2018年1月下旬の野菜セット。

1月下旬は、ほぼ毎日粉雪が舞い、最低気温がマイナス7℃、日中の最高気温も0℃以下と、本当に寒い日が続きました。
白菜、タアサイは「塔立ち」しはじめ、大根類は根の先端が凍み、冬野菜も終わりに向かっています。
いま現在、お届け出来る野菜は、乾燥黒大豆、博多かつお菜、ちぢみ小松菜、タアサイ、カーボロネロ、カリーノケール、コーラルリーフ、聖護院大根、あじまるみ大根、紅くるり大根、さつまいも、赤ネギです。
早ければ2月3日(土)、良く持っても2月10日(土)には野菜セットをいったん終了することになりそうです。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解をお願い申し上げます。

露地のアブラナ科野菜が終了していくのは仕方のないことですが、その他の野菜で補うことが出来なかったのが心残りです。
この秋冬はすべて露地栽培(ビニールハウスではない)で、10月以降の寒さと日照不足で、ホウレンソウ、春菊、レタス類の生育が追い付いてこなかった。
また、遅れて植えたジャガイモは、10月下旬の霜にやられて、まったく収穫出来なかったことも大きい。

気持ちはすでに春夏野菜に向いており、苗づくりや畑のメンテナンスをどんどん進めたい気持ちでいっぱいです。
春夏もきっと厳しい気候になるだろうから、その前提で排水対策や土づくりを怠らずしっかりとやりたい。
はじめての稲作、ハーブ栽培の準備も進めたい。
ただ、その前に確定申告や溜まった書類仕事、納屋の修繕などもやらねば。

 

 

 

 

 

 

 

 

▲1月23日の強風で吹き飛ばされた露地のトンネル
もう修繕を諦めてしまった(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

▲同じく23日の強風で春菊を覆っていた不織布も飛ばされる。
妖怪「一反木綿」のようにひらひら舞う。中国電力さん取ってもらった。

 

 

 

 

 

 

 

▲簡単に淹れられる黒豆茶
現在、お届けしている丹波種黒大豆で簡単に淹れられる黒豆茶のレシピです。
女性に嬉しい黒大豆の栄養分が効率よくとれる黒豆茶の作り方を紹介します。
湯のみ3~5杯(0.5リットルの小さな急須)分です。

①黒大豆は1つかみ(25粒くらい)を軽く水洗いして、濡れたまま皿に広げる。
②皿のまま電子レンジ500Wで4分間チンする。黒大豆の薄皮がはじけます。
③黒大豆を急須に入れ、90℃くらいの湯(ポットの湯がちょうど良い)を注ぐ。
④3、4分間ほどで小豆色に抽出できたら飲みごろです。

残った黒大豆は、そのままおつまみとして食べたり、サラダや煮豆、豆ご飯にも使えます。
定番の煮豆だけでなく、黒豆ごはん(炊飯器に豆と塩少々を入れるだけ)、炒り豆、手作り納豆、ケーキなど焼き菓子にも使えます。
また甘い煮汁は、牛乳や豆乳を加えて温めれば「黒豆ラテ」としても楽しめます。
詳しくはクックパッドなどで調べてお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

 

▲野菜セット(小)1,500円(税込み・送料別)
今現在は新規のご注文をお受けしておりません。

~昨日1月27日(土)到着分の「七三農園だより」より~

1月20日(土)の「大寒」以降、全国各地で強大な寒気が猛威を振るっています。
志和町でも寒風が吹き荒れ、野菜を覆う不織布やビニールトンネルが吹き飛んで電線に掛かり、中国電力さんに取ってもらいました。
大根は土ごと凍って抜けず、葉野菜は凍結と溶解を繰り返して凍み傷みが出ています。
長ネギに至っては、土から掘り出せませんでした。まだしばらく寒さが続きそうなので、皆様もどうぞお気を付けください。
白菜などアブラナ科野菜がいよいよ塔立ちし始め、冬野菜が2月上旬で終了しそうな勢いです。
「塔立ち」には抗えませんが、確実に春が近づいているあかしです。
次シーズンは、これまで以上に楽しい野菜づくりを目指しますので、どうぞお楽しみに。
寒い日が続きますが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごし下さい。

①タアサイ:
塔立ち直前です。冬に美味しい中国野菜。
ロゼットのように葉を広げて生育します。
βカロテン、カリウム、カルシウム、ビタミンKが豊富。
加熱調理向きで、肉、あぶらあげ、卵と一緒に炒めると美味。

②はくさい:
今年のはくさいは失敗ばかり。「誉の極み」という品種。
10月の寒さと日照不足でゆる巻き、葉は少し硬めです。
鍋物、味噌汁、煮物、八宝菜や炒め物、漬物に。

③さつまいも:
凍み傷みあり!品種は「紅あずま」。
食物繊維、アントシアニン、ビタミンC、カリウムなどが豊富。
蒸し芋、焼き芋、天ぷら、素揚げ、かき揚げ、チップス、お菓子づくり、味噌汁に。
新聞に包んで10℃以上になる場所で保管してください。

④黒大豆:
お正月に間に合わなかった丹波種黒大豆です。
大豆ポリフェノール、イソフラボン、レシチン、カリウムなどが豊富で、栄養の塊と言われます。
豆ご飯、煮物、炒り豆、黒豆茶、手作り納豆、いろんなお菓子作りにどうぞ。
少し水洗いしてください。

⑤聖護院大根:
甘くて柔らかい品種。
煮物、おでん、ポトフ、浅漬け、細く刻んで生サラダに。
厚く切ってじっくりグリル、天ぷら、細長く角切りしてフライでもおすすめです。

⑥紅くるり大根:
小さめ!柔らくて甘い品種。
細かく刻んで生サラダ、ピクルス、スープ、ポトフに。
煮ると汁が赤くなるのでご注意を。

⑦間引き大根:
品種は奈良の「あじまるみ大根」。
根は甘くて柔らかく、煮物向き。
葉は味噌汁、炒め物、浅漬けに。細かく刻んでゴマ油で炒め、醤油とジャコで和えて、ご飯のお供にどうぞ。

⑧白菜の花:
少量!早生の白菜がとうとう花を咲かせました。
あっさりした甘さで、おひたし、天ぷら、味噌汁、炒め物、浅漬けに。
茎元は固いので、柔らかい部分だけ切り取ってお使いください。

<お知らせ>
広島県有機農業研究会2018年総会&講演会」のチラシを同封します。
今回は小さな会場で、すぐ定員に達しそうなので、ご参加の方はお早めにお申し込み願います。
有機野菜ミネストローネ試食(少量です)もあります!

<今後の見通し>
野菜の塔立ちにより、2月中旬ごろ、宅配セットのお届けを休止させていただきます。
時期が決まりましたら、ホームページ、メール、手紙などでお知らせします。
再開は5月上旬の予定です。
ご不便をおかけしますが、ご了承をお願い致します。

<かんたんレシピ>

〇ほっくり美味しい根菜類のソテー
根野菜の素の味がいちばん楽しめるレシピです。紅くるり大根、にんじんなどでお試しください。

①根菜類を7~8ミリの厚さに輪切り、または厚めの船形に切る。
②フライパンにオリーブオイルとにんにくを熱し、根野菜を投入する。
④両面に少し焦げ目が付くまで、中火でじっくり炒める。
⑤火を止めて、塩胡椒、お好みに応じてパセリやハーブを添えて出来上がり!

〇節分の邪気払いに。 手軽な黒豆茶
女性に嬉しい黒大豆の栄養分が効率よくとれる黒豆茶の作り方を紹介します。
湯のみ3~5杯分(0.5リットルの小さな急須)です。
①黒大豆は1つかみ(25粒くらい)を軽く水洗いして、濡れたまま皿に広げる。
②皿のまま電子レンジ500Wで4分間チンする。黒大豆の薄皮がはじけます。
③黒大豆を急須に入れ、90℃くらいの湯(ポットの湯がちょうど良い)を注ぐ。
④3、4分間ほどで小豆色に抽出できたら飲みごろです。
残った黒大豆は、そのままおつまみとして食べたり、サラダや煮豆、豆ご飯にも使えます。
定番の煮豆だけでなく、黒豆ごはん(炊飯器に豆と塩少々を入れるだけ)、炒り豆、手作り納豆、ケーキなど焼き菓子にも使えます。また甘い煮汁は、牛乳や豆乳を加えて温めれば「黒豆ラテ」としても楽しめます。詳しくはクックパッドなどで調べてお楽しみください。

<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみがら薫炭、油滓、有機石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っております。土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用いています。窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げています。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、ブログ、フェイスブックで発信しておりますのでどうぞご覧ください。

◆野菜の傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報くださりますと幸いです。

~以上