令和３年１１月下旬の野菜セット。

１１月下旬から、朝夕が寒くなり、一気に冬らしくなりました。

一方で、日中はまだニホンミツバチやモンシロチョウが飛ぶなど、小春日和が続いています。

今年は１０月が晴天続きで暖かかったため、害虫たちが大盛況でした。

 

七三農園は、やはり設備が中途半端で、作業動線も優れていないので、なかなか出荷効率が上がりません。
この冬は、洗い場や作業場の整備をしっかりやって、来年度はもう少し安定した出荷を目指したいと考えています。

フェイスブック、インスタグラムもなかなか再開できず。

何をやっていたかというと、今、仕事として運営を請け負っている団体があって、そこの２０周年記念誌の作成を進めています。

その一環で行われたシンポジウムの書き起こしをしていたのですが、これがなかなか難しくて、講演時間の４倍以上の時間が掛かっています。

ようやく９割がた終わったのですが、これから編集や製本の段取りなど、３月一杯まで続きそうです。

昨年度は、別の団体で絵本づくりに関わったのですが、いろいろ勉強になることが多いです。いつか農業の本づくりをやりたいとアイディアを暖めています。

 

～１１月２７日（土）着分の「七三農園だより」より～

11月22日（月）は二十四節気の「小雪」。

そろそろ初霜が降りる頃ですが、日中は暖かく小春日和が続いています。

まだまだ害虫の被害があり、どの野菜もアブラムシやハムシの幼虫が付いている可能性があるので、温湯でよく洗ってお召し上がりください。

畑仕事はようやく一段落つき、ハウス内の播種、玉ねぎの定植を残すところとなりました。

この冬は、納屋の補修や畑の排水対策に力を入れたいと考えています。

今後は新じゃが、白菜などが出始める予定です。

また、天日干しの新米（夢まつり、旭）の販売も開始します。どうぞお楽しみに。

秋が深まる今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健やかにお過ごしください。

①サニーレタス：
ふんわり柔らかいマザーレッドという品種。生サラダが定番ですが、マリネ、炒め物、スープ、ナムル、卵とじ、パスタにも。意外と味噌汁、焼き飯にも合います。

②ケール：
苦みが少ないケールのミックス。βカロテン、ビタミンE、メラトニン、ルテイン、カルシウムが豊富。硬い筋を取り、細かく刻んでスープ、炒め物、お好み焼き、カレー、パンに挟むホットサンドもオススメ。

③小かぶ：
柔らかく甘い「あやめ雪」という品種。葉は刻んで味噌汁、スープ、炒め物、おひたし、浅漬け、ナムルに。根は、刻んで生サラダ、浅漬け、酢漬け、炒め物に。

④博多かつお菜：
アブラムシ付き！福岡の伝統野菜。ピリ辛でカツオのように味わいがある葉物。お雑煮やすまし汁に。刻んで味噌汁、すまし汁、おひたし、胡麻和えに。油に合うので、豚肉、油揚げを刻んで炒め物に。

⑤菜の花：
京野菜の代表種、菜の花です。軽く茹でて、おひたし、からし?油和え、ツナマヨ和え、パスタに添えて。豆腐、油揚げと一緒に和風煮物に。クリームシチューや炒め物にも合います。

⑥みさきキャベツ：
とんがり姿がかわいいキャベツ。ビタミンC、U、カルシウムが豊富。とても甘く、せん切りで生サラダがおススメ。炒め物、お好み焼き、焼きそばの具、ピクルス、ザワークラウトにも。

⑦大根：
宮重という愛知県の伝統品種。甘味が強く、煮崩れしにくいので、ふろふき大根、味噌汁、輪切りでじっくりソテーも美味。大根おろしやスティックサラダにも。

⑧紫さつまいも：
あっさりとした甘さのパープル・スイートロードという品種。食物繊維、アントシアニン、ビタミンC、カリウム豊富。焼き芋、干芋、天ぷら、大学芋、チップス、タルトやケーキなど洋菓子に。

⑨ご試食用新米（各ご家庭に１回）：
有機栽培、天日干しの「夢まつり」という品種。10分つき・白米です。手早く洗って良くすすぎ、30分以上吸水させてから炊くのがおすすめ。

※上の野菜リストは、傷みやすさなどを考えて、早く食べて頂きたい順に並べています。
※梱包されているビニール袋のまま、野菜室で保管すれば１週間程度は鮮度が保たれます。

＜カンタン・レシピ＞

〇ケールのチップス

キャベツの仲間で、ビタミン類が非常に豊富な健康野菜。チップスにすると、大人はお酒のあてに、子どもさんはオヤツにピッタリです。

①ケールは軽く洗って水気を切っておく。
②ボウルにケールとオリーブオイルを加えて軽く混ぜ合わせる。
③耐熱の皿にケールを重ならないように敷き並べ、電子レンジで６、７分間加熱する。
④ぱりっと仕上がったら全体に軽く塩を振って出来上がり！
ごま油を使うと韓国ノリ風に、パルメザンチーズを振るとイタリア風に。

〇レタス、新玉ねぎ、焼きサバのサンドイッチ　ケールを使っても美味。
冷凍の焼きサバを使えば、手軽なサンドイッチの出来上がり。お出かけに、お弁当に。

①焼きサバは焼いておく。
②バゲットまたは食パンを軽く焼いて、柚子胡椒を混ぜたバターを塗る。
③レタスを洗って大きめにちぎり、刻んだ新玉ねぎと焼きサバを包む。
④すべての具をパンに挟んで出来上がり！ごま油やマヨネーズでアレンジも楽しめます。

＜七三農園の栽培について＞
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料（米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材）を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。
「畑からキッチンまで直送！」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態（収穫後、概ね２４時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く）でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。

★休止や日時・頻度・送り先などの変更がありましたらお気軽にご連絡ください。

★傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報ください。

～以上