2019年8月上旬の野菜セット。
ブログ更新がすっかり滞っていましたが、日々、農作業に励んでおります。
8月からは秋冬の苗づくりや種蒔きが本格化するので、春夏野菜の片付けと土づくりを急いでいます。
今年はマメ科のセスバニアとエビスグサ(生薬名ケツメイシ)を緑肥に使っています。エビスグサは7月上旬に蒔きましたが、成長がゆっくりで、今現在こんな感じです。
もう少し伸びてから鋤き込んで畑を肥やす予定です。
▲エビスグサによる土づくりの様子
▲透明マルチで雑草対策(7月中旬~8月上旬)
▲新しく借りた畑(元は水田)では今秋から小麦を蒔く予定
▲今現在お届けしている韓国かぼちゃマッチャンは、こんな感じでぶら下がって育っています。
▲野菜セット(小)8品目で1,800円(税込み・送料別)
~8月3日(土)到着の「七三農園だより」より~
8月に入り、夏真っ盛りになりました。
志和町でも日中は34℃を越え、夕立も降らず、人にも野菜にも厳しい気候が続きそうです。
畑では伸びすぎた畦草と格闘しながら、春野菜の片付けと秋冬の土づくりを進めています。
これから種蒔きと苗づくりがスタートし、一気に忙しくなります。
ミディトマトはやっと色づき始め、来週からお届けできそうです。どうぞお楽しみに。
酷暑が身体に堪える今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。
①枝豆:
5月蒔きの黒大豆。鮮度が失われやすいので、真っ先に食べて頂きたいです。
茹で豆、鞘ごとフライパンで塩焼き、豆ご飯、鞘ごと味噌汁など。
出始めの若い味をお楽しみ下さい。
②もちとうもろこし:
昔ながらのモチモチした品種。鮮度が失われやすいので、真っ先に食べて頂きたいです。
皮ごと水から10~12分茹でて茹もろこし、輪切りでフライパンで焼いて、バター醤油等でお楽しみ下さい。
③モロヘイヤ:
クレオパトラも愛した野菜。カロテン、ビタミンB群、カルシウムなどが豊富で、野菜の王様とも言われています。
水洗いして、茎ごと軽く塩ゆでし、たたき、おひたし、たまごとじ、スープ、納豆に混ぜても美味。花もそのまま食べられます。
④空芯菜:
エスニック料理の定番。βカロテン、ビタミンB類、鉄分、マグネシウム、葉酸が豊富なスタミナ野菜。
水洗いして5センチに切り、フライパンにゴマ油とニンニクを熱して炒め物に。中華だしやナンプラーでどうぞ。
⑤万願寺とうがらし:
京都の伝統野菜、辛くないとうがらしです。
肉厚で軟らかく、素焼き、天ぷら、炒め物、煮びたし、焼きびたしなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユにも合います。
⑥ピーマン:
肉厚のカリフォルニア・ワンダーという品種。
ビタミンA、C、P、カロテンが豊富。加熱してもビタミンが壊れにくいので、炒め物、スープ、肉詰め、チンジャオロース、夏野菜カレーなどに。
⑦マッチャン:
韓国のかぼちゃ。ナスと同じようにお使いください。
厚めに輪切りし、皮ごとじっくり焼くステーキがオススメ。皮パリパリ、中ふわトロで、ワタもタネも食べられます。
味噌汁、炒め物、グリル、天ぷら、フリッター、ナムル、浅漬けにも。
⑧赤玉ねぎ:
生サラダ用の赤玉ねぎ。そろそろ終了になります。
硫化アリルが豊富で血液サラサラ効果あり。辛みが少ないので、スライスしてそのまま、または少し水に晒して生サラダでどうぞ。
丸ごと炒め物、スープ、マリネ、ピクルス、カレーにも。
⑨にんにく(少量!):
長崎の平戸にんにく。アリシン豊富、ビタミンB1の吸収を助け、免疫力を高め、殺菌効果、疲労回復に効果あり。
炒め物、スープ、オイル漬けに。新物のフレッシュな香りと甘味をお楽しみください。
※有機野菜は鮮度が長持ちするのも特徴のひとつ。透明袋のまま冷蔵庫で保管すれば鮮度が保たれ、ゆっくりとお楽しみ頂くことが出来ます。
<かんたんレシピ>
〇甘とうがらしの煮びたし(万願寺や伏見甘長)
京都のおばんざい風、もっともベーシックな食べ方です。冷えても美味しい。
①とうがらしのへたは取らずに、大きいものは縦半分に切る。
②フライパンに油を熱し、刻んだ油揚げと一緒に軽く炒める。
③和風だしをひたひたに加えて、くったりするまで煮る。
④器に盛り、じゃこやかつおぶしを振りかけて出来上がり!
〇マッチャンのジョン(韓国の宮廷料理)
①縦2つまたは4つ切りし、1センチに厚切りする。少し天日で干すと旨味が増す。タネとワタも丸ごと食べられるが、気になる方は取りましょう。
②酢、だし醤油、辛みそ、にんにく、すりごまなどを合わせて韓国風タレを作る。
③マッチャンに小麦粉か米粉をまぶし、溶き卵にくぐらせ、フライパンでこんがり焼く。
④タレをかけて出来上がり!
〇空芯菜の炒め物
かんたんで栄養たっぷりの炒め物です。
①空芯菜は水洗いして、一口サイズにざく切りする。
②フライパンに油を熱し、みじん切りニンニク、こま切れ豚肉、空芯菜を加えて炒める。干しエビを入れるとコクが出ます。
③味付けは、中華だし、ナンプラー、マヨネーズ、だし?油など、お好みでどうぞ。
<クール便でのお届けについて>
到着日の最高気温が25℃を超え始めるとクール便に切り替えます。ただし、配送地域の天候や到着時刻によっても変わりますので、その点ご容赦ください。到着した野菜に傷みや変質がありましたら、お手数ですがご一報いただけますと幸いです。
<かんたんレシピ>
〇夏野菜のラタトゥイユ(Rtatouille)
トマトをベースにした夏野菜の煮込み料理にはラタトゥイユ(フランス料理)とカポナータ(イタリア料理)があります。
ラタトゥイユはズッキーニを、カポナータはナスの素揚げを使います。
酢が効いて、たくさん食べられます。冷えても美味しい。
①ズッキーニ、玉ねぎ、じゃがいも、インゲン豆などは大きめの一口大に切る。
②フライパンにオリーブ油を熱し、刻んだニンニクで香り付けする。
③野菜をしっかり炒め、トマトの水煮缶を加えて、20分ほど煮る。
④白ワイン、塩こしょう、あればショウガ、チリパウダーなどで味付けし、酢をしっかり効かせたら夏らしい爽やかな一品に仕上がります。
パンやパスタに合わせてどうぞ。
〇ケールのチップス(おすすめ!)
キャベツの仲間で、ビタミン類が非常に豊富な健康野菜。
チップスにすると、大人はお酒のあてに、子どもさんにはオヤツにピッタリです。
①ケールは軽く洗って水気を切っておく。
②ボウルにケールとオリーブオイルを加えて軽く混ぜ合わせる。
③耐熱の皿にケールを重ならないように敷き並べ、電子レンジで6分間加熱する。
④全体に軽く塩を振って出来上がり!
ごま油にすると韓国ノリ風に、パルメザンチーズを振るとイタリア風にとアレンジも楽しめます。
〇じゃがもといんげんのビシソワーズ
ビシソワーズはじゃがいもをベースにした冷製スープです。
①玉ねぎ、いんげん、じゃがいもを小さく切り、バターを加えてフライパンで炒める。
②水とコンソメ(和風だしでもOK)を加えてじゃがいもが柔らかくなるまで煮る。
③牛乳少し(豆乳でもOK)、塩胡椒で味を調え、ブレンダーかミキサーにかける。
④器に盛り、冷蔵庫で冷やして出来上がり!
<クール便でのお届けについて>
到着日の最高気温が25℃を超え始めるとクール便に切り替えます。
ただし、配送地域の天候や到着時刻によっても変わりますので、その点ご容赦ください。
到着した野菜に傷みや変質がありましたら、お手数ですがご一報いただけますと幸いです。
<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。
~以上