2020年8月下旬の野菜セット。

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お詫びとお知らせ

令和2年9月1日から約1か月間、出荷を停止します。

早ければ、10月上旬に再開の予定です。

宅配セットのお客様には、順次、連絡を差し上げているところです。

大変ご不便をお掛けしますが、何卒宜しくお願い致します。

詳しくは、次の記事でご報告いたします。

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「8月20日を過ぎると気温が下がり始める」という天気予報は見事にはずれ、34度前後の晴天が続いています。

お盆期間中の灌水も空しく、主力のピーマン、フルーツパプリカ、万願寺とうがらし、伏見甘長とうがらしなどが枯れ始めました。

一年で一番出荷の難しい時期は、やはり9月なのです。

詳しい「言い訳」は、次の記事でご紹介したいと思います。

暑い最中も元気なのはキムネクマバチだけ。
若い(小型)のイノシシの糞。
畑のすぐそばまで来ていて不穏な雰囲気。
毎朝、土壌の最低・最高温度を確認する。
白マルチ、50%遮光ネット下で、最高34℃、最低24.5℃(8/26)。
秋冬の畑の土づくりを粛々と進める。
昼間、トラクターに乗っているだけで軽い熱中症になる。
▲本日、8月29日(土)着の野菜セット
 野菜は個別に鮮度保持プラ袋に詰めてお届けしています。
 プラごみ削減の意味から、個別包装は少なくして行きたいと考えています。

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★有機JAS認証を取得しました(オーガニック認証センター119-015 志和Organicラボ.として)


★しばらく新規のご注文はストップさせていただきますm(v_v)m。

 新規の受付は、令和2年10月に再開の予定です。どうかご容赦ください。

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~8月29日(土)到着の「七三農園だより」より~

未だ酷暑が収まらず、全国的に厳しい暑さが続いています。

ここ志和町でも、8月に入ってから雨らしい雨がほとんど降らず、畑はカラカラです。

お盆期間中は、ひたすら水やりと草刈りをしていましたが、野菜の回復は見込めず、とうとう9月一杯は宅配をお休みさせていただくことになりました。

詳しくは、別紙に書かせて頂きました。大変ご不便をお掛けしますが、何卒ご理解のほど、よろしくお願い致します。

コロナと酷暑が厳しい今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。


①枝豆:
「早生黒頭巾」という品種。鮮度が失われやすいので、真っ先に食べて頂きたいです。タンパク質、ビタミンB、カリウム、カルシウムが豊富。茹で豆、鞘ごとフライパンで塩焼き、豆ご飯などでお楽しみください。

②長ナス:
「ふわとろ」と「青茄子」のセット。揚げナス、天ぷら、焼きナス、夏野菜カレー、中華炒め、味噌汁、浅漬けに。皮を?いてラップで包み、レンジで4分間チンすると美味しい蒸しナスになります。ポン酢やゴマだれでどうぞ。

③伏見甘長とうがらし:
京都の伝統野菜、辛くないとうがらし(稀に辛いものも有ります)。肉厚で軟らかく、素焼き、天ぷら、炒め物、煮びたし、焼きびたしなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユにも合います。

④フルーツパプリカ:
生でも食べられる甘くて可愛いミニパプリカ。刻んで生サラダ、マリネ、ピクルス、肉詰めに。チャーハンやピラフに入れると甘くて美味しい。夏野菜カレーにも。

⑤きゅうり:
昔ながらの「四葉きゅうり」。ぱりぱりで味わい深い品種です。
やや苦みあり(詳しくは下蘭)。
傷みが早いのであまり市場には出回りません。スライスして生サラダ、酢の物、浅漬け、からし漬け、ピクルスなど。意外と中華炒めも美味しい。

⑥玉ねぎ:
硫化アリルが豊富で血液サラサラ効果あり。スライスして水に晒して生サラダ。
炒め物、スープ、マリネ、ピクルス、カレーにも。

⑦にんにく:
長崎県産の上海早生という品種。
アリシン豊富、ビタミンB1の吸収を助け、免疫力を高め、殺菌効果、疲労回復に効果あり。
炒め物、スープ、オイル漬けに。

⑧ミニカボチャ:
黄とオレンジの縞模様がかわいい「プッチーニ」という品種。
ビタミンB、C、カロテンを豊富に含む緑黄色野菜です。
スライスして炒め物、中をくり抜いて、グラタン、カボチャプリン、肉詰めにも。

⑨青柚子:
ビタミンCが豊富。焼き魚や肉料理に絞って、皮を刻んで素麺やうどんにも。
おすすめは、薄くスライスして、焼酎やビール、炭酸水に絞ってどうぞ。

※畑の水不足で「きゅうり」が苦い可能性があります。
まな板の上で丁寧に塩ずりして、タネの部分をスプーンで取り除いてからお召し上がりくださいm(v_v)m。

※梱包されているビニール袋のまま、野菜室で保管すれば1週間程度は鮮度が保たれます。


<お知らせ>

野菜Labo.商品Bookのご紹介(各家庭に1回のみ同封)。

隣町の東広島市豊栄町で「地域おこし協力隊」として働く田野実温代(たのみあつよ)さんが立ち上げた「野菜Labo」の商品Bookです。

豊栄町産の野菜をメイン素材として、ポタージュやサラダ・ソルトを製造・販売されています。

今年は七三農園の種を使ってエゴマ栽培にチャレンジ中。

商品の購入は野菜Laboオンラインショップからどうぞ。

 

<カンタン・レシピ>

〇プッチーニの丸ごとグラタン

①プッチーニをよく洗って、拭かずにラップで包む。
②レンジ強で、3分間チンし、上下裏返して2分チンする(熱いので注意!)
(時間があれば、レンジよりも蒸し器で20分蒸した方が美味しいようです。)
③上側1センチくらいのところで水平に切り、中身のワタとタネをスプーンでくり抜く。
④市販グラタンの具を注ぎ入れ、チーズを乗せ、オーブンで10分くらい焼く。

〇暑い時期にぴったり!青なすのお造り

①茄子はピーラーで皮を?いて、ラップに包み、レンジで4分、または蒸し器で蒸す。
②蒸しあがったら、良く冷やして薄切りにして皿に盛り付ける。
③スライスしたトマトやモッツァレラチーズを合わせても良い。
④わさびと醤油でお刺身のように頂きます。

〇甘とうがらしの佃煮(万願寺や伏見甘長)
煮びたしとほとんど同じですが、少し硬くなった甘とうがらしにはぴったりです。酒のアテやお弁当のおかずにも。

①甘とうがらしは、柄をちぎり取り、1センチ幅に輪切りにする。
②フライパンにごま油を熱し、とうがらしをしっかり炒める。
③だし?油、酒、砂糖を好みの分量で合わせて、とうがらしを煮る。
④汁気が少なくなって来たら、かつお節を加えて、よく混ぜて出来上がり!


<七三農園の栽培について>
 七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。