2020年8月上旬の野菜セット。

梅雨が明けたら一気に暑くなりました。

しかし、焼けるような暑さではなく、曇り空に、蒸せるような暑さ。

いちばん熱中症になりやすいパターンですね。


一年でいちばん忙しいのは何月か?と聞かれたら、間違いなく「8月」と答えます。

夏野菜の管理、水田の除草、畦の草刈り、苗づくり、畑の土づくり、定植などが重複し、それが11月まで続きます。

とくに今年は長雨で、7月の仕事が進まなかったため、8月上旬にしわ寄せが来ています。

ここで休んでしまうと、ずっと後に引きずることになり、来年4月までの収穫に影響を与える可能性が高いのです。

蒸し暑さが身体を痛めつけ、やる気を削いでいくので、言い訳と戦いながら、仕事を進めていくのです。

妻に手伝ってもらい、ハウス内に干していた小麦を脱穀(8月1日)
秋冬用の畑をトラクターで耕運。
雨に備えて培土器で溝を付ける。乾燥も早く進む。
排水の悪い箇所は、手堀りで明渠を作る。
重労働だが、次に長雨があったら確実に野菜が傷むのでやるしかない。
8月1日蒔きの緑肥エビスグサが無事に発芽した。
こんなに遅く蒔いたのは初めて。
昨日、8月8日(土)着の野菜セット(税込み1,800円・送料別)
野菜は個別に鮮度保持プラ袋に詰めてお届けしています。
 プラごみ削減の意味から、個別包装は少なくして行きたいと考えています。

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★有機JAS認証を取得しました(オーガニック認証センター119-015 志和Organicラボ.として)


しばらく新規のご注文はストップさせていただきますm(v_v)m

 新規の受付は、令和2年10月に再開の予定です。どうかご容赦ください。

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~8月8日(土)到着の「七三農園だより」より~

8月7日は二十四節気の「立秋」。

暦の上ではもう秋ですが、暑さはこれからが本番です。

畑では、夏野菜の管理と秋冬野菜の準備を同時に進めており、8月が一番忙しい時期になります。

しばらくはナス科野菜が中心になりますが、秋冬にもどうかご期待ください。

七三農園ではお盆休みも変わらず営業します。

帰省に伴う休止や送り先の変更(ご実家向け)などがありましたら、前日までにお気軽にご連絡ください。

熱中症が心配な今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。


①空芯菜:
エスニック料理の定番。βカロテン、ビタミンB類、鉄分、マグネシウム、葉酸が豊富。
水洗いして5センチに切り、フライパンにゴマ油とニンニクを熱して炒め物に。
中華だしやナンプラーでどうぞ。

②モロヘイヤ:
少し硬めです。カロテン、ビタミンB群、カルシウムなどが豊富で、野菜の王様とも言われています。
水洗いして、茎ごと軽く塩ゆでし、たたき、おひたし、卵とじ、スープ、納豆に混ぜても美味。

③フルーツパプリカ:
生でも食べられる甘くて可愛いミニパプリカ。
刻んで生サラダ、マリネ、ピクルス、肉詰めに。チャーハンやピラフに入れると甘くて美味しい。
夏野菜カレーにも。

④長ナス:
大きく太くなる「ふわとろ」という品種。
ふんわり柔らかく、揚げナス、天ぷら、焼きナス、炒め物、味噌汁、浅漬けにぴったり。
皮を剝いてラップで包み、レンジで4分間チンすると美味しい蒸しナスになります。
ポン酢やゴマだれでどうぞ。

⑤ミニカボチャ:
黄とオレンジの縞模様がかわいい「プッチーニ」という品種。
ビタミンB、C、カロテンを豊富に含む緑黄色野菜です。
スライスして炒め物、中をくり抜いて、グラタン、カボチャプリン、肉詰めにも。

⑥伏見甘長とうがらし:
今が最旬。京都の伝統野菜、辛くないとうがらしです(稀に辛いものも有ります)。
肉厚で軟らかく、素焼き、天ぷら、炒め物、煮びたし、焼きびたしなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユにも合います。

⑦じゃがいも:
優しい甘さで、どんな料理にも合う「あいのあか」。
煮崩れしにくく、肉じゃが、炒め物、カレー、スープ、味噌汁、ポテサラにぴったり。
グリルやガーリックポテト、グラタン、きんぴらも美味です。

⑧赤玉ねぎ:
今季最後です。生サラダ用の赤玉ねぎ。
硫化アリルが豊富で血液サラサラ効果あり。
辛みが少ないので、スライスしてそのまま、または少し水に晒して生サラダでどうぞ。
丸ごと炒め物、スープ、マリネ、ピクルス、カレーに。

※梱包されているビニール袋のまま、野菜室で保管すれば1週間程度は鮮度が保たれます。

<カンタン・レシピ>

〇モロヘイヤのたたき  かんたんで栄養たっぷり。納豆に混ぜて。ご飯のお供に。

①モロヘイヤは葉から茎まで全部使います。水で良く洗い、熱湯で30秒くらい茹でる。

②ザルに取り、軽く絞って水気を切る。

③まな板に乗せて包丁で細かく叩き、粘りが出たら出来上がり。
 味付けは、ポン酢、白だしなどお好みでどうぞ。

〇空芯菜の炒め物  かんたんで栄養たっぷりの炒め物です。

①空芯菜は水洗いして、一口サイズにざく切りする。

②フライパンにごま油を熱し、みじん切りニンニク、こま切れ豚肉、空芯菜を加えて炒める。干しエビを入れるとコクが出ます。

③味付けは、中華だし、ナンプラー、マヨネーズ、だし醬油など、お好みでどうぞ。

〇甘とうがらしの煮びたし(万願寺や伏見甘長)
京都のおばんざい風、もっともベーシックな食べ方です。冷えても美味しい。

①とうがらしのへたは取らずに、大きいものは縦半分に切る。

②フライパンに油を熱し、刻んだ油揚げと一緒に軽く炒める。

③和風だしをひたひたに加えて、くったりするまで煮る。

④器に盛り、じゃこやかつおぶしを振りかけて出来上がり!

〇無限ピーマン(いくらでも無限に食べられる!)ビールのお供に、お弁当にも。

①ピーマン(パプリカ)は細切りにする。

②耐熱容器にツナとピーマンを入れ、ラップをしてレンジで2,3分加熱。

③ごま油、黒コショウ、和風だしまたは鶏がらスープを加えて和えるだけ。
(フライパンにごま油とニンニクでじっくり炒めて卵とじも美味しい。)

〇プッチーニの丸ごとグラタン

①プッチーニをよく洗って、拭かずにラップで包む。

②レンジ強で、3分間チンし、上下裏返して2分チンする(熱いので注意!)
(時間があれば、レンジよりも蒸し器で20分蒸した方が美味しいようです。)

③上側1センチくらいのところで水平に切り、中身のワタとタネをスプーンでくり抜く。

④市販グラタンの具を注ぎ入れ、チーズを乗せ、オーブンで10分くらい焼く。


<七三農園の栽培について>
 七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。