令和3年9月下旬の野菜セット。

 

9月17日(金)の夜から風雨が強くなり、18日(土)の朝にかけて台風14号が通過しました。

進路を南に下げて、瀬戸内海を横断するように進んだため、広島ではほとんど被害が無く済みました。

 

キュウリはほとんど被害を受けず、ひと安心。
えごまも倒れていなかった。

太平洋では大型の台風16号が発生しているもよう。今年は秋台風が多い年です。

 

さつまいもを試し掘り。かなり小さめ。10月中、下旬からお届け。
今年はピーマン、甘とうがらしの色づきが早い。そして硬い。
夏の低温と日照不足で、早く実を成らそうとしたのかもしれない。
ロメインレタス、サニーレタス、キャベツ、ブロッコリー、菜花、かつお菜などを定植。
すぐにネットを掛けるが、隙間から虫が侵入してくる。
キャベツ、ブロッコリーに、ハスモンヨトウの被害が出始めている。
芯芽を喰われると影響が大きいので、早く見つけては手で潰す。
同じ畝で、集中的に被害が出ている株と、まったく被害の無い株が隣接している。
やはり頑強な苗に仕上げる事が大切。

一般に、9月から10月上旬ごろまでは「秋の端境期」(はざかいき)になり、野菜が不足します。

貯蔵カボチャがほぼ終了し、ナスの回復も遅れ、葉物も不足しているため、野菜セットは綱渡り状態が続いています。

今回はレストラン用に育てているミニ茄子・フェアリーテイル(妖精のしっぽ)が入りました。

来週から、インゲン豆がお届け出来る予定です。

どうぞお楽しみに。

 

畑の片付けと準備、苗の定植、稲刈り、えごまの収穫と、11月中旬頃まで忙しさが続きそうですが、こんな夕日を見ると、明日も頑張ろうという気持ちになります。

 

旬野菜の宅配セットの「新規お申込み」は、令和3年10月中旬頃から再開の予定です。m(v_v)m。

▲本日、9月25日(土)着の野菜セット
(1,800円・税込み・送料別)
有機JAS認証取得(OCC119-015 志和Organicラボ.)

~9月25日(土)着分の「七三農園だより」より~

9月17日の深夜、台風14号が瀬戸内海を抜けて紀伊半島に進みました。

おかげさまで大きな被害も出ず、ほっとしています。

9月23日は二十四節気の「秋分の日」。昼夜の時間が等しくなり、この日を境に日が短くなっていきます。

畑では、秋冬野菜の定植の真っ最中。秋じゃがいも、ブロッコリー、レタス、キャベツ、ケール、菜の花、春菊、かつお菜、白菜などなど。

端境期のため、いましばらく野菜不足が続きますが、どうかご容赦願います。

コロナと気候に翻弄される今日この頃、新鮮野菜を食べて健やかにお過ごしください。

 

①かぼちゃ(カット):
早めにワタとタネを取って冷蔵庫で保管して下さい。
タネも食べられます。
ビタミン類、βカロテン、カリウム、食物繊維が豊富。
スライスしてじっくりソテーがおススメ。
天ぷら、煮物、ポタージュ、コロッケ、プリン、焼き菓子にも。

②ラディッシュ:
ビタミンC、カルシウム、カリウムなどが豊富な緑黄色野菜。
水洗いし、根は丸ごと生サラダ、パスタの付け合わせ、甘酢漬け、浅漬けに。
葉は刻んで生サラダ、味噌汁、スープに。

③きゅうり:
いぼ有りの四葉系、シャキットという品種。
皮が少し硬め。塩で揉むか、縞剝きしてください。
パリパリの歯ざわりが美味しく、酢の物、生サラダ、浅漬け、中華炒めに。

④わさび菜:
ほんのりピリ辛がクセになる葉野菜。
ビタミンA、B2、C、βカロテンが豊富。
殺菌作用のあるアリルイソチアネートを含む。
おひたしがおすすめ。生サラダ、炒め物にも。

⑤チンゲン菜:
クセがなく、カロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウムが豊富な中国野菜。
よく洗って縦にざっくり刻み、中華炒め、卵とじ、卵スープ、八宝菜、味噌汁、鍋物などに。


⑥空芯菜:
一晩水に浸けるとシャッキリします。
βカロテン、ビタミンB類、鉄分、マグネシウム、葉酸が豊富。
水洗いして刻み、フライパンにゴマ油とニンニクを熱して炒め物に。中華だしやナンプラーでどうぞ。

⑦伏見甘長とうがらし:
辛くないとうがらし(稀に辛いものも有ります)。少し硬めです。
半分または四つに切り、じっくり素焼きがおすすめです。
天ぷら、炒め物、煮びたし、焼きびたしなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユにも合います。

⑧ミニ茄子:
かわいいミニ茄子、フェアリーテイル。皮は固め。
縦半分に切り、フライパンでじっくりソテーまたは素揚げ。味付けは塩胡椒で。
1センチ角にサイコロ切りし、煮物、味噌汁、スープ、炒め物に。


※上の野菜リストは、傷みやすさなどを考えて、早く食べて頂きたい順に並べています。
※梱包されているビニール袋のまま、野菜室で保管すれば1週間程度は鮮度が保たれます。

 

<カンタン・レシピ>

〇炒め物にお酢を!

暑さが体力と食欲を奪う季節。
我が家では、炒め物の最後にしっかりお酢を効かせて、さっぱり甘酸っぱく仕上げています。
食欲が進み、コクも出て、疲労回復にも効きそうです。

〇かぼちゃの種のおつまみ

①スプーンでワタとタネを取り出し、よく洗ってワタを落とす。
②タネは耐熱皿に広げてレンジで2,3分乾燥させる(2回くらい)。
③フライパンにオリーブオイルを熱し、タネをじっくり炒る。
④こんがり焼き色が付いたら塩を振って完成!殻ごとパリパリ食べてください。

〇空芯菜の炒め物  かんたんで栄養たっぷりの炒め物です。

①空芯菜は水洗いして、一口サイズにざく切りする。
②フライパンにごま油を熱し、みじん切りニンニク、こま切れ豚肉、空芯菜、キノコ、玉ねぎ、もやしなどを加えて炒める。干しエビを入れるとコクが出ます。
③味付けは、中華だし、ナンプラー、マヨネーズ、だし醬油など、お好みでどうぞ。


〇甘とうがらしの佃煮(万願寺や伏見甘長)
煮びたしとほとんど同じですが、少し硬くなった甘とうがらしにはぴったりです。酒のアテやお弁当のおかずにも。

①甘とうがらしは、柄をちぎり取り、1センチ幅に輪切りにする。
②フライパンにごま油を熱し、とうがらしをしっかり炒める。
③だし?油、酒、砂糖を好みの分量で合わせて、とうがらしを煮る。
④汁気が少なくなって来たら、かつお節を加えて、よく混ぜて出来上がり!


<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。


★休止や日時・頻度・送り先などの変更がありましたらお気軽にご連絡ください。

★傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報ください。

~以上