令和4(2022)年7月上旬の野菜セット。
令和4年7月8日(金)、大変なことが起きてニュースになっているのも知らず、出荷と畑の管理作業を行っていました。
テレビは見ずに、ネットニュースでいろいろ見ていると、情報が錯綜していて驚く。
最近、なんでも疑い深く考えるようになってしまった自分が疎ましいが、選挙にはきっちり行こうと思います。
梅雨明け以降、戻り梅雨で雨が続いています。
おかげで野菜への追肥が効いて、ようやくピーマン、パプリカ、万願寺とうがらし、長ナス、トマト、枝豆などがとれ始めました。
来週からは、オクラもとれそうです。
その他、きゅうり、空芯菜を蒔き始めたが、春と同様にネズミに新芽を喰われて苦戦。
7月から11月上旬までが、一年でいちばん労働時間が長くて忙しい時期になります。
ここで倒れないように、空調服、冷感タオル、製氷機などを導入した。
今年はシカとイノシシの被害が多発しているので、「愛和産業 イノシシびっくり」も買ってみた。
8月11日シンポジウムの準備も急ぐ。
倒れないように、ほどほどにがんばろう。
~7月9日(土)着分の「七三農園だより」より~
ニイニイゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ、キリギリスが元気に鳴いています。
カラ雨から一転、戻り梅雨で小雨が続いています。
台風4号は南下し、こちらでは被害も無く、ほっとしています。
ようやくトマト、ナス、ピーマンなどの夏野菜が出始めました。
しばらくは葉野菜が少なく、果菜類が続きそうです。
夏野菜農作業としては、春野菜の片付け、夏野菜への追肥、田畑の草刈りと、いちばん忙しい時期に突入し、疲れが溜まらないように、キムチ、黒酢、ヨーグルト、甘酒などの発酵食品を積極的に摂るようにしています。
屋内でも熱中症が心配な時節ですが、新鮮野菜を食べて健やかにお過ごしください。
①枝豆:
初物!「早生黒大豆」という品種。
鮮度が失われやすいので、真っ先に食べて頂きたいです。
茹で豆、鞘ごとフライパンで塩焼き、豆ご飯などでお楽しみください。
②モロヘイヤ:
良くすすいでください。
野菜の王様と言われ、カロテン、ビタミンB群、カルシウムなどが豊富。
水洗いして、茎ごと軽く塩ゆでし、たたき、おひたし、卵とじ、スープ、納豆に混ぜても美味。
③フルーツパプリカ:
生でも食べられる甘くて可愛いミニパプリカ。
刻んで生サラダ、マリネ、ピクルス、肉詰めに。
チャーハンやピラフに入れると甘くて美味しい。夏野菜カレーにも。
④万願寺とうがらし:
京都の伝統野菜、辛くないとうがらしです(稀に辛いものも有ります)。
肉厚で軟らかく、素焼き、天ぷら、炒め物、煮びたし、焼きびたしなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユにも合います。
⑤長ナス:
大きくなる「ふわとろ」という品種。
ふんわり柔らかく、揚げナス、天ぷら、焼きナス、炒め物、味噌汁、浅漬けにぴったり。
皮を?いてラップで包み、レンジで4分間チンすると美味しい蒸しナスになります。
⑥キャベツ:
昔ながらの「おきな」という品種。
ビタミンC、U、カルシウムが豊富。少し硬めです。
千切りで生サラダ、炒め物、お好み焼き、焼きそばの具、ピクルス、ザワークラウトにも。
⑦新玉ねぎ:
赤玉ねぎ。あまり日持ちがしないので、早めに食べ切ってください。
スライスして生サラダ、ピクルスがおすすめ。炒め物、煮物、カレー、スープ、サンドイッチにも。
⑧じゃがいも:
ほくほくで優しい甘さの「にしゆたか」。どんな料理にも合います。
煮崩れしにくく、炒め物、カレー、スープ、味噌汁、ポテサラにぴったり。
グリルやガーリックポテト、グラタンも美味です。
⑨ミディトマト
酸味と甘みのバランスが良い「シンディスウィート」。
水を制限しているため、皮は少し硬めです。
生サラダ、炒め物、スープ、ラタトゥイユ、マリネに。意外とトマト味噌汁、グリルも美味しい。
※野菜の番号は、早く食べて頂きたい順番に並べています。
<カンタンレシピ>
〇モロヘイヤのたたき かんたんで栄養たっぷり。納豆に混ぜて。ご飯のお供に。
①モロヘイヤは葉から茎まで全部使います。水で良く洗い、熱湯で30秒くらい茹でる。
②ザルに取り、軽く絞って水気を切る。
③まな板に乗せて包丁で細かく叩き、粘りが出たら出来上がり。ポン酢、白だしなどお好みでどうぞ。納豆に混ぜても美味しい。
〇甘とうがらしの煮びたし(万願寺や伏見甘長)
京都のおばんざい風、もっともベーシックな食べ方です。冷えても美味しい。
①とうがらしのへたは取らずに、大きいものは縦半分に切る。
②フライパンに油を熱し、刻んだ油揚げと一緒に軽く炒める。
③和風だしをひたひたに加えて、くったりするまで煮る。
④器に盛り、じゃこやかつおぶしを振りかけて出来上がり!
〇煮るだけの肉じゃが
①じゃがいも、にんじん、玉ねぎは一口大に切る。
②フライパンにめんつゆ、日本酒とキビ砂糖(みりんでもOK)を加えて出汁を作る。
③煮立ったら、こま切れ肉、野菜、糸こんにゃくなどを加え、しっかり火が通るまで煮る。
④肉とじゃがいもに火が通ったら、火を止めて10分ほど冷まして出来上がり!
〇キャベツの温サラダ(アンチョビまたはシーチキンを加えます)
①キャベツは一口大にざく切りする。
②耐熱ボウルにキャベツと軽く崩したアンチョビを加え、4分チンする。
アンチョビの代わりにシーチキンと塩昆布でもOK。
③お好みのドレッシングを少し掛けてお召し上がりください。
〇免疫力アップ!ザワークラウト(すっぱいキャベツの漬物)
材料はキャベツと塩。外葉も捨てずに使う。計り、ボウル、ガラス瓶をご用意ください。
①キャベツの外葉を外し、中身を粗目の千切りにして、重さを計る。
②キャベツの重量の2%の塩を振り、しっかり揉み込む。水分が出てきます。
③煮沸消毒した蓋つきビンを用意し、キャベツをしっかり詰め込む。
④洗った外葉を瓶の口径に合わせて折り畳み、キャベツの上から蓋するように押し込む。
⑤キャベツが空気に触れないように、水を足して浸す。
⑥ブクブクと泡が出て来るので、涼しい場所で2週間置き、酸っぱくなっていたら完成。
※詳しく知りたい方は、YouTubeで検索すると、たくさん動画が出てきますよ!
〇炒め物にお酢を!
暑さが体力と食欲を奪う季節。我が家では、炒め物の最後にしっかりお酢を効かせて、さっぱり甘酸っぱく仕上げています。
食欲が進み、コクも出て、疲労回復にも効きそうです。
休止や日時・頻度・送り先などの変更がありましたらお気軽にご連絡ください。
傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報ください。
以上