令和5年8月中旬の野菜セット。

【お詫び】野菜不足により、新規のご注文を停止させていただいております。

ご新規のお客様は、令和5年10月ごろから承る予定です。

また、現在お届け中のお客様も、もしかしたら出荷がストップする可能性があります。

何卒、ご容赦をお願いいたします。

夏らしい雲。
ナミアゲハも真昼は草陰で寝る。
サンマルツアーノが採れ始めたが、成熟が遅く数は少ない。

8月も半ばを過ぎ、昨日23日は二十四節気の「処暑」。

日中は暑さが残るものの、その峠は越えて、朝夕が徐々に涼しくなる時節です。

街中では外来種のアオマツムシの鳴き声が最高潮。ここ志和の里山ではツヅレサセコオロギに混じってエンマコオロギが鳴き始めました。

毎回書くようですが、農家にとって8月はいちばん忙しい時期です。

夏野菜の延命、春野菜の片付け、30℃を超える中での秋冬野菜の苗づくり、ひたすらの草刈りが続きます。

この時期の頑張りで、来年3月末までの野菜の出来が決まります。

「春の一日、秋の十日」とも言えるほど、大切な時期なのです。

またお盆の帰省やイベント、会議などがあり、楽しくも忙しくもあります。

そんな中、腰痛と熱中症で何と合計4日間も寝込んでしまい、作業予定のリカバリーに苦労しています。

せっかく始めたインスタグラムもこのブログも止まり、何人かから「生きているのか?」と連絡をもらう体たらくでした。

ご心配をお掛けしました。毎日元気にやる気に溢れて生きています。美味い大根を育てることで頭がいっぱいです(笑)。

ところで私はfacebookやinstagramなどのSNSはほとんど見なくて、もっぱらYoutubeとX(旧twitter)で情報収集しています。

X(旧twitter)では海外のニュースサイトの紹介記事、Youtubeでは海外の有機農家のチャンネルをよくチェックしています。

英語があまり得意ではないので、翻訳機能を使ってだいたいの意味を理解しています。

いつか海外のYoutubeチャンネルをまとめて紹介したいと考えています。

Market Gardener Institute

No-till Growers

Off-Grid with Curtis Stone

「ハワイ・マウイ島の火事では3,000人以上の子どものうち2,400人が行方不明。」と読めるがどうなのか。
記事には「わずか400人が他校に編入。200人がバーチャル・ラーニングしている」と書いてある。

秋にはエモーショナルな音楽も。

Phum Viphurit

Jeff Buckley

ひたすら春野菜の片付け。
ひたすら夏野菜の管理。
ひたすらハンマーナイフ。
ひたすらトラクター。
ひたすら水路際の草刈り。
お盆前に、全機械のチェックとメンテナンス。
たまには野菜をエモく撮影してみる。
8月19日(土)着の野菜セット
1,800円(送料・クール料金別)
有機JAS認証取得(OCC119-015 志和Organicラボ.)

~令和5年8月19日(土)の七三農園たよりより~

台風7号が近畿地方を縦断して日本海に抜け、西日本各地で豪雨を降らせました。

広島では大きな被害はなかったものの、長時間強風が続いたため、キュウリがすっかり傷だらけになりました。

8月末には台風9号が来るとか来ないとかで、戦々恐々としています。

お盆の期間中には恵みの雨が降り、野菜が元気を取り戻しているように見えます。

来週からは、青しそが出始める予定ですが、しばらく野菜が不足気味になりそうです。

脱水とミネラル不足が気になる時節ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。

①枝豆:
黒大豆の「たんくろう」という品種。
鮮度が失われやすいので、真っ先に食べてください。
タンパク質、ビタミンB、カリウム、カルシウムが豊富。
塩茹、鞘ごとフライパンで塩焼き、豆ご飯などでお楽しみください。

②モロヘイヤ:
野菜の王様と言われ、カロテン、ビタミンB群、カルシウムなどが豊富。
水洗いして、茎ごと軽く塩ゆでし、たたき、おひたし、卵とじ、スープ、チヂミの具に。納豆と混ぜても美味。

③空芯菜:
真夏のスタミナ野菜。βカロテン、ビタミンB類、鉄分、マグネシウム、葉酸が豊富。
水洗いして刻み、フライパンにゴマ油とニンニクを熱して野菜炒め、卵とじに。中華だしやナンプラーでどうぞ。

④おくら:
βカロテン、ペクチン、カリウム、カルシウムが豊富な「ヘルシエ」という品種。
夏バテ解消にピッタリなスーパー野菜です。
軽く茹でて刻み、白ごま、塩昆布、海苔などで和え物、天ぷら、煮びたし、素焼きに。

⑤サンマルツァーノ:
縦長・異形の加熱調理用トマト。
皮つきで縦に四つ切りし、オリーブオイルとニンニクでじっくり炒め、塩胡椒でどうぞ。
湯剝きして炒めるとトマトソースに。夏野菜カレーもおすすめです。

⑥ピーマン:
肉厚で美味しい「京波」という品種。
ビタミンA、C、P、カロテンが豊富。
加熱してもビタミンが壊れにくいので、炒め物、スープ、肉詰め、チンジャオロース、夏野菜カレー、無限ピーマンにも。

⑦伏見甘長とうがらし:
京都の伝統野菜、辛くないとうがらし(稀に辛いもの有り)。
肉厚で軟らかく、素焼き、天ぷら、炒め物、煮びたし、焼きびたしなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユに。

⑧じゃがいも:
ほっくり美味しい「きたあかり」という品種。
やや粉質で味が浸みやすく、おでん、肉じゃが、コロッケ、ポテトサラダがおすすめ。
グリルやガーリックポテト、グラタンも美味です。

※野菜の番号は、早く食べて頂きたい順番に並べています。

※黄砂や砂埃がついていますので、ぬるま湯でよく洗ってからお召し上がりください。

※葉野菜がしんなりしていたら、ボウルに水を張り一晩漬けておくとしっかり回復します。

<カンタンレシピ>

〇空芯菜の炒め物

①空芯菜は水洗いして、5センチの長さに切りそろえる。もやしを洗い、水切りしておく。
②フライパンにごま油を熱し、豚こま肉、もやし、空芯菜を炒める。
③ナンプラー、和風だし、中華だしなど味付けはお好みで。
④お皿に盛り、小ねぎを散らして出来上がり!

〇シンプルで美味しい野菜の素焼き おくら、甘長とうがらし、じゃがいも、何でも!

①野菜は水洗いして水気をふき取り、一口大に切っておく。
②フライパンにオリーブオイルを加熱し、野菜を投入する。
③焦げ付かないように返しながら、中火でじっくり焼く。
④十分に火が通り、軽く焦げ目が付いたら出来上がり。シンプルに塩コショウでどうぞ。

〇ピーマンたまご わが家の定番です。

①ピーマンは水洗いしてヘタを取り、3ミリ幅に細切りする。
②フライパンにごま油を熱し、ピーマンを炒める。
③和風だし、塩胡椒を加えて火が通ったら、溶き卵を加えて卵でとじて出来上がり!

〇ピーマンの丸ごとホイル焼き 甘長とうがらしにも合います。

①ピーマンは丸ごとホイルで包む(複数個の場合はホイル2枚を重ね合わせて容器にする)。
②両面焼けるグリルで6、7分。オーブントースターなら10~12分焼く。
③少し焦げ目が付くまで余熱でしっかり火を通す。ポン酢、かつお節を加えて出来上がり!

〇甘とうがらしの煮びたし(万願寺や伏見甘長)

京都のおばんざい風、もっともベーシックな食べ方です。冷えても美味しい。
①とうがらしのへたは取らずに、大きいものは縦半分に切る。
②フライパンに油を熱し、刻んだ油揚げと一緒に軽く炒める。
③和風だしをひたひたに加えて、くったりするまで煮る。
④器に盛り、じゃこやかつおぶしを振りかけて出来上がり!

〇西洋の肉じゃが、夏野菜の煮物

トマトをベースにした夏野菜の煮込み料理にはラタトゥイユ(フランス料理)とカポナータ(イタリア料理)があります。ラタトゥイユはズッキーニを、カポナータはナスの素揚げを使います。酢が効いて、たくさん食べられます。冷えても美味しい。
①ナスまたはズッキーニ、玉ねぎ、じゃがいも、インゲン豆などは大きめの一口大に切る。
②フライパンにオリーブ油を熱し、刻んだニンニクで香り付けする。
③野菜をしっかり炒め、トマトを加えて、20分ほど煮る。
④白ワイン、塩こしょう、あればショウガ、チリパウダーなどで味付けし、酢をしっかり効かせたら夏らしい爽やかな一品に仕上がります。パンやパスタに合わせてどうぞ。

※休止や日時・頻度・送り先などの変更がありましたらお気軽にご連絡ください。
※傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報ください。

以上です。