令和5年8月上旬の野菜セット。

野菜セットにつきまして、新規のご注文を停止させていただいております。

ご新規のお客様は、令和5年10月ごろから承る予定です。


また、現在お届け中のお客様も、もしかしたら出荷がストップする可能性があります。

何卒、ご容赦をお願いいたします。

7月30日、彩雲が現れる。

7月20日(木)以降、まったく雨が降らず、畑はカラカラに干からびています。

8月に入って、ツクツクボウシ、ミンミンゼミが鳴き始めました。

また、日中は36℃前後まで上がり、厳しい暑さが続いています。


とは言え、朝夕はわずかに涼しくなり、昼間の太陽も7月とは異なり、少し弱気になったように感じます。

今しばらく残暑は続くと思いますが、季節は一気に秋めいて来るでしょう。


8月から11月までが、一年でいちばん忙しい時期になります。

夏野菜への追肥、潅水。

春野菜の片付け、緑肥の粉砕と鋤き込み。

畔草刈り、水田の管理。

秋冬野菜の苗づくり。


これらが全て重複する時期となります。

ここが頑張りどころですね。

 

小さな水路に堰板をはめて里芋畑に導水する。
レタス、キャベツ、ケールなどの春野菜跡地を片付ける。
緑肥ソルゴーを粉砕して鋤き込む。9月には大根を播く。
今年も異常によく伸びる畔草をひたすら刈る。
ニンジン畝の太陽熱除草を急ぐ。
イノシシは転々と場所を変えて暴れている。
防獣ネットの支柱をイノシシにへし折られる。
育苗ハウスを整理する。
夕方、刈った草を焼く。たなびく煙に情緒を感じる。
飛行機雲の観察は一層深化する。専用Twitterを立ち上げようと考えている。
8月2日(水)着の野菜セット
1,800円(送料・クール料金別)
有機JAS認証取得(OCC119-015 志和Organicラボ.)

~令和5年8月2日(水)の七三農園たよりより~

全国的に、全世界的にも厳しい暑さが続いています。

畑では日中36℃を超え、また7月20日以降は雨がまったく降らず、カラカラに干からびて野菜たちもしんどそうです。

そこに忍び寄る台風6号の気配。何とか災害が起きないように祈るばかりです。

来週からは、キュウリ、鞘いんげんが出始める予定ですが、しばらく野菜が不足気味になりそうです。

8月お盆に向けて、休止や送り先の変更などがあれば、お気軽にご連絡ください。

脱水とミネラル不足が気になる時節ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。

 

①枝豆:
茶豆の「湯上り娘」という品種。
鮮度が失われやすいので、真っ先に食べてください。
タンパク質、ビタミンB、カリウム、カルシウムが豊富。
塩茹、鞘ごとフライパンで塩焼き、豆ご飯などでお楽しみください。

②モロヘイヤ:
野菜の王様と言われ、カロテン、ビタミンB群、カルシウムなどが豊富。
水洗いして、茎ごと軽く塩ゆでし、たたき、おひたし、卵とじ、スープ、チヂミの具に。納豆と混ぜても美味。

③ミディトマト:
濃厚な甘みの「Mr.浅野のけっさくトマト」。
水を制限しているため、皮は少し硬めです。生サラダ、炒め物、スープ、ラタトゥイユ、マリネに。意外とトマト味噌汁、グリルも美味しい。

④おくら:
βカロテン、ペクチン、カリウム、カルシウムが豊富な「ヘルシエ」という品種。
夏バテ解消にピッタリなスーパー野菜です。
軽く茹でて刻み、白ごま、塩昆布、海苔などで和え物、天ぷら、煮びたし、素焼きに。

⑤ピーマン:
肉厚で美味しい「京波」という品種。
ビタミンA、C、P、カロテンが豊富。
加熱してもビタミンが壊れにくいので、炒め物、スープ、肉詰め、チンジャオロース、夏野菜カレー、無限ピーマンにも。

⑥黒長ナス:
ふんわり柔らかい「ふわとろ」という品種。
焼きナス、揚げナス、煮びたし、天ぷら、麻婆茄子、味噌汁、浅漬けにぴったり。

⑦伏見甘長とうがらし:
京都の伝統野菜、辛くないとうがらし(稀に辛いもの有り)。
肉厚で軟らかく、素焼き、天ぷら、炒め物、煮びたし、焼きびたしなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユに。

⑧じゃがいも:
ほっくり美味しい「さんじゅうまる」という品種。
やや粉質で味が浸みやすく、おでん、肉じゃが、コロッケ、ポテトサラダがおすすめ。
グリルやガーリックポテト、グラタンも美味です。


※野菜の番号は、早く食べて頂きたい順番に並べています。

※黄砂や砂埃がついていますので、ぬるま湯でよく洗ってからお召し上がりください。

※葉野菜がしんなりしていたら、ボウルに水を張り一晩漬けておくとしっかり回復します。


<カンタンレシピ>

〇シンプルで美味しい野菜の素焼き おくら、甘長とうがらし、じゃがいも、何でも!

①野菜は水洗いして水気をふき取り、一口大に切っておく。
②フライパンにオリーブオイルを加熱し、野菜を投入する。
③焦げ付かないように返しながら、中火でじっくり焼く。
④十分に火が通り、軽く焦げ目が付いたら出来上がり。シンプルに塩コショウでどうぞ。

〇じゃがいものビシソワーズ(冷製スープ)

①玉ねぎをみじん切りにして、バターを溶かしたフライパンで炒める。
②じゃがいもは皮をむいて、小さく切り、一緒に炒める。
③しっかり火が通ったら、顆粒コンソメと塩コショウで味を調える。
④ブレンダーまたはミキサーに掛けて、トロトロに仕上げる。
⑤冷蔵庫で冷やし、刻んだ小ネギかパセリをかけてお召し上がりください。

〇モロヘイヤのたたき  かんたんで栄養たっぷり。納豆に混ぜて。ご飯のお供に。

①モロヘイヤは葉から茎まで全部使います。水で良く洗い、熱湯で30秒くらい茹でる。
②ザルに取り、軽く絞って水気を切る。
③まな板に乗せて包丁で細かく叩き、粘りが出たら出来上がり。ポン酢、白だしなどお好みでどうぞ。納豆に混ぜても美味しい。
※花と若い実がついていますが、そのまま食べても大丈夫です。気になる方は、お手数ですが切り取ってください。

〇茄子のさっぱり煮

①茄子は皮を剥いて、5ミリの厚さに短冊切り。
②フライパンに、だし?油を暖め、豚こま、青茄子、エノキ、とうふなどを煮る。
③肉に火が通ったら火を止めて、ポン酢、白ごまを加えて出来上がり!

〇甘とうがらしの煮びたし(万願寺や伏見甘長)

京都のおばんざい風、もっともベーシックな食べ方です。冷えても美味しい。
①とうがらしのへたは取らずに、大きいものは縦半分に切る。
②フライパンに油を熱し、刻んだ油揚げと一緒に軽く炒める。
③和風だしをひたひたに加えて、くったりするまで煮る。
④器に盛り、じゃこやかつおぶしを振りかけて出来上がり!

〇西洋の肉じゃが、夏野菜の煮物

トマトをベースにした夏野菜の煮込み料理にはラタトゥイユ(フランス料理)とカポナータ(イタリア料理)があります。ラタトゥイユはズッキーニを、カポナータはナスの素揚げを使います。酢が効いて、たくさん食べられます。冷えても美味しい。
①ナスまたはズッキーニ、玉ねぎ、じゃがいも、インゲン豆などは大きめの一口大に切る。
②フライパンにオリーブ油を熱し、刻んだニンニクで香り付けする。
③野菜をしっかり炒め、トマトを加えて、20分ほど煮る。
④白ワイン、塩こしょう、あればショウガ、チリパウダーなどで味付けし、酢をしっかり効かせたら夏らしい爽やかな一品に仕上がります。パンやパスタに合わせてどうぞ。


※休止や日時・頻度・送り先などの変更がありましたらお気軽にご連絡ください。
※傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報ください。


以上です。