2017年6月下旬の野菜セット。

いつものことですが、あっという間に時間が過ぎ、もうすぐ7月!真夏です!
この6月は本当にイベントが多く、勉強になり楽しめました。
農作業的には、まだまだ宿題を抱えたまま(新ハウス建設未着手!!)ですが、晴れの日が多かったおかげで作業も順調に進みました。
広島テレビで農園の様子が放映され、問い合わせや注文を頂き、有難いことに対応に追われています。
一方で、葉物を中心に野菜不足になっており、ヒヤヒヤしています。
5月の低温、6月の雨不足で、野菜の生育は遅れ気味。
現在は、大豆類の種まき、夏の葉物の準備、トマトの管理などに追われています。

6/3 呉市内小学校での水辺教室講師
6/4 八本松吉川での田植えイベントサポート
6/8 広島テレビ取材
6/17 広大生企画の「Discoverひがしひろしまツアー」対応
6/22 深町ハーブ園「みんなとミント」視察
6/24-25 神石高原町の農家視察
6/26 IWAD環境福祉リハビリ専門学校有機農業実践論講師
6/26 広島県生物多様性会議(仮)出席
その他いろいろ

~本日6月24日(土)到着分の「七三農園だより」より~

 

 

 

 

 

 


野菜セット(小)1,500円(税込み・送料別)

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6月21日は「夏至」でした。暦の上ではもう「夏」です。
日の入りが一番遅く、20時近くまで仕事が捗ります。
一方で6月の降水量は平年の25%に留まり、野菜の生育が芳しくありません。
野菜が足りるかと、毎日ひやひやしています(^^;)。
昨年、たいへんな野菜不足となった夏に向けて、今年は今から準備を進めています。
7月には枝豆、トマト、ナス、ピーマンなどがたくさん出始める予定です。一方で葉物野菜は少なくなります。
熱中症も多くなるこの季節ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごし下さい。

①新じゃが:
色とりどり3品種。普賢丸(黄)、あいのあか(ピンク)、グランドペチカ(赤まだら)。
低カロリーでビタミンC、カリウムが豊富。皮ごと使って、煮物、炒め物、ポテサラ、スープ、カレーに。

②ズッキーニ:
大きめ1本または2本のセット。カリウム、カロテン、ビタミンB、Cが豊富。
クセが無いのでどんな料理にも合います。厚切りで、肉と一緒に炒めて塩コショウ。
スープ、カレー、コンソメでじっくり煮込んでポタージュも美味しい。

③キャベツ:
甘くて柔らかいグリーンボールです。千切りで生サラダがオススメです。
ビタミンC、U、K、葉酸、カルシウム、βカロテン、カリウムが豊富で低カロリーな健康野菜です。

④新玉ねぎ:
甘くて瑞々しい博多こがね(白)、やや辛いレッドグラマー(赤)のセット。
生サラダ、スープ、丸ごとじっくりソテーや煮物にも。
水分が多いので早めにお召し上がりください。

⑤ケール:
セレブがこぞって食べるというカーリーケール。
βカロテン、ビタミンE、メラトニン、ルテイン、食物繊維、カルシウムが豊富。
スムージーや生サラダが有名ですが、煮込み、天ぷら、炒め物も美味。

⑥にんじん:
香りの良い春蒔きにんじん。炒め物、生サラダ、スープ、天ぷら、かき揚げに。
葉は先端の軟らかい部分だけ切り離し、細かく刻んで炒めもの、パセリの代わりに。
葉をまるごと素揚げにしても美味しいです。葉先がシカに食べられていますm(v_v)m。

⑦きゅうり(少量!):
イボありで大きくなる昔ながらの四葉(すうよう)きゅうり。傷みが早いので市場には出回りません。
ぱりぱりでとても美味しい品種です。スティックサラダ、酢の物、浅漬け、ピクルスなど。

⑧サラダごぼう(少量!):
太りが今一つなサラダごぼう。食物繊維、イヌリン、各種ミネラルが豊富。
ピーラーで薄くスライスして茹でるか水にさらし、生サラダ、炒め物、味噌汁、スープ、炊き込みご飯に。

⑨ピーマン(おまけ):
肉厚で美味しいニューエースという品種。これからたくさん出てきます。
炒め物、スープ、肉詰めなど、幅広くお楽しみください。

※じゃがいもは、暗くて風通しの良い場所で保管してください。
蛍光灯程度の灯りでも、青変して毒素ソラニンが生じますのでご注意ください。

<かんたんレシピ>
〇新じゃがのアンチョビ、ガーリックソテー
色とりどりのじゃがいもの個性を楽しむのにぴったりのレシピです。

①じゃがいもは大きめに角切りし、くしが通る固さまで茹でる。
②フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくのみじん切り、アンチョビを炒める。
③アンチョビが崩れてきたら、じゃがいもを投入し、焦げ色が付くまで炒める。
④黒胡椒、パセリ(にんじん葉)を振って出来上がり!

〇ケールの浅漬け風サラダ
お届けしているのはカーリーケールという品種で収穫直後から萎れてくるので、お召し上がり前に50度洗いをお試しください。
栄養価が高いのが特徴ですが、好き嫌いがはっきり分かれます(^^;)。
要はキャベツの仲間なので、生サラダ、スムージー、炒め物、煮込み、おひたしなど何でも合います。いろいろお試しください。

①ケールは芯から葉を細かくちぎりとる。硬さが気になる方は軽く湯通しする。
②ケールをジップロックなどの袋に入れ、軽く塩を振ってよく揉んで、1晩冷蔵庫に置く。
③水分を絞ってみじん切りにし、オリーブオイル、レモン汁または酢、はちみつ、ナッツ類などを和え、よく混ぜる。ゆでたまごのスライスをトッピングする。

<野菜の鮮度保持について>
野菜を包んでいる透明な袋は、水分を保持する特殊なフィルムです。
1枚3〜5円くらいします。使い残りの野菜はこの袋に入れ、冷蔵庫などで保管すると長持ちします。
葉物野菜がしんなりしていたら、50℃くらいの湯に漬けるとパリッとします。

<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみがら薫炭、油滓、有機石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っております。土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用いています。窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げています。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、ブログ、フェイスブックで発信しておりますのでどうぞご覧ください。

◆野菜の傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報くださりますと幸いです。

〜以上