2017年11月上旬の野菜セット。
あっという間に11月になり、10月の遅れを取り戻すべく、作業を進めています。
ただ、秋は何かとイベントが多く細切れに用事が入るため、なかなかまとまった時間が取れないのが悩み。
▼ともかく夏作の片付けを急ぎ、玉ねぎを植える場所を作ると同時に、葉物野菜の種まきを追加しています。
このところ昼間でもシカが鳴いており、ニンジンに被害が出はじめました。
簡易な柵では簡単に飛び越えられるため、面倒ですが作物ごとにネットを張る予定です。
▲遅れているニンニクの植え付けは、自然農の人たちの間で静かなブーム?となっている「つるつる植え」を試してみるつもり。
今年は定番の「福地ホワイト6片」をメインに、山口県の伝統品種「大島赤丸にんにく」、長崎県の「平戸にんにく」の3品種です。
「つるつる植え」とは、ニンニクの表皮をむいてつるつる裸の状態で土中に植えるというもの。
植え遅れても発芽が速く、年内に十分育つため良い実が採れるらしい。本当かな(笑)。
◆これから急ぎたい作業
シカ対策
にんにくの植え付け
大根などの土寄せ
種まき(レタス類、しゅんぎく、ほうれんそう、こまつな、ファーベ、プンタレッラなど)
夏作や支柱類の片付け
ハンマーナイフモアによる緑肥の粉砕
トラクターによる整地
排水対策としての額縁処理
荏胡麻の脱粒と洗浄
ハウスの建設
納屋の補修
▲写真を取り忘れた里芋(赤目大吉)
▲野菜セット(小)1,500円(税込み・送料別)
ご注文はコチラから。
~本日11月4日(土)到着分の「七三農園だより」より~
本日のお届け野菜は、台風22号による泥はねを落とすため水洗いしています。
お手数ですが、袋の尻をハサミで少し切り、水を出してから冷蔵庫に入れてください(里芋以外)。
10月は雨が15日間、日照量は平年の半分以下、さらに2つの台風に晒されて、野菜にとっては厳しい月になりました。とくに葉物野菜の生育が悪くなっています。
今後しばらく好天が続きそうなので、何とか回復することを願っています。
これからは、色々な里芋、カーボロネロ、ブロッコリー、秋じゃがなどがお届けできる予定です。どうぞお楽しみに。
なお、「食と農の映画祭2017 inひろしま」にご協力いただき、ありがとうございました。
季節変わりで体調を崩しやすい今日この頃、新鮮野菜を食べて健康にお過ごし下さい。
①ロメインレタス:
台風の影響で葉先にすれ傷みがあります。
おなじみのシーザーサラダだけでなく、肉やベーコンと一緒に炒め物、ナムル、スープ、味噌汁、卵とじ、パスタにも合います。
②サニーレタス:
日照不足で色づきが今一つ。
台風の影響で葉先にすれ傷みがあります。
生サラダやナムル、スープ、味噌汁、炒め物、卵とじ、パスタ添え、ちしゃもみに。
③里芋:
初物!インドネシア・セレベス島から伝わった赤目大吉という品種。
ぬめりが少なくホクホクの食感が特徴。煮物、あんかけ、グラタンが定番ですが、ポタージュも美味しいようです。
新聞紙などに包み、常温で保存してください。
④長ねぎ:
その名も「赤ネギ」という品種。
抗酸化作用、血行促進、ビタミンB1の吸収を助けるアリシンが豊富。
じっくりソテーが美味しい。
鍋物、味噌汁、炒め物、ぬた、天ぷら、薬味、刻んでオイル漬けにも。
⑤新しょうが:
今回で終了です。殺菌作用、身体を温め新陳代謝を高めるなど様々な効能あり。
うどん、豆腐の薬味、しょうが紅茶、ピクルス、甘酢漬け、炊き込みご飯、マリネ、ジンジャーエールに。
⑥まびき大根:
芯まで赤い紅くるり大根と紫大根のセット。
根は薄くスライスして生サラダ、炒め物、ピクルスに。
葉は細かく刻んでおひたし、炒め物、味噌汁、浅漬けに。
⑦ケール:
セレブがこぞって食べるというカーリーケール。
βカロテン、ビタミンE、メラトニン、ルテイン、食物繊維、カルシウムが豊富。
スムージーや生サラダが有名ですが、じっくり煮込み、スープ、炒め物も美味しいです。
⑧にんじん葉:
もみ殻が残っているので、よく洗ってください。
細かく刻んで、スープ、かき揚げ、炒め物、オムレツ、ふりかけが定番ですが、フードプロセッサーで粉砕して野菜ディップやスムージーにも使えます。
<かんたんレシピ>
〇身体が温まる!しょうがごはん
しょうがは加熱するとショウガオールという成分が生じ、血行を促進し、身体を芯から温めてくれます。
千切りしたしょうがはお好みの分量、各種の出汁、お好みにより鶏ひき肉などを加えて、いつもの水加減で炊飯してください。
〇ケールとアンチョビのサラダ
お届けしているのはカーリーケールという品種で、ちりちりに巻いた葉が特徴です。
収穫直後から萎れてくるので、お召し上がり前に50度洗いをお試しください。
ともかく栄養価が高いのが特徴ですが、味のほうも深い滋味があってなかなか美味しいです。
要はキャベツの仲間なので、生サラダ、スムージー、炒め物、煮込み、おひたしなど何でも合います。いろいろお試しください。
①ケールは軽く茹で5ミリ幅くらいに切る。
②玉ねぎは薄くスライスして水にさらしておく。
③アンチョビを細かく刻み、オリーブオイル、塩コショウ、パルメザンチーズと和える。
④全部の材料をよく混ぜて出来上がり。
〇里芋のポタージュ
①里芋は皮を?き、厚めに切る。長ネギまたは玉ねぎをみじん切り。
②野菜を鍋に入れ、だし汁で煮る。
③里芋に火が通ったら、取り出してミキサーまたはブレンダーにかける。
④鍋に戻し、豆乳または牛乳、白みそ、黒胡椒を加えて味付けし、中火で煮る。
⑤器に盛り、お好みでオリーブオイル、パセリ、ピンクペッパーなどを振る
<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみがら薫炭、油滓、有機石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っております。土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用いています。窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げています。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、ブログ、フェイスブックで発信しておりますのでどうぞご覧ください。
◆野菜の傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報くださりますと幸いです。
~以上