梅雨の晴れ間に。
5月に入り、すでに12日間も雨が降っています。
とくに5月20日(木)は風雨ともに強く、畑は水浸しに。
このように水没した時間が長くなると、野菜は一気に弱ります。
野菜を育てるうえでは、水不足よりも、水浸しの方が怖いのです。
深根性の緑肥栽培や明渠の設置などで、排水対策には気を使ってるのですが、
お借りしてる土地が、もともと水を貯めるのが得意な水田であるため、雨が続くとどうしても排水が間に合わなくなります。
奇跡的に晴れたこの週末(5/22、5/23)を使って、排水対策を中心に、いろいろ作業を進めることが出来ました。
身体は酷使しましたが、精神的には非常に安泰となりました。
そろそろ小さなユンボでも導入したいところです。
ところで、最近、とくに気になっているのが、雨の多さよりも、強風の続く時間の長さです。
正確に記録は取っていないのですが、この3年間ほどは、強風の続く時間が長くなっているように感じます。
台風の場合は、強風に晒される時間がわりと限られる(3時間とか)のですが、活発な前線の場合は強風の続く時間が長くなるのです。
、
たしか5月20日(木)も、風速8mくらいの風がほぼ1日中続きました。
こうなると、定植したばかりの苗やツル物のキュウリ、インゲン豆などが延々と揺すられて、葉や茎がちぎれて回復不能になるのです。
うちの場合は、ふだんから志和町から広島市瀬野に抜ける風がとくに強い地域でもあり、風による影響が出やすいのです。
今回は、定植したばかりのインゲン豆の葉がちぎれていました。
さて、野菜農家としては、2月から7月末までが1年間でいちばん忙しいシーズンになります。
美味しい野菜を届けるためにもうひと頑張りなのです。