令和3年10月上旬の野菜セット。

令和3年10月4日、今朝の夜明け。

あっという間に10月になりました。

全国的に高い気温が続いており、昨日10/3は大分県で35℃を記録したとか。


9月20日を過ぎた頃から、近隣の水田では稲刈りが始まり、同時にカメたちが道路を渡る姿が多く見られました。

夏の間、餌の豊富な水田で過ごしたカメたちが、越冬のために山に帰る途中なのです。

広島では、だいたい4月20日前後に山(ため池)から下りてきて、夏の間は水田で過ごし(繁殖)、また9月20日前後に山に帰るようです。

道路を渡るのは命がけなので、見つけ次第、安全な山側に放します。

 

 

うちの近所で見つけたイシガメ(純絶滅危惧)。
クサガメと違って警戒心が薄く、捕まえてもすぐに顔を出してくる。

秋と言えば、このウスバツバメガもよく見られます。

一見モンシロチョウに似ていますが、チョウと違って、ふらふら、ひらひらと頼りなく飛ぶ姿で、すぐにそれとわかります。

 

 

あいかわらずハスモンヨトウの幼虫が猛威を振るっているので、夜に畑に行って、見つけては退治しています。

第1発目のキャベツは、ほとんど回復の見込みがありません。

 

 

丹波種黒大豆の枝豆が出始めました。これも秋の楽しみです。

今年は雨が多くて除草のタイミングが取れず、草だらけになりました。

枝豆で出せるのは、わずか2週間ほどなので、この時期だけの味を楽しんで頂ければと思います。

 

ハウス栽培のインゲン豆も出始めました。

白オクラ「ヘルシエ」は硬い毛が多い。軽く塩を振り、まな板の上で板ずりしてお召し上がりください。

ハウス内でも播種の準備を進める。
小カブ、黄カブ、小松菜、春菊など。

サツマイモ掘り、ゴマ、荏胡麻の収穫、稲刈りと、まだ大仕事が残っている。

旬野菜の宅配セットの「新規お申込み」を再開します。

10月中旬 → 13日(水)、16日(土)

10月下旬 → 27日(水)、30日(土)に空きが有ります。

まずは「お試し1回」からどうぞ。

▲10月2日(土)着の野菜セット
(1,800円・税込み・送料別)
有機JAS認証取得(OCC119-015 志和Organicラボ.)

~10月2日(土)着分の「七三農園だより」より~

令和3年も半分を過ぎ、もう10月。

本日は台風16号の余波で、広島でも風が強くなっています。皆様の地域でもお気を付けください。

また、気温が上がったため、クール便でお届けしています。

畑では、秋冬野菜の定植の真っ最中。ブロッコリー、レタス、キャベツ、ケール、菜の花、春菊、かつお菜、白菜などなど。

今年は珍しくヨトウガ幼虫の被害が出て、キャベツやブロッコリーが食い荒らされて困っています。

コロナと気候に翻弄される今日この頃、新鮮野菜を食べて健やかにお過ごしください。


①枝豆:
初物!旬はわずか2週間。この時期だけの丹波種黒大豆です。
大豆ポリフェノール、イソフラボン、レシチン、カリウムが豊富。
ざっと水洗いして、茹で豆、塩焼き、豆ご飯などでお楽しみください。

②チンゲン菜:
クセがなく、カロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウムが豊富な中国野菜。
よく洗って縦4つにざっくり刻み、丸ごと中華炒め、卵とじ、卵スープ、八宝菜、味噌汁、鍋物などに。

③わさび菜:
ほんのりピリ辛がクセになる葉野菜。
ビタミンA、B2、C、βカロテンが豊富。殺菌作用のあるアリルイソチアネートを含む。
おひたしがおすすめ。生サラダ、炒め物にも。

④おくら:
少し硬め。軽く塩を振り、板擦りしてください。
βカロテン、ペクチン、カリウム、カルシウムが豊富な「ヘルシエ」という品種。
夏バテ解消にピッタリなスーパー野菜です。軽く茹でて刻み、白ごま、塩昆布、海苔などで和え物、天ぷら、煮びたしに。

⑤きゅうり:
いぼ有りの四葉系、シャキットという品種。皮が少し硬め。
塩で揉むか、縞?きしてください。
パリパリの歯ざわりが美味しく、酢の物、生サラダ、浅漬け、中華炒めに。

⑥万願寺とうがらし:
辛くないとうがらし。少し硬めです。
半分または四つに切り、じっくり素焼きがおすすめです。
天ぷら、炒め物、煮びたし、焼きびたしなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユにも合います。

⑦インゲン豆:
スジの無い食べやすい品種。
カルシウム、カリウム、βカロテン、アスパラギン酸が豊富。
ヘタを取って軽く茹で、温サラダ、ごま和え、ツナ和え、味噌汁、煮物、炒め物、天ぷら、かき揚げに。

⑧青茄子:
トゲに注意!揚げナス、天ぷら、焼きナス、夏野菜カレー、中華炒め、味噌汁に。
皮を?いてラップで包み、レンジで4分間チンすると美味しい蒸しナスになります。
ポン酢やゴマだれ、わさび醤油でどうぞ。

 

※上の野菜リストは、傷みやすさなどを考えて、早く食べて頂きたい順に並べています。
※梱包されているビニール袋のまま、野菜室で保管すれば1週間程度は鮮度が保たれます。

 

<カンタン・レシピ>

〇きゅうりの佃煮 作り置きできて、ご飯のお供にぴったり。

①きゅうりは水洗いして、2ミリ厚に輪切りする。
②ボウルにきゅうり入れ塩を振って10分間置き、水分を搾る。
③フライパンに油を熱し、きゅうり、しょうがの千切り、塩昆布、鷹の爪、砂糖、しょうゆ、みりん、酢を適量入れて水分が無くなるまで炒めて出来上がり。

〇甘とうがらしの佃煮(万願寺や伏見甘長)
煮びたしとほとんど同じですが、少し硬くなった甘とうがらしにはぴったりです。酒のアテやお弁当のおかずにも。

①甘とうがらしは、柄をちぎり取り、1センチ幅に輪切りにする。
②フライパンにごま油を熱し、とうがらしをしっかり炒める。
③だし?油、酒、砂糖を好みの分量で合わせて、とうがらしを煮る。
④汁気が少なくなって来たら、かつお節を加えて、よく混ぜて出来上がり!

〇暑い時期にぴったり!青なすのお造り

①茄子はピーラーで皮を?いて、ラップに包み、レンジで4分、または蒸し器で蒸す。
②蒸しあがったら、良く冷やして薄切りにして皿に盛り付ける。
③スライスしたトマトやモッツァレラチーズを合わせても良い。
④わさびと醤油でお刺身のように頂きます。

〇オクラのやみつき中華浅漬け

①オクラは1分間塩茹でする。
②水、中華だし、にんにく、酒、鷹の爪を鍋に掛けて、濃い目のダシを作る。
③オクラを漬け込んで、冷蔵庫で数時間冷やしたら出来上がり。
④お好みで、白ごま、ラー油をかけてどうぞ。


<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。


★休止や日時・頻度・送り先などの変更がありましたらお気軽にご連絡ください。

★傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報ください。

~以上