2019年7月上旬の野菜セット。

梅雨入り以後、雨が降ったり止んだりで、今のところ被害は出ておりません。

今朝もどんよりした空模様ですが、今日あたりから一気に気温が上がりそうです。

畑仕事は、野菜の定植が一段落し、次は秋冬野菜のための土づくりを急いでいます。

七三農園では、メインの土づくりは「緑肥」を使っています。

マメ科やイネ科の土づくり専用品種を蒔いて、腰丈くらいになったら機械で鋤き込んで土を肥やします。

今年は「エビスグサ」と「セスバニア」の2品種。

緑肥のタネを蒔くためには、まずはマルチを剥す必要があり、この作業が一番大変です。有機農業でいちばん大変な作業と言っても良いくらいです。

マルチ剥しの作業性が向上したら、もう少し仕事がラクになるはず。

初期の草を抑えられさえすれば良いので、途中段階で土に埋まった裾を掘り起こしておくなど、もう少し工夫ができるのではないかと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

▲半年から数か月間、畑に張っていたマルチを剥すのに一苦労。

 

 

 

 

 

 

 

▲発芽したばかりのエビスグサ。8月中旬に鋤き込み、秋冬野菜を植える予定。

 

 

 

 

 

 

 

▲野菜セット(小)8品目で1,800円(税込み・送料別)

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※はじめてのお客様は、電話かメールで一度やりとりしてからご注文を確定させていただきます。ご不便をおかけしますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。

 

~昨日、7月3日(水)到着の「七三農園だより」より~

ようやく雨が降り、畑も潤っています。観測史上、もっとも遅い梅雨入りだとか。

梅雨前線が停滞し、猛烈な雨になっている地域もあるようです。災害には十分お気を付けください。

さて、畑仕事は相変わらず遅れていますが、夏野菜の管理、秋冬野菜のための畑の準備をじわじわ進めています。

土づくりのための緑肥(草による堆肥)も蒔きました。

また、シカが出没して黒大豆を丸坊主にしてくれたので、急ぎネットを張り巡らせました。

キュウリや枝豆が実を付け始め、来週あたりからお届け出来そうです。

蒸し暑さが身体に堪える今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。


①ズッキーニ:
こう見えてカボチャの仲間。カリウム、ビタミン類が豊富。
スライスして、オリーブオイルと塩胡椒で炒めて、グリル、スープ、カレー、ピクルスにも。皮はピーラーで細長く薄くむいて、おひたし、きんぴらに。

②赤玉ねぎ:
生サラダ用の赤玉ねぎ。
硫化アリルが豊富で血液サラサラ効果あり。辛みが少ないので、スライスしてそのまま、または少し水に晒して生サラダでどうぞ。炒め物、スープ、マリネ、ピクルスにも。

③ケール・ミックス:
カーリーケール・ヴェルデとロッソのミックス。
クセが無いので生サラダがおすすめ。刻んでオリーブオイルとニンニクで軽く炒めて塩胡椒、スープ、ポトフ、カレー、お好み焼きの具にも。

④丸さやインゲン:
サクサク王子という品種。
カルシウム、カリウム、βカロテン、アスパラギン酸が豊富。
ヘタとスジを取って軽く茹で、温サラダ、胡麻和え、味噌汁、煮物、炒め物、天ぷら、かき揚げに。

⑤平鞘いんげん:
品種はマンズナル。
カルシウム、カリウム、βカロテン、アスパラギン酸が豊富。
ヘタとスジを取って、軽く茹でて温サラダ、胡麻和え、味噌汁、煮物に。ベーコンや豚肉と炒め物が美味。

⑥にんにく:
長崎の平戸にんにく。
アリシン豊富、ビタミンB1の吸収を助け、免疫力を高め、殺菌効果、疲労回復に効果あり。
炒め物、スープ、オイル漬けに。新物のフレッシュな香りと甘味をお楽しみください。

⑦新じゃが:
優しい甘さの「あいのあか」。
煮崩れしにくく、炒め物、カレー、スープ、味噌汁、ポテサラにぴったり。
グリルやガーリックポテト、グラタンも美味です。
常温で大丈夫ですが、暗所に保管して下さい。

⑧みさきキャベツ:
とんがり姿がかわいいキャベツ。
ビタミンC、U、Kが豊富。
甘くて柔らかく、刻んで生サラダがおすすめですが、味噌汁、炒め物、スープ、お好み焼きにと幅広くお楽しみください。


※じゃがいも保存は、冷蔵庫は不適で、常温で陽の当たらない場所で保存してください。

※有機野菜は鮮度が長持ちするのも特徴のひとつ。透明袋のまま冷蔵庫で保管すれば鮮度が保たれ、ゆっくりとお楽しみ頂くことが出来ます。

<かんたんレシピ>

〇夏野菜のラタトゥイユ(Rtatouille)
トマトをベースにした夏野菜の煮込み料理にはラタトゥイユ(フランス料理)とカポナータ(イタリア料理)があります。
ラタトゥイユはズッキーニを、カポナータはナスの素揚げを使います。
酢が効いて、たくさん食べられます。冷えても美味しい。

①ズッキーニ、玉ねぎ、じゃがいも、インゲン豆などは大きめの一口大に切る。
②フライパンにオリーブ油を熱し、刻んだニンニクで香り付けする。
③野菜をしっかり炒め、トマトの水煮缶を加えて、20分ほど煮る。
④白ワイン、塩こしょう、あればショウガ、チリパウダーなどで味付けし、酢をしっかり効かせたら夏らしい爽やかな一品に仕上がります。
パンやパスタに合わせてどうぞ。

〇ケールのチップス(おすすめ!)
キャベツの仲間で、ビタミン類が非常に豊富な健康野菜。
チップスにすると、大人はお酒のあてに、子どもさんにはオヤツにピッタリです。

①ケールは軽く洗って水気を切っておく。
②ボウルにケールとオリーブオイルを加えて軽く混ぜ合わせる。
③耐熱の皿にケールを重ならないように敷き並べ、電子レンジで6分間加熱する。
④全体に軽く塩を振って出来上がり!
ごま油にすると韓国ノリ風に、パルメザンチーズを振るとイタリア風にとアレンジも楽しめます。

〇じゃがもといんげんのビシソワーズ
ビシソワーズはじゃがいもをベースにした冷製スープです。

①玉ねぎ、いんげん、じゃがいもを小さく切り、バターを加えてフライパンで炒める。
②水とコンソメ(和風だしでもOK)を加えてじゃがいもが柔らかくなるまで煮る。
③牛乳少し(豆乳でもOK)、塩胡椒で味を調え、ブレンダーかミキサーにかける。
④器に盛り、冷蔵庫で冷やして出来上がり!


<クール便でのお届けについて>
到着日の最高気温が25℃を超え始めるとクール便に切り替えます。

ただし、配送地域の天候や到着時刻によっても変わりますので、その点ご容赦ください。

到着した野菜に傷みや変質がありましたら、お手数ですがご一報いただけますと幸いです。

<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。

土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。

窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。

「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。

野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。

~以上