2018年8月上旬の野菜セット。

豪雨と酷暑による気象災害が頻発しています。
被害を受けられた方々にお見舞い申し上げます。

当分の間、まともな雨が降っておらず、しかもこの厳しい暑さで畑はカラカラ。
さすがの夏野菜たちもかなりグッタリしています。

▼こんな時に限って、エンジンポンプが故障したりで、慌ててポンプ類をレンタルして水路から水を汲み上げて畑に撒いています。
焼石に水みたいなものですが、それでもやらなければ確実に野菜が枯れるでしょう。
まったく祈るような気持ちです。

 

 

 

 

 

 

 

▼初めての稲作は、なんとか育ってきて、雑草も生え始めました。
夕方、少し涼しくなってから除草をしています。

 

 

 

 

 

 

 

▼やっと1mを超えるまで伸びた緑肥セスバニアをハンマーナイフで砕く。
このあとトラクターで鋤き込んで、秋冬の堆肥とします。

 

 

 

 

 

 

 

▼野菜セット(小)1,800円(税込み・送料別)
関西圏までの限定で「午前中便」を復活させました。より早い到着をお望みの方は、ご選択ください。
ご注文はコチラから。

 

 

 

 

 

 

 

~本日8月8日(水)到着の「七三農園だより」より~

8月7日(火)は「立秋」。暦の上では、もう秋です。
しかし、7月12日以降、まともな雨が降らず、日本全国で35℃を超える記録的猛暑が続いています。
畑では、カンカン照りによって野菜たちが弱り気味で、ピーマンなどは枯れ始めています。
万願寺とうがらしは辛くないのが特徴ですが、水不足と強日射のストレスで、少し辛いものが混じっている可能性があります。どうかご容赦ください。

畑では、春野菜の片付けと耕運、田んぼの草取り、秋冬野菜のタネ蒔きを進めています。
8月から9月は、端境期の野菜不足にヒヤヒヤしながら、秋冬の準備を急ぐ季節になります。

猛暑酷暑が続く今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。

①ミニトマト:
フルーツのような甘さのオレンジパルチェ。水を制限しているため、皮は少し硬めです。
生サラダ、ピクルス、マリネ、浅漬け、グリル、炒め物、ラタトゥイユに。
意外とトマト味噌汁も美味しい。

②じゃがいも:
新じゃが「さんじゅうまる」。
プレーンな見た目どおり、味はごくふつうに美味しく、どんな料理にも合います。
煮物、炒め物、味噌汁、スープ、ポテサラ、カレーにと幅広くお楽しみください。

③なす:
大長なすと千両なすのセット。
焼きなす、蒸しなす、炒め物、煮びたし、天ぷら、味噌汁、浅漬けにも。
皮にはポリフェノールの一種ナスニンが含まれているので、ぜひ皮ごとどうぞ。

④にんにく(小さめ):
別山口県の離島で栽培されてきた赤丸にんにく。
パンチの効いた香りの強い品種です。アリシンが豊富で、ビタミンB1の吸収を助けます。
殺菌効果、免疫力を高め、疲労回復に効果あり。
炒め物、スープ、カレー、オリーブオイル漬けに。

⑤ピーマン:
肉厚で美味しい京波という品種。
ビタミンA、C、P、カロテンが豊富。
加熱してもビタミンが壊れにくいので、炒め物、スープ、肉詰め、チンジャオロース、夏野菜カレー、無限ピーマンにも。

⑥万願寺とうがらし:
京都の伝統野菜、辛くないとうがらし。
肉厚で軟らかく、素焼き、炒め物、煮びたし、焼きびたし、天ぷらなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユにも合います。
辛いものが混じる可能性あり!

⑦玉ねぎ:
品種は「OP黄」。抗酸化作用、血行促進、ビタミンB1の吸収を助ける塩化アリルが豊富。
スライスして生サラダ、スープ、味噌汁、炒め物、ピクルス、刻んでオイル漬けにも。

⑧きゅうり:
ゴツくてイボありの異形、昔ながらの「四葉きゅうり」。
ぱりぱりでとても美味しい品種です。傷みが早いのであまり市場には出回りません。
スライスして生サラダ、酢の物、浅漬け、からし漬け、ピクルスなど。
意外と中華炒めも美味しい。

⑨フルーツパプリカ:
生でも食べられる甘さの可愛いパプリカ。
刻んでゴマドレッシングなどをかけて生サラダ、マリネ、ピクルス、肉詰め、刻んでチャーハンやピラフに入れると甘くて美味しい。
甘めの夏野菜カレーにも。

⑩おまけ:
青柚子です。今年は水不足で球が小さい。
皮を擦りおろして素麺の薬味、スープや味噌汁のアクセントに。青とうがらし、塩と合わせて柚子胡椒に。
果汁は焼き魚、炒め物、肉料理に絞りかけて、炭酸水やビール、焼酎に合わせると美味しい。

※青柚子、青唐辛子の単品販売を承ります。携帯かメールでお問い合わせください。

<かんたんレシピ>

〇万願寺とうがらしの煮びたし
京都のおばんざい風、もっともベーシックな食べ方です。冷えても美味しい。
①万願寺とうがらしのへたは取らずに、大きいものは縦半分に切る。
②フライパンに油を熱し、刻んだ油揚げと一緒に軽く炒める。
③和風だしをひたひたに加えて、くったりするまで煮る。
④器に盛り、じゃこやかつおぶしを振りかけて出来上がり!

〇夏野菜のカポナータ(Caponata)
トマトをベースにした夏野菜の煮込み料理にはラタトゥイユ(フランス料理)とカポナータ(イタリア料理)があります。
ラタトゥイユはズッキーニを、カポナータはナスを素揚げにして使います。酢が効いて、たくさん食べられます。冷えても美味しい。
①ナス、玉ねぎ、ピーマン、トマトなどは一口大に切る。
②フライパンにオリーブ油を熱し、刻んだニンニクで香り付けする。
③ナスは別途、素揚げにしておく(面倒な場合は、揚げなくても良いのです)。
④野菜を炒め、白ワイン、砂糖、塩こしょう、あればショウガ、チリパウダーなどで味付けし、20分ほど煮る。
酢をしっかり効かせたら出来上がり。

〇無限ピーマン(いくらでも無限に食べられるという意味)
一昨年流行ったかんたんレシピです。ビールのお供に、お弁当にも。
①ピーマンは細切りにする。
②耐熱容器にツナとピーマンを入れ、ラップをしてレンジで2,3分加熱。
③ごま油、黒コショウ、和風だしまたは鶏がらスープを加えて和えるだけ。

<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみがら薫炭、油滓、有機石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っております。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用いています。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げています。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、ブログ、フェイスブックで発信しておりますのでご覧ください。

◆傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報ください。

~以上