2019年10月上旬の野菜セット。
9月もいろいろありました。
彼岸を過ぎるまで雨が無く、畑はカラカラ。
23日未明に台風17号が九州北部から日本海側を通過し、雨量は少なかったものの猛烈な風が吹きました。
トラクターや機械を入れているビニールハウスが根こそぎ転げて、見たこともない形になっていました(笑)。
野菜の被害は、大したことが無く、人的被害も無かったのが救いです。
しかし、8月後半の雨続き、その後のカラカラ天気で、発芽と初期成長が悪く、本当なら9月中旬に仕上がってくるはずの8月蒔き葉物野菜がほとんど採れず。
それも想定の範囲内なので、多めにタネを蒔いていたのですが、成長は遅れています。露地栽培には厳しい季節です。
10月中旬からは、いろいろな野菜が増え始めると思います。
七三農園は妙に野菜にキビシイ面があり、過酷な条件でも頑張って育って来る野菜だけを家庭にお届けしたいと考えているところがあるので、遮光ネットやサプリメント資材はまったく使いません。
このため、案の定、毎年、9月は大きな端境となってしまいます。
年々厳しくなる夏の気候を乗り切るために、来年は、夏の育苗ハウスを工夫し、また遮光ネットを使って夏の葉野菜を育てようと考えています。
また、露地栽培(トマトはハウス栽培)だけでは難しいので、借金をしてハウス2棟を建てることにしました。
これで、端境期の葉野菜を少し増やすことが出来ると思います。
▲台風17号が日本海側を通過し、機械を収納するハウスが根こそぎひっくり返った。
▲最近の野菜セット(9月28日着のもの)はこんな感じです。
七三農園の野菜セットは、8品目で1,800円(税込み・送料別)。
新規のお申込みは、10月中旬以降からお受け致します。
まずは「お試し1回」からどうぞ。
~本日10月2日(水)到着の「七三農園だより」より~
早いもので、もう10月。
今現在は、葉物の種まきや苗の定植の真っ最中。
そんな所に台風17号が来て、機械倉庫のビニールハウスが根こそぎ横倒しになりました。
また今週には、18号が同じコースで近付いています。これ以上の被害が出ないように祈るばかりです。
そんな折、近所の親戚から和栗が届きました。塩水で虫出しをしているので、安心してお召し上がりください。
新しい葉物野菜や里芋、サツマイモ、落花生などが出始めるまでもう少し。秋冬野菜もどうぞお楽しみに。
季節の変り目が身体に堪える今日この頃、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。
①和栗:
今年も近所の親戚から無農薬の栗が届きました。皮を少し割って5分くらい茹でると鬼皮も甘皮もむきやすいです。
栗ご飯、マロングラッセ、お菓子づくりに。すぐに調理しない場合は、皮を?いて砂糖をまぶして冷凍すれば長く保存できます。
②きゅうり:
みずみずしい「Vアーチ」という品種。
皮をシマ模様に?いて、スライスして生サラダ、酢の物、ピクルス、浅漬け、からし漬け、つくだ煮などに。
意外と中華炒めも美味しい。
③玉ねぎ:
品種は「OP黄」。抗酸化作用、血行促進、ビタミンB1の吸収を助ける塩化アリルが豊富。
スライスして生サラダ、スープ、味噌汁、炒め物、カレー、肉じゃがに。
ピクルスや刻んでオイル漬けにも。
④にんじん葉:
8月蒔きにんじんの間引き。カロテン、ビタミンEが豊富。
よく水洗いして砂を落とし、みじん切りで、ごま油、醤油、じゃこと一緒に炒めてご飯のふりかけに。
かき揚げ、チジミの具として、パセリの代わりなどにお使いください。
⑤かぼちゃ:
粉質で甘いダークホースという品種。
ビタミン類、βカロテン、カリウム、食物繊維が豊富。
厚切りしてじっくりソテーがおススメ。
天ぷら、煮物、ポタージュ、グラタン、コロッケ、プリン、焼き菓子にも。
⑥じゃがいも:
皮は紫班、中身は黄色の「グランドペチカ」。新芽はくり抜いてください。
煮崩れしにくく、フライドポテト、カレー、おでん、炒め物、ポテトサラダに。
グリルやガーリックポテト、素揚げも美味です。
⑦フルーツパプリカ:
生でも食べられる甘く可愛いパプリカ。
刻んでドレッシングなどをかけて生サラダ、マリネ、ピクルス、肉詰めに。
刻んでチャーハンやピラフに入れると甘くて美味しい。甘めの夏野菜カレーにも。
⑧ぽんせんべい:
石窯パンの店、無有無さんのぽんせんべい。自然栽培の自家米を使っています。
そのまま食べても美味しいですが、チーズや野菜サラダ、炒め物、焼き肉などを乗せるとお酒やワインに合う一品になります。ぜひお試しください。
⑨にんにく:
長崎の平戸にんにく。
アリシン豊富、ビタミンB1の吸収を助け、免疫力を高め、殺菌効果、疲労回復に効果あり。
炒め物、スープ、オイル漬けに。
<かんたんレシピ>
〇栗のあつかい方
皮がカビやすいので、すぐ食べない場合は、丸ごと2、3分茹でて冷ましてから冷凍してください。時間が無いときは、そのまま冷凍庫に入れてください。
すぐ食べる場合も、2、3分茹でると、鬼皮が剥きやすいです。
〇じゃがいものガレット
①じゃがいもは水洗いして、皮のまま細切りにする。
②ボウルに入れ、あれば薄力粉(そば粉でも良い)、塩コショウを混ぜ合わせる。
③フライパンにオリーブオイルを熱し、じゃがいもを投入し、じっくり焼く。
④フライ返しで裏返し、両面ともコゲ目が付いたら出来上がり。
お好みで、ケチャップ、ピザソース、チーズなどを乗せてお召し上がり下さい。
〇かぼちゃのポタージュ
裏ごしせずに煮くずすだけの簡単ポタージュです。残った皮はきんぴらで一品に。
①かぼちゃは洗って、皮を?き、5ミリの厚さに切る。
②玉ねぎは皮を?いて、できるだけ薄切りにする。
③フライパンにバターを熱し、玉ねぎをしんなりするまで炒める。かぼちゃと固形ブイヨンと水適量を加え、かぼちゃが柔らかくなるまで10分程度煮る。
④牛乳を少量加え、塩胡椒で味をととのえて出来上がり!パセリを散らせてどうぞ。
⑤残ったかぼちゃの皮は、細切りしてゴマ油でさっと炒め、砂糖、醤油で味をととのえ、きんぴらでどうぞ。
〇きゅうりの佃煮 作り置きできて、ご飯のお供にぴったり。
①きゅうりは水洗いして、3ミリ厚に輪切りする。
②ボウルにきゅうり入れ塩を振って10分間置き、水分を搾る。
③フライパンに油を熱し、きゅうり、しょうがの千切り、塩昆布、鷹の爪、砂糖、しょうゆ、みりん、酢を適量入れて水分が無くなるまで炒めて出来上がり。
<クール便でのお届けについて>
到着日の最高気温が25℃を超え始めるとクール便に切り替えます。ただし、配送地域の天候や到着時刻によっても変わりますので、その点ご容赦ください。到着した野菜に傷みや変質がありましたら、お手数ですがご一報いただけますと幸いです。
<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。
~以上