しみに。

朝夕の気温差が堪える今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。

①サラダ菜:
ピリッと辛い、わさび菜、赤からし菜のサラダセット。よく水洗いし、ザルで水を切ってから、一口大に切って、お好みのドレッシングをかけて生サラダでお召し上がり下さい。豚肉やソーセージと一緒に軽く炒めたり、パスタの付け合わせにも。

②博多かつお菜:
福岡の伝統野菜。お雑煮やすまし汁に入れます。少しピリ辛で、かつおダシのように味わいがある。両面を温湯で良く洗い、刻んで味噌汁、すまし汁、おひたし、胡麻和えに。スープや炒め物、浅漬けにも。

③小かぶ:
ピンク色の「桃寿」と白のセット。葉はほろ苦いので、刻んで味噌汁、スープ、炒め物、浅漬け、ナムルに。根は、刻んで生サラダ、半割でじっくりグリル、浅漬け、酢漬けに。

④ニンジンまびき:
黄ニンジンのまびき菜。カロテン、ビタミンEが豊富。よく水洗いし、刻んで天ぷら、かき揚げ、素揚げに。葉は細かく刻んでカレーやスープの具として、醤油と炒めてご飯のお供に。根は、炒め物、サラダ、スープなどに。

⑤大根まびき:
冬自慢という品種。葉はビタミン、鉄分、カロテンが豊富。刻んで、ゴマ油で軽く炒めて、しょうゆ、おかか、じゃこと合わせてごはんのお供に。根は加熱すると甘くなり、輪切りでグリル、炒め物、鍋物に。大根おろしに。

⑥ロメインレタス:
シーザーサラダのレタスとしておなじみですが、生サラダだけでなく、ベーコンとマヨネーズで炒め物、ナムル、スープ、味噌汁、卵とじ、パスタにも合います。内側の柔かい葉でレタス鍋に。

⑦里芋:
8月の雨不足で小さめ。ポピュラーな「石川早生」という品種。煮ころがし、あんかけ、グラタン、素揚げ、味噌汁、きぬかつぎに。新聞紙などに包んで乾燥を防ぎ、暖かい場所で保存してください。

⑧新じゃが:
掘りたての「あいのあか」。優しい甘さで、どんな料理にも合います。煮崩れしにくく、炒め物、カレー、スープ、味噌汁、ポテサラにぴったり。グリルやガーリックポテト、グラタン、きんぴらも美味です。

※上の野菜リストは、傷みやすさなどを考えて、早く食べて頂きたい順に並べています。

※梱包されているビニール袋のまま、野菜室で保管すれば1週間程度は鮮度が保たれます。

※葉野菜がしんなりしていたら、ボウルに水を張り一晩漬けておくとしっかり回復します。

<お知らせ> 「食と農の映画祭」2020inひろしま(12/5、6の二日間)

毎年恒例、広島県有機農業研究会の役員が実行委員を務めている映画祭のご案内。

今年は広島県立美術館で開催。コロナの影響で規模も日数も激減ですが、近隣でキネマルシェも開催されます。

詳しくは同封のパンフレットでご確認ください。

<カンタン・レシピ>

〇ロメインレタスとベーコンのマヨ炒め

①ロメインレタス、ベーコンは一口大に切る。
②フライパンにマヨネーズを入れて熱し、①を炒める。
③しんなりしたら、マヨネーズを少量追加する。お好みでフライドオニオンも加えて完成!

〇何でもナムルに!
生サラダや炒め物など、いつものレシピに飽きたらナムルにしてみなせんか?

①葉野菜をよく水洗いしてザルで水気を取り、手で一口大にちぎる。
②ボウルに、葉野菜、ごま油、粗塩少々、胡椒、お好みで鶏がらスープの素を加え、さっくり混ぜて出来上がり!
ごま油の代わりにオリーブオイル、鶏がらスープの代わりにコンソメを使うと、洋風ナムルになります。

〇オススメ!! 小ぶりな里芋にぴったり。里芋のきぬかづき

①里芋は良く洗って、両端を少し切り落とす。
②蒸し器または鍋に水を少量入れて15~20分間蒸す。箸が軽く通るとOK。
③皿に盛り付け、皮をつまんで中身を押し出してお召し上がりください。
④お好みで、塩、柚子味噌などを付けてどうぞ。

〇じゃがいものガレット しゃくしゃきした食感の「あいのあか」にぴったりな一品です。

①じゃがいもは、皮ごと細く千切りし、ピザ用チーズを混ぜ、黒胡椒を振る。
②フライパンにバターかオリーブオイルを熱し、材料を入れてフタをして3分ほど焼く。
③裏返してフタを取り、裏側もキツネ色になるまで焼く。
④お好みでベーコンの細切りやアンチョビを加えても美味しい。ケチャップやハニーマスタードをつけてお召し上がりください。

<七三農園の栽培について>
 七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。

~以上