令和4(2022)年6月下旬の野菜セット。

曇り空の下、野良のニンジンに花が咲き、ニホンミツバチが花粉を集めている。

今週からニイニイゼミが鳴きはじめました。

いつもなら6月30日ごろにヒグラシが先に鳴き始めるのですが、今年はまだヒグラシの声が聞こえてきません。

6月28日に中国地方が梅雨明けしたと発表がありました。

昨年よりも15日、平年よりも21日も早く、6月の梅雨明けは観測史上初とのこと。

強烈な日差しと蒸し暑さが続き、熱中症寸前という感じで仕事を進めています。

ニュースでは「水不足が心配される」と見かけますが、これは短い梅雨が原因というよりも、昨冬と5月の降水量が異常に少なかったことによると思います。

田んぼに水が入らなくて困っている。
「ふもとや」「百や」「七三農園」の協働による大豆づくりが始まったが、さっそく水不足で困っている。
空中栽培のカボチャは良く育っている。
緑肥ソルゴーは良く育ち、秋冬の土づくりは進んでいる(ところもある)。
春野菜は花を咲かせ、モンシロチョウのレストランになっている。

畑では、春野菜が次々と終わり、ナスやピーマンといった夏野菜には少し早いという端境期になっています。

これは、少雨のせいというよりも、3月の育苗時にネズミに新芽を食べられてやり直しになり、定植が遅れたからですね。

農作業としては、春野菜の片付け、夏野菜の管理、水田の除草、畦の草刈りなどがすべて重複する、いちばん忙しい時期に入っています。

これに加えて、8月に行う水環境シンポジウムの準備を並行して進めています。

いつもよりも忙しい夏になりそうです。

ようやくモロヘイヤが出始め、オクラにはまだ少し早い。
ナス、甘トウガラシまで、あと少し。

7月10日は参院選か。

先日、街なかで古参議員が「今は国難です!!」と演説していたが、思わず「あんたたちが招いたんだろ!」と叫びそうになりました。

こども食堂を視察し、その写真をアップしている議員さんがいますが、「税収が過去最高なのに、こんなことになってしまって申し訳ない!。自腹で寄附します」と言ったのだろうか?(⇐7/3追記修正お詫び:公職選挙法でいかなる寄附も禁止されています。

最近「KOL」Key Opinion Leader(キーオピオニオンリーダー)という言葉を知ったが、危機感を煽る報道、混乱を招く言動、ワクチンもったいないバンクなどを見ると、巨大なマッチポンプじゃないかと思う。

21世紀に地球上で人間同士が戦争する。ここぞとばかりに武器を提供しまくる。戦争クラブに招かれて喜ぶ、せっせと戦争の種を蒔くとか、他にやることあるだろうと思ってしまう。

電力がひっ迫しているようだから、テレビを消して、情報を少なくしようと思う。

入れる党が無いけれども、ともかく選挙には行くのだ。

 

▲6月29日(水)着の野菜セット
(1,800円・税込み・送料別)
有機JAS認証取得(OCC119-015 志和Organicラボ.)

~6月29日(水)着分の「七三農園だより」より~

6月21日は、二十四節気の「夏至」。

一年でいちばん昼間が長い時節で、夜19時半くらいまで畑仕事が出来ています。

昼間は暑いので、熱中症に気を付けながら畑仕事を進め、夜は野菜と黒酢で疲労回復に努めています。

畑では、春野菜が完全に終わり、夏野菜にはまだ少し早いという端境期を迎えています。

ようやく田植えも終了し、これから春野菜の片付け、夏野菜への追肥、田畑の草刈りと、いちばん忙しい時期に突入します。

屋内でも熱中症が心配な時節ですが、新鮮野菜を食べて健やかにお過ごしください。

①モロヘイヤ:
良くすすいでください。野菜の王様と言われ、カロテン、ビタミンB群、カルシウムなどが豊富。
水洗いして、茎ごと軽く塩ゆでし、たたき、おひたし、卵とじ、スープ、納豆に混ぜても美味。

②ケール・ミックス:
赤と緑のケール・ミックス。
刻んで生サラダ、オリーブオイルで炒め物、スープ、ラーメン、お好み焼きの具に。
一口大にちぎってサンドイッチ、ケールチップスにも。

③きゅうり:
いぼ有りの四葉系、シャキットという品種。皮が少し硬め。
塩で揉むか、縞剝きしてください。
パリパリの歯ざわりが美味しく、酢の物、辛子漬け、生サラダ、浅漬け、中華炒めに。

④フルーツパプリカ:
少量!生でも食べられる甘くて可愛いミニパプリカ。
刻んで生サラダ、マリネ、ピクルス、肉詰めに。
チャーハンやピラフに入れると甘くて美味しい。夏野菜カレーにも。

⑤ズッキーニ:
カリウム、ビタミン類が豊富。どんな調理にも合います。
スライスして、オリーブオイルと塩胡椒で炒めて、グリル、スープ、カレー、ピクルス、ナムルにも。
皮は細長く薄くむいて、おひたし、きんぴらに。

⑥みさきキャベツ:
とんがり姿がかわいいキャベツ。ビタミンC、U、カルシウムが豊富。
とても甘く、せん切りで生サラダがおススメ。
炒め物、お好み焼き、焼きそばの具、ピクルス、ザワークラウトにも。

⑦新玉ねぎ:
増量!赤玉ねぎ。あまり日持ちがしないので、早めに食べ切ってください。
スライスして生サラダ、ピクルスがおすすめ。
炒め物、煮物、カレー、スープ、サンドイッチにも。

⑧じゃがいも:
増量!ほくほくで優しい甘さの「にしゆたか」という品種。
どんな料理にも合います。
煮崩れしにくく、炒め物、カレー、スープ、味噌汁、ポテサラにぴったり。
グリルやガーリックポテト、グラタンも美味です。

※野菜の番号は、早く食べて頂きたい順番に並べています。

<カンタンレシピ>

〇モロヘイヤのたたき  かんたんで栄養たっぷり。納豆に混ぜて。ご飯のお供に。

①モロヘイヤは葉から茎まで全部使います。水で良く洗い、熱湯で30秒くらい茹でる。
②ザルに取り、軽く絞って水気を切る。
③まな板に乗せて包丁で細かく叩き、粘りが出たら出来上がり。ポン酢、白だしなどお好みでどうぞ。納豆に混ぜても美味しい。

〇きゅうりの辛子漬け ごはんのお供にぴったり

①きゅうりはよく洗い、少し厚めに乱切りする。
②塩をまぶして、2時間ほど漬けて置く。
③めんつゆに、砂糖多め、辛子粉も多めに加え、甘辛のだし汁を作る。
④きゅうりは洗わずに軽く絞り、だし汁に2、3時間ほど漬けこんで出来上がり!

〇煮るだけの肉じゃが

①じゃがいも、にんじん、玉ねぎは一口大に切る。
②フライパンにめんつゆ、日本酒とキビ砂糖(みりんでもOK)を加えて出汁を作る。
③煮立ったら、こま切れ肉、野菜、糸こんにゃくなどを加え、しっかり火が通るまで煮る。
④肉とじゃがいもに火が通ったら、火を止めて10分ほど冷まして出来上がり!

〇キャベツの温サラダ(アンチョビまたはシーチキンを加えます)

①キャベツは一口大にざく切りする。
②耐熱ボウルにキャベツと軽く崩したアンチョビを加え、4分チンする。
 アンチョビの代わりにシーチキンと塩昆布でもOK。
③お好みのドレッシングを少し掛けてお召し上がりください。

〇免疫力アップ!ザワークラウト(すっぱいキャベツの漬物)

材料はキャベツと塩。外葉も捨てずに使う。計り、ボウル、ガラス瓶をご用意ください。
①キャベツの外葉を外し、中身を粗目の千切りにして、重さを計る。
②キャベツの重量の2%の塩を振り、しっかり揉み込む。水分が出てきます。
③煮沸消毒した蓋つきビンを用意し、キャベツをしっかり詰め込む。
④洗った外葉を瓶の口径に合わせて折り畳み、キャベツの上から蓋するように押し込む。
⑤キャベツが空気に触れないように、水を足して浸す。
⑥ブクブクと泡が出て来るので、涼しい場所で2週間置き、酸っぱくなっていたら完成。
※詳しく知りたい方は、YouTubeで検索すると、たくさん動画が出てきますよ!

休止や日時・頻度・送り先などの変更がありましたらお気軽にご連絡ください。
傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報ください。

以上