2017年2月下旬の野菜セット。
【お詫び】現在、新規のご注文はお受けできません。
また宅配セットは、3月11日(土)から4月末日まで、休止になります。
再開の折には、ホームページや手紙などでお知らせします。
何卒よろしくお願い申し上げます。
このところ、宵の明星が美しく、夜明け前の朝焼けもぐっと美しく、季節の巡りを感じます。
また、短い周期で雨と晴れの繰り返しで、畑がずっと湿ったままです。
2月11日(土)に開催した「広島県有機農業研究会 通常総会&記念講演会」は盛況でした。
講師の「まるごと料理家」今村千恵子さんのお話は、料理に留まらず、農から自然、人の心のつながり、子どもの成長まで、楽しく心に沁みる講演会になりました。
講演後は、短時間でしたが、講師や有機農家と参加者とが直接ふれあえる交流会もできて、良い会になったと思います。
~本日、2月22日(水)到着の「七三農園だより」より~
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先週2月18日は二十四節気の「雨水」。
寒さと暖かさが交互に訪れ、雪が雨に変わる時節です。まだ朝は冷え込みますが、確かに雪より雨が多くなってきました。
畑では、12月蒔きのニンジン、小カブの本葉が出たり、スナップえんどうのつるが伸び始めたりして、春を感じさせます。
今シーズンは、キャベツ、菜の花、ブロッコリーなどアブラナ科が不調でしたが、次シーズンはどんな風になるのか楽しみです。
現在は、新しいタネを買い揃えたり、ハーブ栽培など色んなプランを夢想しています。
インフルエンザが流行る今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。
①大根:京都の伝統品種、聖護院大根です。柔らかくて甘く、煮崩れしないので、煮物や炒め物向き。生でも美味しいので、生サラダ、野菜スティック、浅漬けにも。
②大葉春菊:軟らかくクセのない品種。カロテン、各種ビタミン類、カリウム、カルシウムが豊富な緑黄色野菜。生サラダ、味噌汁やスープの実、野菜しゃぶしゃぶ、おひたし、炒め物、パスタに添えて。
③菜の花:「花まつり」という品種。おひたし、天ぷら、炒め物、煮物、温サラダに。和風だしで豚肉、油揚げと一緒に煮浸しが美味。根元の固い部分はカットしてお使いください。
④水菜:サラダ向けの水菜です。ビタミンC、E、鉄分、カルシウム、βカロテンが豊富な健康野菜。生サラダ、おひたし、炒め物、味噌汁、鍋物、浅漬け、パスタに添えて。
⑤ホウレンソウ(少量!):10月にタネを蒔いて、やっとこの大きさ。出来が悪くてスミマセン!卵とじ、味噌汁、スープ、炒め物、おひたし、温サラダでどうぞ。
⑥じゃがいも:『あいのあか』。ビタミンC、カリウムが豊富でお米よりも低カロリー。ほくほくの甘さで煮崩れしにくく、きんぴら、炒め物、カレー、シチューにぴったり。
⑦ニンジン:香り豊かな黄色と赤のセット。βカロテン、リコピンを多く含みます。定番の煮物、炒め物、生サラダ、温サラダ、スープ、ピクルスにも。
⑧小松菜:ハウス栽培の小松菜。おひたし、煮びたし、味噌汁、炒め物、クリームシチューなど、どんな料理にも合う万能野菜です。こう見えてビタミンA、C、E、カルシウムも豊富な緑黄色野菜です。
※じゃがいもは、暗くて風通しの良い場所で保管してください。蛍光灯程度の灯りでも、青変して毒素ソラニンが生じますのでご注意ください。
<お知らせなど>
昨秋に豊作だった「えごま」の実を岐阜県の「白川エゴマ搾取所」に送り、えごま油に加工してもらっています。
この搾油所は、焙煎せず、常温で生絞りをしてくれるので、栄養成分が壊れず長持ちするのが特徴です。
1本あたり120mlのお手頃サイズで、和油ファンの間では常識となっている遮光瓶に入れての仕上がりになります(透明の瓶は見た目が美しいのですが、紫外線により油が変質しやすいので注意が必要です)。
無農薬、国産のえごま油はなかなか手に入らないので、どうぞお楽しみに。
入荷は3月になりそうなので、ホームページなどで改めてご案内させていただきます。
広島県有機農業研究会が後援している、「“不食の人”森美智代さん講演会」のお知らせです。
不食や断食は、医学的根拠には賛否ありますが、私の身の回りにも断食で難病(肝炎)を断ち切った人も居られます(この講演会の主催者)。
興味のある方はどうぞ。
いよいよ野菜が少なくなってきまして、出荷休止まで秒読みになりました。
昨年と同様、3月11日(土)に休止の予定です。
休止まで、じゃがいも、大根、春菊、水菜、ほうれんそう、菜の花、にんじん、ラディッシュ、こまつな、赤ねぎのいずれかが入ります。
8品目が揃わなくなった時点で終了します。ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い致します。
3~5月は、アブラナ科野菜のほとんどが塔立ちして品質が低下するので、完全に休止になります。再開は5月上旬を予定しています。
今年は、年間を通じて葉物を入れること、小カブやハーブに力を入れること、夏は各種の枝豆、なす、秋は丹波の黒大豆、サツマイモに力を入れようと考えています。
厳しかった昨夏から秋にかけての野菜不足の二の舞にならないように、厳しい気候を想定しながら、丁寧な仕事をやりたいと考えています。どうぞご期待ください。
<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料に頼らず、米ぬかをベースとした自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみがら薫炭、油滓、有機石灰、発酵資材)だけを用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っております。土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用いています。窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げています。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、ブログ、フェイスブックで発信しておりますのでどうぞご覧ください。
◆野菜の傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報くださりますと幸いです。
~以上