令和4(2022)年10月下旬の野菜セット。
今現在も、野菜が少ない状態が続いております。
ご新規のお客様は、土曜日着分(関東の方は日曜日着)のみ、お届けが可能です。
ご了承をお願い致します。
令和4年10月1日より、クロネコヤマトの運営変更により、
関東方面のお客様は、木曜日着、日曜日着となります。
ご不便をお掛けしますが、ご容赦をお願い致します。
10月30日(日)にやっと稲刈り。
もう覚えておられないかも知れませんが、今年は田植え時の5、6月に厳しい水不足に見舞われました。
近隣では、田植えを諦めた(または面積を縮小した)方もおられます。
七三農園では、田植えは何とか出来ましたが、その後も水不足に悩まされ、有機栽培では肝要な初期の深水管理が実現できませんでした。
夏は夏で、厳しい暑さと忙しさで、きちんと除草が出来ず、アメリカセンダングサやコナギ、ホソバヒメミソハギなどを盛大に蔓延らせてしまいました。
収穫量は、かなり少ないと思っていましたが、例年並みくらいはありそうです。
11月中旬に脱穀、それから三原市の師匠宅にお願いして籾摺り、新米となります。
早くて11月下旬、または12月上旬からお届け出来そうです。
ただし、悲劇はありました。
今年、頑張って作付けを増やした「旭」は、収穫目前で全量をシカに喰われ、1反以上をダメにしてしまいました。最後まで防獣ネットを設置できなかったからですね。
でもね、これで良いのだ。
これが今の実力なのです。
やったらやった分だけ、応えてくれる。ズルをしたら、必ず自分に返って来る。
ミラクルが起きないことが、また農業の魅力でもあります。
また来年、頑張れば良いのです。
ということで、稲刈り終了後に妻と一緒にGRACE(恵み)のポーズ。
~10月29日(土)着分の「七三農園だより」より~
季節がどんどん進み、もう11月・霜月です。
毎日、深い霧が出て、朝露が野菜たちを濡らしています。
七三農園では今週末、やっと稲刈りです。
天日干しをして、12月から新米がお出しできると思います。
野菜も、しょうが、さつまいも、枝豆が終了し、ようやく葉物野菜が出始めました。
11月中旬からは、大根、ケール、ブロッコリーなども出始めると思います。どうぞお楽しみに。
急な寒さが身体に堪える時節ですが、新鮮野菜を食べて健やかにお過ごしください。
①枝豆:完熟です!「小糸種在来青大豆」の枝豆。大豆ポリフェノール、イソフラボン、レシチン、カリウムが豊富。ざっと水洗いして、茹で豆、フライパンで塩焼き、豆ご飯などでお楽しみください。
②かぼちゃ(カット):早めにワタを取ってください。ダークホースという品種。ビタミン類、βカロテン、カリウム、食物繊維が豊富。厚切りしてじっくりソテーがおススメ。天ぷら、煮物、ポタージュ、グラタン、コロッケ、プリン、焼き菓子にも。
③サニーレタス:ふんわり柔らかいマザーレッドという品種。生サラダが定番ですが、マリネ、炒め物、スープ、ナムル、卵とじ、パスタにも。意外と味噌汁、焼き飯にも合います。
④インゲン豆:スジの無い食べやすい品種。カルシウム、カリウム、βカロテン、アスパラギン酸が豊富。ヘタを取って軽く茹で、温サラダ、ごま和え、ツナ和え、味噌汁、煮物、炒め物、天ぷら、かき揚げに。
⑤にんじん:有機JAS仲間「百や」さんからの一品。サラダ、炒め物、煮物に。葉は、茎を除いて軟らかい部分をみじん切りで、ごま油、醤油、じゃこと一緒に炒めてご飯のふりかけに。かき揚げ、パセリ代わりに。
⑥フルーツパプリカ:生でも食べられる甘くて可愛いミニパプリカ。刻んで生サラダ、マリネ、ピクルス、肉詰めに。チャーハンやピラフにも合います。夏野菜カレーにも。
⑦里芋:もっともポピュラーな石川早生という品種。やわらかく粘り気が強いのが特徴。煮物、味噌汁、あんかけ、グラタン、ポタージュにも。袋から出して乾かし、新聞紙などに包み、常温で保存してください。
⑧新しょうが:抗菌作用、新陳代謝を高める効能あり。香りづけに幅広く使えます。ピクルス、甘酢漬け、炊き込みご飯がおススメ。ひねしょうがは、擦り下ろして冷奴の薬味、しょうが焼きにも。
※野菜の番号は、早く食べて頂きたい順番に並べています。
※新しょうが、古(ひね)しょうがについて
淡い色のほうが「新しょうが」。しょうがご飯、ピクルス、甘酢漬け、炊き込みご飯に。
濃い色のほうが「ひねしょうが」。摺りおろして薬味に。千切り、甘辛く煮詰めて佃煮に。
<カンタンレシピ>
〇ニンジン葉のキーマカレー
ビタミンA、鉄分、カルシウムを豊富に含むニンジン葉を有効活用!
①ニンジン葉はよく洗って、出来るだけ細かくみじん切りにする。
②玉ねぎのみじん切り、合挽きミンチをフライパンでじっくり炒め、そこにニンジン葉を投入し、さらにじっくり炒める。
③水、スープの素などを加え、市販のカレールウを加えて、じっくり炒め煮する。トマトジュースを加えても美味しい。
④ふつうのカレーより少な目の水加減になったら出来上がり!
〇かぼちゃのニョッキ 里芋、じゃがいもなどでもOK
①かぼちゃは、1センチの厚さにくし切りして、ラップで包んで柔らかくなるまで加熱。
②皮を取り除き、ザルで裏ごし、またはマッシャーでつぶす。
③かぼちゃの半量の米粉(小麦粉)、塩少量、卵1個を加え、耳たぶの硬さまでよく混ぜる。
④クリームシチューの顆粒でスープを作っておく。
⑤かぼちゃは、小さな小判型に形を整え、スープに入れて浮いてくるまで煮れば完成!
〇身体が温まる!しょうがごはん
しょうがは加熱するとショウガオールという成分が生じ、血行を促進し、身体を温めます。①しょうがはマッチ棒の太さに千切りする。
②お米を研ぎ、米1合に対し、しょうがは親指くらいの分量を加え、通常の水加減で炊飯。
③お好みで、炊飯前に出汁醤油、鶏ひき肉などを加えても美味です。
※しょうがの茎は、玄関に置いたり、お風呂に浮かべて香りをお楽しみください。
〇里芋のポタージュ
①里芋は皮を?き、厚めに切る。長ネギまたは玉ねぎをみじん切り。
②野菜を鍋に入れ、だし汁で煮る。
③里芋に火が通ったら、取り出してミキサーまたはブレンダーにかける。
④鍋に戻し、豆乳または牛乳、白みそ、黒胡椒を加えて味付けし、中火で煮る。
⑤器に盛り、お好みでオリーブオイル、パセリ、ピンクペッパーなどを振る。
〇フルーツパプリカの塩マリネソテー
①フルーツパプリカは種を取って、房に沿って大きめに切り分ける。
②パプリカに天日塩を振り、半日ほど置いて水分を出す。
③フライパンにオリーブオイルを熱し、水気を取ったパプリカをじっくり炒めて完成!
休止や日時・頻度・送り先などの変更がありましたらお気軽にご連絡ください。
傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報ください。
以上