2017年7月下旬の野菜セット。

広島でも梅雨が明け、暑さが本格的になっています。
畑ではキリギリスが良く鳴き、里山ではヒグラシ、クマゼミ、ニイニイゼミ、アブラゼミが鳴いています。
8月にはミンミンゼミ、ツクツクボウシ、チッチゼミも鳴き始めるでしょう。

伸び放題になっていた草をようやく刈っています(^^;)。
空いた水田を点々と借りているので、隣近所に迷惑が掛からないように、そこそこに草を刈る必要があります。
まず最初に手を付けるのが、他の方の水田との境界線。このあたりでは、上流側の管理者が下流側との境界を刈るルールとなっています。
これを怠ると、「やっぱり有機農業は…」と言われてしまうので、気を付けたいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うちの場合、8〜11月が一年でいちばん忙しくなります。
8月は、夏野菜の管理、春夏作の片付け、9月から11月末まで種蒔き、苗づくり、定植が続くからです。
2、3日雨が続くと平気で1週間くらい予定がずれ込むので、7月の間にいろいろやっておくのが正解です。
ということで、日中は非常に暑いのですが、晴れ間の続く7月のうちに色々仕事を詰めてやっています。

〜昨日、7月22日(土)到着分の「七三農園だより」より〜

 

 

 

 

 

 

 

野菜セット(小)1,500円(税込み・送料別)

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広島県も梅雨が明けて、いよいよ暑さがピークになりました。
ビニールハウス内はうだるような暑さで午前中しか入れません(^^;)。
畑では夏野菜への追肥、春野菜の片付け、秋のタネ入手などを進めています。
美味しかった枝豆は、シカに丸ごと100株ほど食べられてガッカリですが、その分「丹波の黒大豆」を多めに植えたので10月が楽しみです(昨年こちらも全滅でしたが…)。
豪雨や熱中症が心配な今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごし下さい。

①なす:
黒紫大長茄子という品種。焼きなす、煮びたし、天ぷら、夏野菜カレーに。
ほとんどが水分で目立った栄養素はありませんが、皮にはナスニンというポリフェノールが含まれ抗酸化力が強いので皮ごとどうぞ。

②ピーマン:
肉厚で美味しいピーマン。ニューエースという品種。ビタミンA、C、P、カロテンが豊富。
加熱してもビタミンが壊れにくいので、炒め物、スープ、肉詰め、チンジャオロース、夏野菜カレーなどに。

③トマト:
水を制限しているため皮が硬め。定番のフルティカ(赤)とフルーツのように甘いオレンジパルチェ(橙)のセット。
生サラダ、ジュース、スープ、炒め物、ピクルスに。

④オクラ:
初物です!赤と緑のセット。赤は茹でると色が抜けます(^^;)。
βカロテン、ペクチン、カリウム、カルシウムが豊富。夏バテ解消にピッタリなスーパー野菜。茹でてたたき、天ぷら、炒め物、味噌汁に。

⑤マッチャン:
初物!生で食べる韓国かぼちゃ。韓国宮廷料理「ジョン」に欠かせない野菜です。
クセが無く、どんな料理にも合います。薄切りで炒め物、スープ、浅漬け、ナムルに。タネもそのまま食べられます。

⑥モロヘイヤ(少量!):
クレオパトラが愛した野菜。カロテン、ビタミンB群、カルシウムなどが豊富で、野菜の王様とも言われています。
軽く塩ゆでし、たたき、おひたし、たまごとじ、スープ、納豆に混ぜても美味。

⑦万願寺とうがらし:
京都の伝統野菜。辛くないとうがらし。肉厚で軟らかい。
素焼き、炒め物、煮びたし、焼きびたし、天ぷらなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユにも合います。

⑧新じゃが:
いちばんベーシックな普賢丸(黄)。低カロリーでビタミンC、カリウムが豊富。
皮ごと使って、煮物、炒め物、ポテサラ、スープ、カレーに。

⑨赤玉ねぎ:
やや辛い猩々赤(赤)。生サラダ、スープ、丸ごとじっくりソテーや煮物にも。
水分が多いので早めにお召し上がりください。

※じゃがいもは、暗くて風通しの良い場所で保管してください。
蛍光灯程度の灯りでも、青変して毒素ソラニンが生じますのでご注意ください。

<かんたんレシピ>
〇夏野菜のカポナータ(Caponata)
トマトをベースにした夏野菜の煮込み料理にはラタトゥイユ(フランス料理)とカポナータ(イタリア料理)があります。
材料はほとんど同じですが、ラタトゥイユはズッキーニを、カポナータはナスを使います。
また、ナスを素揚げにするのが特徴です。酢で仕上げるので、さっぱりして野菜がたくさん食べられます。冷えても美味しい。

①ナス、玉ねぎ、ピーマン、トマトなどは一口大に切る。
②フライパンにオリーブ油を熱し、刻んだニンニクで香り付けする。
③ナスは別途、素揚げにしておく(面倒な場合は、揚げなくても良いのです)。
④野菜を炒め、白ワイン、砂糖、塩こしょう、あればショウガ、チリパウダーなどで味付けし、20分ほど煮る。酢をしっかり効かせたら出来上がり。

〇マッチャンのジョン(韓国の宮廷料理)
①まっちゃんは1センチくらいに厚切りする。2、3時間、天日で干すと良いようです。
②酢、だし醤油、辛みそ、にんにく、すりごまなどを合わせて韓国風タレを作る。
③マッチャンに小麦粉か米粉をまぶし、溶き卵にくぐらせ、フライパンでこんがり焼く。
④タレをかけて出来上がり!

<野菜の鮮度保持について>
野菜を包んでいる透明な袋は、水分を保持する特殊なフィルムです。1枚3~5円くらいします(^^;)。使い残りの野菜はこの袋に入れ、冷蔵庫などで保管すると長持ちします。葉物野菜がしんなりしていたら、50℃くらいの湯に漬けるとパリッとします。

<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみがら薫炭、油滓、有機石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っております。土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用いています。窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げています。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、ブログ、フェイスブックで発信しておりますのでどうぞご覧ください。

◆野菜の傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報くださりますと幸いです。
お盆休みなどで変更がある場合は、お気軽にご連絡ください。贈答、ご実家への転送等も承ります。

〜以上