2020年7月中旬の野菜セット。

7月5日から14日にかけて、志和町で降った雨は、累計560ミリに達しました。

県内各地で大雨による被害が報告されています。

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七三農園では、幸い土砂被害はありませんでしたが、日照不足と水没で野菜たちが弱っています。

7月16日にようやく晴れて、遅れている秋冬畑の準備を進めています。

7月16日、久しぶりに晴れた。
伸びすぎた畦草を刈り、畑を乾燥させる。
畝間の草を刈り、日照と通風を確保し、肥料を与える。
中玉トマトがようやく色づき始めた。
広島大学の学生さんにアルバイトに来てもらい、ハウスの内部を補強しました。

 

来週には、まだ雨が降るようなので、晴れ間のある今週のうちに一気に仕事を進めなければ。

 

▲本日、7月18日(土)着の野菜セット
 野菜は個別に鮮度保持プラ袋に詰めてお届けしています。
 プラごみ削減の意味から、個別包装は少なくして行きたいと考えています。

 

 

★有機JAS認証を取得しました(オーガニック認証センター119-015 志和Organicラボ.として)


★ようやく新規のお客様にも野菜セットをお届け出来るようになりました。

ご興味のある方は、「お試し1回」からどうぞ。

 

 

~7月18日(土)到着の「七三農園だより」より~

月始めから記録的な豪雨が降り続き、九州と本州に大きな災害をもたらしました。

七三農園でも畑のプール状態が続き、野菜にダメージを与えています。

今現在は、排水、乾燥、追肥を行い、野菜の回復を図っています。

まだ梅雨が明けないということなので、みなさまの地域でもどうかご用心ください。

すっかり夏野菜に移り変わり、ナス科野菜が多くなっています。

ナス科は身体を冷やす作用があるので、肉ジャガや炒め物など、身体を温める料理が良いかも知れませんね。

極端な気候が体に堪える今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。

 

①キャベツ:

春蒔きのキャベツ。「春波」という品種。ビタミンC、U、Kが豊富。
千切りで生サラダ、炒め物、味噌汁、スープ、焼きそばやお好み焼きに。
ピクルスもおすすめです。

②ミディトマト:

初物!酸味と甘みのバランスが良い「シンディスウィート」。
水を制限しているため、皮は少し硬めです。
生サラダ、炒め物、スープ、ラタトゥイユ、マリネに。
意外とトマト味噌汁、グリルも美味しい。

③フルーツパプリカ:

生でも食べられる甘くて可愛いミニパプリカ。
刻んで生サラダ、マリネ、ピクルス、肉詰めに。
チャーハンやピラフに入れると甘くて美味しい。夏野菜カレーにも。

④長ナス:

大きく太くなる「ふわとろ」という品種。
ふんわり柔らかく、揚げナス、天ぷら、焼きナス、炒め物、味噌汁、浅漬けにぴったり。
皮を剝いてラップで包み、レンジで4分間チンすると美味しい蒸しナスになります。ポン酢やゴマだれでどうぞ。

⑤新じゃが:

ほっくり美味しい「さんじゅうまる」という品種。
やや粉質で味が浸みやすく、肉じゃが、コロッケ、ポテトサラダがおすすめ。
グリルやガーリックポテト、グラタンも美味です。

⑥赤玉ねぎ:

生サラダ用の赤玉ねぎ。硫化アリルが豊富で血液サラサラ効果あり。
辛みが少ないので、スライスしてそのまま、または少し水に晒して生サラダでどうぞ。
丸ごと炒め物、スープ、マリネ、ピクルス、カレーに。

⑦平鞘いんげん:

品種はマンズナル。
カルシウム、カリウム、βカロテン、アスパラギン酸が豊富。
ヘタとスジを取って、軽く茹でて温サラダ、胡麻和え、味噌汁、煮物に。ベーコンや豚肉と炒め物が美味。


⑧きゅうり:

ゴツくてイボありの異形、昔ながらの「四葉きゅうり」。
ぱりぱりで味わい深い品種です。傷みが早いのであまり市場には出回りません。
スライスして生サラダ、酢の物、浅漬け、からし漬け、ピクルスなど。意外と中華炒めも美味しい。

⑨万願寺とうがらし:

京都の伝統野菜、辛くないとうがらしです。
肉厚で軟らかく、素焼き、天ぷら、炒め物、煮びたし、焼きびたしなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユにも合います。


※梱包されているビニール袋のまま、野菜室で保管すれば1週間程度は鮮度が保たれます。
※ケールがしんなりしていたら、ボウルに水を張り一晩漬けておくとしっかり回復します。
※日中の気温が25℃を超え始めたらクール便(別料金)でのお届けとなります。

<カンタン・レシピ>

〇炒め物にお酢を!

暑さが体力と食欲を奪う季節。
我が家では、炒め物の最後にしっかりお酢を効かせて、さっぱり甘酸っぱく仕上げています。
食欲が進み、コクも出て、疲労回復にも効きそうです。

〇甘とうがらしの煮びたし(万願寺や伏見甘長)

京都のおばんざい風、もっともベーシックな食べ方です。冷えても美味しい。
①とうがらしのへたは取らずに、大きいものは縦半分に切る。
②フライパンに油を熱し、刻んだ油揚げと一緒に軽く炒める。
③和風だしをひたひたに加えて、くったりするまで煮る。
④器に盛り、じゃこやかつおぶしを振りかけて出来上がり!


〇ご飯にもお酒にも合う、きゅうりの辛子和え タレはお好みでアレンジ!

①きゅうりはピーラーで皮を縞目に剝き、ヘタを取る。
②縦半部に切り、タネを取り除いて、3ミリ厚に輪切りする。
③醤油、みりん、砂糖を等量混ぜ、粉辛子(練り辛子でも可)を多めに加えてタレを作る。
③すべてジップロックに入れてよく揉み、冷蔵庫で2時間寝かせて出来上がり!

〇フランスの肉じゃが、夏野菜のラタトゥイユ(Rtatouille)
トマトをベースにした夏野菜の煮込み料理にはラタトゥイユ(フランス料理)とカポナータ(イタリア料理)があります。
ラタトゥイユはズッキーニを、カポナータはナスの素揚げを使います。酢が効いて、たくさん食べられます。冷えても美味しい。
①ズッキーニ、玉ねぎ、じゃがいも、インゲン豆などは大きめの一口大に切る。
②フライパンにオリーブ油を熱し、刻んだニンニクで香り付けする。
③野菜をしっかり炒め、トマトの水煮缶を加えて、20分ほど煮る。
④白ワイン、塩こしょう、あればショウガ、チリパウダーなどで味付けし、酢をしっかり効かせたら夏らしい爽やかな一品に仕上がります。パンやパスタに合わせてどうぞ。


<七三農園の栽培について>
 七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。