2017年2月上旬の野菜セット。

いよいよ野菜が少なくなってきまして、出荷休止まで秒読みになりました。
昨年は3月10日から休止しましたが、今年はもう少し早く休止になるかもしれません。

朝はマイナス4℃くらいに冷え込みますが、日中は10℃を超える日が続いています。
「立春」の今日は籾殻燻炭を焼いたり、トラクターで土起こしをしています。
また明日から雨になるので、管理機で溝を切っておきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~本日、2月4日(土)到着の「七三農園だより」より~

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今日は立春。まだ寒さが続きますが、「暦」のうえではもう春になりました。
確かに日が長くなり、18時を過ぎても畑仕事ができるようになりました。
これから低気圧が何度も通過し、暖かい雨と寒い日が交互に訪れ、梅が咲き始めます。
現在は、畑の土づくり、もみ殻燻炭づくり、新しいハウスの建設、来年の播種プランづくり、そして来週に迫った「有機農業研究会」の総会&講演会の準備を進めています。
インフルエンザが流行る今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。


 

 

 

 

 

 

 

①大根:
奈良県の品種、味まるみ大根。煮崩れしにくく、煮物向き。炒め物、おろし、浅漬けにも。
厚くスライスしてフライパンでじっくりソテーもおすすめです。

②大葉春菊:
初物!軟らかくクセのない品種。カロテン、各種ビタミン類、カリウム、カルシウムが豊富な緑黄色野菜。
生サラダ、味噌汁やスープの実、野菜しゃぶしゃぶ、おひたし、炒め物、パスタに添えて。

③わさび菜:
少し大きくなりました。ビタミンC、E、鉄分、カロテンが豊富。
辛み成分アリルイソチアネートは抗菌作用あり。
生サラダ、軽く茹でて温サラダ、おひたし、炒め物、味噌汁、スープ、浅漬け、パスタ添えに。

④水菜:
サラダ向けの水菜です。ビタミンC、E、鉄分、カルシウム、βカロテンが豊富な健康野菜。
生サラダ、おひたし、炒め物、味噌汁、鍋物、浅漬け、パスタに添えて。    

⑤ホウレンソウ(少量!):
10月にタネを蒔いて、やっとこの大きさ。有機で育てるのが難しい野菜のひとつです。卵とじ、味噌汁、スープ、生サラダでどうぞ。

⑥じゃがいも:
いわゆる普通のじゃがいも「出島」という品種。
ポテトサラダ、カレー、味噌汁、炒め物、おでん、きんぴらなど、万能に使えます。

⑦春キャベツ:
品種は「味春」。もともと巻きのゆるいサワー系と呼ばれる春キャベツですが、不調でとくにゆるくなっています。
生サラダ、コールスロー、炒め物、スープ、お好み焼き、タコ焼きに。

⑧赤ネギ:
初物!今年見事に失敗した赤ネギ(短い)です。
鍋物、味噌汁、スープ、ぬた、炒め物など。サラダやナムルにしても美味しいです。
βカロテン豊富な青い葉も食べて、風邪予防に。

※じゃがいもは、暗くて風通しの良い場所で保管してください。蛍光灯程度の灯りでも、青変して毒素ソラニンが生じますのでご注意ください。
※野菜にアブラムシが発生しています。温湯でよく洗ってからお召し上がりください。温湯に浸すと、しんなりした野菜もパリッと蘇ります。


<お知らせなど>
いよいよ野菜が少なくなってきまして、出荷休止まで秒読みになりました。
昨年は3月10日から休止しましたが、今年はもう少し早く休止になるかもしれません。
2月は、じゃがいも、大根、春菊、水菜、わさび菜、ほうれんそう、菜の花、にんじん、ラディッシュ、こまつな、バターナッツかぼちゃのいづれかが入ります。
8品目が揃わなくなった時点で終了しますが、その時期はできるだけ早めにお知らせします。
3~5月は、アブラナ科野菜のほとんどが塔立ちして品質が低下するので、完全に休止になります。
再開は5月上旬を予定しております。
今年は、年間を通じて葉物を入れること、小カブやビートに力を入れること、夏は各種の枝豆、なす、秋は丹波の黒大豆、サツマイモに力を入れようと考えています。
厳しかった昨夏から秋にかけての野菜不足の二の舞にならないように、厳しい気候を想定しながら、丁寧な仕事をやりたいと考えています。どうぞご期待ください。

~以上