2020年7月上旬の野菜セット。

7月に入って、ずっと雨が続いています。

九州、岐阜県、長野県では記録的な大雨となり「令和2年7月豪雨」と命名されました。

七三農園のある東広島市志和町でも、7月5日から8日までの3日間の雨量が、平年の月間雨量を超える278ミリに達しました。

また、7月中旬以降も大雨が続く可能性が高く、予断を許さない状況になっています。


農家にとって7月は、春作を片付け、秋冬野菜に向けて土づくりを急ぐ時期でもあります。

畑がずっと湿っているので機械を入れられず、準備が遅れる一方で焦ります。


他にも、コロナの感染数増加と無策、河合夫妻問題、ALPS処理汚染水放流パブコメと、何かとざわつく7月になっていますね。

早く梅雨も災禍も明けて、平穏な日々に戻れますように。

▲2020年7月11日(土)着の野菜セット。
(ご家庭での鮮度保持のために、個別に袋詰めしております。
袋はリサイクルプラとして適切に処分願います)

★有機JAS認証を取得しました(オーガニック認証センター119-015 志和Organicラボ.として)


★ようやく新規のお客様にも野菜セットをお届け出来るようになりました。

ご興味のある方は、「お試し1回」からどうぞ。

【お詫び】:複数のお客様から「注文フォーム」から送信できないとのお声を頂いております。

原因は調査中なのですが、ドコモのタブレットとOCNのアドレスから送信できない場合があるようです。

大変お手数ですが、「お問合せフォーム」からご連絡いただくか、ファクスまたはお電話にてご連絡をお願い致します。

 

~7月11日(土)到着の「七三農園だより」より~

活発な梅雨前線が雨雲を送り出し、南九州では豪雨災害が多発しています。

本日の野菜は土砂降りの中での収穫・調整となりました。みなさまの地域でもどうかご用心ください。
 
畑では、春野菜が次々と終了し、夏野菜へと移り変わって行きます。

今回はミディトマト、ピーマンが入りました。今後は、フルーツパプリカ、甘長とうがらし、枝豆へと続きます。

長雨が心身に堪える今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。

①キャベツ:
とんがり姿がかわいい「みさき」という品種。ビタミンC、U、Kが豊富。
ともかく甘くて柔らかく、千切りで生サラダがおすすめ。味噌汁、炒め物、スープ、お好み焼きにも。

②ミディトマト:
初物!酸味と甘みのバランスが良い「シンディスウィート」。
水を制限しているため、皮は少し硬めです。
生サラダ、炒め物、スープ、ラタトゥイユ、マリネに。
意外とトマト味噌汁、グリルも美味しい。

③ピーマン:
初物!肉厚で美味しい「京ひかり」という品種。ビタミンA、C、P、カロテンが豊富。
加熱してもビタミンが壊れにくいので、炒め物、スープ、肉詰め、チンジャオロース、夏野菜カレー、無限ピーマンにも。

④空芯菜:
初物!エスニック料理の定番。βカロテン、ビタミンB類、鉄分、マグネシウム、葉酸が豊富。
水洗いして5センチに切り、フライパンにゴマ油とニンニクを熱して炒め物に。
中華だしやナンプラーでどうぞ。

⑤新じゃが:
優しい甘さで、どんな料理にも合う「あいのあか」。
煮崩れしにくく、肉じゃが、炒め物、カレー、スープ、味噌汁、ポテサラにぴったり。
グリルやガーリックポテト、グラタン、きんぴらも美味です。

⑥赤玉ねぎ:
生サラダ用の赤玉ねぎ。硫化アリルが豊富で血液サラサラ効果あり。
辛みが少ないので、スライスしてそのまま、または少し水に晒して生サラダでどうぞ。
丸ごと炒め物、スープ、マリネ、ピクルス、カレーに。

⑦きゅうり:
ゴツくてイボありの異形、昔ながらの「四葉きゅうり」。
ぱりぱりで味わい深い品種です。傷みが早いのであまり市場には出回りません。
スライスして生サラダ、酢の物、浅漬け、からし漬け、ピクルスなど。意外と中華炒めも美味しい。

⑧にんにく:
長崎県産の上海早生という品種。
アリシン豊富、ビタミンB1の吸収を助け、免疫力を高め、殺菌効果、疲労回復に効果あり。
炒め物、スープ、オイル漬けに。新物のフレッシュな香りをお楽しみください。

※梱包されているビニール袋のまま、野菜室で保管すれば1週間程度は鮮度が保たれます。
※ケールがしんなりしていたら、ボウルに水を張り一晩漬けておくとしっかり回復します。
※日中の気温が25℃を超え始めたらクール便(別料金)でのお届けとなります。

<カンタン・レシピ>

〇炒め物にお酢を!
暑さが体力と食欲を奪う季節。
我が家では、炒め物の最後にしっかりお酢を効かせて、さっぱり甘酸っぱく仕上げています。
食欲が進み、コクも出て、疲労回復にも効きそうです。

〇ご飯にもお酒にも合う、きゅうりの辛子和え タレはお好みでアレンジ!
①きゅうりはピーラーで皮を縞目にむき、ヘタを取る。
②包丁の柄か「すりこぎ」で叩いて割れ目を付け、5センチの長さに切る。
③醤油、みりん、砂糖を等量混ぜ合わせ、粉辛子(練り辛子でも可)を加えてタレを作る。
③すべてジップロックに入れてよく揉み、冷蔵庫で2時間寝かせて出来上がり!

〇千切りポテトのサラダ
①じゃがいもは水洗いし、皮ごと出来るだけ細長く千切りにする。短時間、水にさらす。
②鍋で1~2分ほど茹でる。お好みでいんげん豆も一緒に。ザルに上げて水気を切る。
③じゃがいもをボウルに入れ、千切りにしたハムやきゅうりを加えて塩胡椒を振り和える。
③お好みで、いろいろなドレッシングを掛けてどうぞ。中華風も美味しい。

〇フランスの肉じゃが、夏野菜のラタトゥイユ(Rtatouille)
トマトをベースにした夏野菜の煮込み料理にはラタトゥイユ(フランス料理)とカポナータ(イタリア料理)があります。
ラタトゥイユはズッキーニを、カポナータはナスの素揚げを使います。酢が効いて、たくさん食べられます。冷えても美味しい。
①ズッキーニ、玉ねぎ、じゃがいも、インゲン豆などは大きめの一口大に切る。
②フライパンにオリーブ油を熱し、刻んだニンニクで香り付けする。
③野菜をしっかり炒め、トマトの水煮缶を加えて、20分ほど煮る。
④白ワイン、塩こしょう、あればショウガ、チリパウダーなどで味付けし、酢をしっかり効かせたら夏らしい爽やかな一品に仕上がります。パンやパスタに合わせてどうぞ。


<七三農園の栽培について>
 七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。