令和5年8月下旬の野菜セットと【販売休止】のお知らせ。
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【お知らせとお詫び】
令和5年9月1日から約1か月間、出荷を休止させて頂きます。
宅配セットのお客様には、順次、連絡を差し上げているところです。
早ければ、10月上~中旬に再開の予定です。
野菜の生育状況は、本ブログ、Instagram、facebookでお知らせ致します。
大変ご不便をお掛けしますが、何卒宜しくお願い致します。
(東広島市西条町圏内で直接配達のお客様には、5品目程度での配達を継続させていただきます)
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昨日8月31日は、「野菜の日」でした。
そんな日に「野菜セット出荷休止」の連絡とは。。。。
9月の端境期に休止するのは、この10年間で2020年に続いて2回目です。
詳しくは、次の記事に書きたいと思います。
今年の夏は、酷暑と水不足、資材や燃料の高騰で、どんな仕事の方も大変だろうと思います。
(国は早くトリガー条項を発動すれば良いだけなのですが、なかなか踏み切りませんね!)
七三農園では、そこにイノシシの被害が加わり、対策にかなり時間を取られました。
イノシシ対策に時間が取られると、どうしても野菜の世話や草刈りに手が回らなくなります。
そうなると、家の周りの草刈りがいちばん後回しになり、草ボウボウになって行きます。
それを見かねた知人から「あんたのところ草が多いけん、今から草刈りに行ってあげるわ」と有難い連絡。
軽トラックに道具を満載して、すぐに来てくれました。

スパイダーモアなら石跳ねが無いのでいつでも刈れるのが良い。
しかもスピードが速く、身体もラクである。
草刈りの助っ人に来てくださった知人は、若い時には外車を乗り回して、いろいろ派手な商売をされていたが、55歳から生まれ故郷の農業法人に加わって米作りをされている。
約50ヘクタールの水田で、飯米、飼料米、酒米、餅米などをつくり、経営的な視点と農村景観の保全を主眼として活動されてる。
かつて夜の仕事をしていたとは思えないほど日焼けして、身体も頑丈。
重いハイパワー機を軽々と振り回して、颯爽と帰って行きました。
新しい事業も計画されているようで、非常に楽しそうでしたよ。ニクイな!!!
これまで何となく敬遠していた「スパイダーモア」、「ヘッジトリマー」が、いかに便利かを思い知らされました。
今年、小畝マルチャーと草刈り機をローンで買ったばかりなので、それを払い終えたら購入したいと思います。
機械ばかりにお金を掛けても採算が合わないこともありますが、無ければ「話にならない」機械もあります。
仕事を早く終わらせて、精神的にも時間的にも余裕を生み出して、野菜の栽培と出荷に力を注げるように工夫して行きたいと思います。
それから、種子の保存、さらなる肥料の減量、省エネルギーに努め、何が起きても継続できる農業を目指したいと思います。
まだまだ工夫の余地ばかりなのだ。
~令和5年8月31日(水)の七三農園たよりより~
朝夕は少し涼しくなったものの、日中はまだ暑い日が続いています。
長期に渡る高温・乾燥が確実に野菜を弱らせ、いよいよ野菜が乏しくなってきました。
9月に入りましたら、急に出荷がストップする可能性があります。
その際は、メール、電話などでお知らせします。
誠にご不便をお掛けしますが、何卒ご容赦のほど宜しくお願い致します。
9月からは、カボチャ(カット)が出始める予定ですが、当分のあいだ野菜不足が続きそうです。
脱水とミネラル不足が気になる時節ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。
①枝豆:
黒大豆の「たんくろう」という品種。
鮮度が失われやすいので、真っ先に食べてください。
タンパク質、ビタミンB、カリウム、カルシウムが豊富。
塩茹、鞘ごとフライパンで塩焼き、豆ご飯などでお楽しみください。
②青シソ:
βカロテン、ビタミンB、E、K、ミネラル類が豊富、抗菌・防腐効果も高い健康野菜。
細く刻んでそうめんや刺身の薬味に。
納豆や梅干しと和えて、ご飯のお供に。刻んだ状態で冷凍すれば長持ちします。
③モロヘイヤ:
野菜の王様と言われ、カロテン、ビタミンB群、カルシウムなどが豊富。
水洗いして、茎ごと軽く塩ゆでし、たたき、おひたし、卵とじ、スープ、チヂミの具に。納豆と混ぜても美味。
④空芯菜:
真夏のスタミナ野菜。βカロテン、ビタミンB類、鉄分、マグネシウム、葉酸が豊富。
水洗いして刻み、フライパンにゴマ油とニンニクを熱して野菜炒め、卵とじに。中華だしやナンプラーでどうぞ。
⑤フルーツパプリカ:
少量!生でも食べられる甘くて可愛いミニパプリカ。
刻んで生サラダ、マリネ、ピクルス、肉詰めに。
チャーハンやピラフにも合います。夏野菜カレーにも。
⑥ピーマン:
肉厚で美味しい「京波」という品種。
ビタミンA、C、P、カロテンが豊富。
加熱してもビタミンが壊れにくいので、炒め物、スープ、肉詰め、チンジャオロース、夏野菜カレー、無限ピーマンにも。
⑦伏見甘長とうがらし:
京都の伝統野菜、辛くないとうがらし(稀に辛いもの有り)。
肉厚で軟らかく、素焼き、天ぷら、炒め物、煮びたし、焼きびたしなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユに。
⑧じゃがいも:
ほっくり美味しい「さんじゅうまる」という品種。
やや粉質で味が浸みやすく、おでん、肉じゃが、コロッケ、ポテトサラダがおすすめ。
グリルやガーリックポテト、グラタンも美味です。
※野菜の番号は、早く食べて頂きたい順番に並べています。
※黄砂や砂埃がついていますので、ぬるま湯でよく洗ってからお召し上がりください。
※葉野菜がしんなりしていたら、ボウルに水を張り一晩漬けておくとしっかり回復します。
<カンタンレシピ>
〇青シソの醤油づけ カンタンでご飯のお供にぴったり。
①シソの葉を茎から切り取り、ざっと水洗いし、水気をふき取る。
②だし醬油、みりんを適量混ぜて、つけ汁とする。
③シソとつけ汁をジップロックなど密閉容器に入れて、冷蔵庫で2時間寝かせて完成。
〇空芯菜の炒め物
①空芯菜は水洗いして、5センチの長さに切りそろえる。もやしを洗い、水切りしておく。
②フライパンにごま油を熱し、豚こま肉、もやし、空芯菜を炒める。
③ナンプラー、和風だし、中華だしなど味付けはお好みで。
④お皿に盛り、小ねぎを散らして出来上がり!
〇シンプルで美味しい野菜の素焼き おくら、甘長とうがらし、じゃがいも、何でも!
①野菜は水洗いして水気をふき取り、一口大に切っておく。
②フライパンにオリーブオイルを加熱し、野菜を投入する。
③焦げ付かないように返しながら、中火でじっくり焼く。
④十分に火が通り、軽く焦げ目が付いたら出来上がり。シンプルに塩コショウでどうぞ。
〇ピーマンたまご わが家の定番です。
①ピーマンは水洗いしてヘタを取り、3ミリ幅に細切りする。
②フライパンにごま油を熱し、ピーマンを炒める。
③和風だし、塩胡椒を加えて火が通ったら、溶き卵を加えて卵でとじて出来上がり!
〇ピーマンの丸ごとホイル焼き 甘長とうがらしにも合います。
①ピーマンは丸ごとホイルで包む(複数個の場合はホイル2枚を重ね合わせて容器にする)。
②両面焼けるグリルで6、7分。オーブントースターなら10~12分焼く。
③少し焦げ目が付くまで余熱でしっかり火を通す。ポン酢、かつお節を加えて出来上がり!
〇甘とうがらしの煮びたし(万願寺や伏見甘長)
京都のおばんざい風、もっともベーシックな食べ方です。冷えても美味しい。
①とうがらしのへたは取らずに、大きいものは縦半分に切る。
②フライパンに油を熱し、刻んだ油揚げと一緒に軽く炒める。
③和風だしをひたひたに加えて、くったりするまで煮る。
④器に盛り、じゃこやかつおぶしを振りかけて出来上がり!
〇西洋の肉じゃが、夏野菜の煮物
トマトをベースにした夏野菜の煮込み料理にはラタトゥイユ(フランス料理)とカポナータ(イタリア料理)があります。ラタトゥイユはズッキーニを、カポナータはナスの素揚げを使います。酢が効いて、たくさん食べられます。冷えても美味しい。
①ナスまたはズッキーニ、玉ねぎ、じゃがいも、インゲン豆などは大きめの一口大に切る。
②フライパンにオリーブ油を熱し、刻んだニンニクで香り付けする。
③野菜をしっかり炒め、トマトを加えて、20分ほど煮る。
④白ワイン、塩こしょう、あればショウガ、チリパウダーなどで味付けし、酢をしっかり効かせたら夏らしい爽やかな一品に仕上がります。パンやパスタに合わせてどうぞ。
※休止や日時・頻度・送り先などの変更がありましたらお気軽にご連絡ください。
※傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報ください。
以上です。