令和3年10月下旬の野菜セット。

秋晴れの天気が続き、土づくりや苗の定植など、農作業は捗っています。

ただ、雨量が極端に少なく、露地野菜はジョウロで手灌水を行うなど、それなりの苦労はあります。

我が家の庭に、旅するチョウ、アサギマダラが訪れてくれた。

毎年恒例「ベジモ有機農業スクール」御一行様が七三農園に来られ、うちの失敗談を堪能していただきました。

「金ごま」の脱穀を体験していただく。
条件の悪い休耕田を改善し、畑に転換するプロセスを見ていただく。

「化学農薬を使わない」「化学肥料を使わない」「遺伝子組み換え技術を使わない」という有機農業の三原則は、最低限のことであって、七三農園が大切にしている「身近な資源を活かす」、「生物の力を借りる」、「地形や気候の特性に沿う」というところを感じていただければ嬉しく思います。

学生君に手伝ってもらい、稲刈り、天日干しを済ませる。
まだ半分、晩生品種の稲刈り残っている。
学生さんに手伝ってもらい、金ごまを風選。
さらに洗浄、乾燥、異物除去を経て販売します。
9月蒔きのソルゴーを漉き込んで、来春用の畑を準備する。
ビニールハウス内に入り込んだ「ヤブガラシ」の駆除に苦労している。
地中に蔓延った根を取るために、掘って掘って掘りまくりの日々。
すでに100kgほどの根を取ったと思うが、完全駆除には至らない。

▲10月30日(土)着の野菜セット
(1,800円・税込み・送料別)
有機JAS認証取得(OCC119-015 志和Organicラボ.)

~10月30日(土)着分の「七三農園だより」より~

朝夕がぐっと寒くなりました。

黒大豆、インゲン豆、キュウリ、カボチャなどが終了し、ブロッコリーや菜っ葉には少し早いという端境期。

今回は野菜不足のため、有機仲間の「百や」さんの下志和地青茄子が入りました。

稲の天日干し、荏胡麻の脱穀、サツマイモ掘り、露地の最後の定植と、冬の準備を進めています。

11月から、茎ブロッコリー、かつお菜、さつまいも、新ショウガなどが出始める予定です。どうぞお楽しみに。

秋冬野菜までもうすぐ。新鮮野菜を食べて健やかにお過ごしください。

①かぼちゃ(カット):
早めにワタとタネを取って冷蔵庫で保管して下さい。
ビタミン類、βカロテン、カリウム、食物繊維が豊富。
スライスしてグリルかソテーおススメ。天ぷら、煮物、ポタージュ、コロッケ、プリンに。

②春菊:
βカロテン、ビタミン類、カリウム、カルシウムが豊富な緑黄色野菜。
柔らかいので生サラダがおすすめ。
鍋物、味噌汁、おひたし、白和え、卵とじ、天ぷら、胡麻和え、ナムルなど、幅広くお楽しみください。

③ケール:
苦みが少ないケールのミックス。
βカロテン、ビタミンE、メラトニン、ルテイン、カルシウムが豊富。
硬い筋を取り、細かく刻んでスープ、炒め物、お好み焼き、カレー、パンに挟むホットサンドもオススメ。

④わさび菜:
ほんのりピリ辛がクセになる葉野菜。
ビタミンA、B2、C、βカロテンが豊富。殺菌作用のあるアリルイソチアネートを含む。
おひたし、生サラダ、サンドイッチ、鍋物、炒め物にも。

⑤チンゲン菜:
クセがなく、カロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウムが豊富な中国野菜。
よく洗って縦4つにざっくり刻み、丸ごと中華炒め、卵とじ、卵スープ、八宝菜、味噌汁、鍋物などに。

⑥ロメインレタス:
虫が付いたので良く洗ってください。
シーザーサラダのレタス。生サラダだけでなく、ざっくり刻んで炒め物、ナムル、スープ、味噌汁、卵とじ、パスタにも合います。
内側の柔かい葉でレタス鍋に。

⑦青茄子:
広島の伝統野菜「下志和地青茄子」。
有機農業仲間の「百や」または「麓や」さんからの一品です。
焼きなす、蒸し茄子、炒め物に。
「青茄子のお造り」が絶品です。

⑧玉ねぎ(少量!):
「もみじ」という品種。
硫化アリルが豊富で血液サラサラ効果あり。
スライスして水に晒して生サラダ、炒め物、スープ、マリネ、ピクルス、カレーに。

⑨万願寺とうがらし(少量):
辛くないとうがらし。少し硬めです。
じっくり素焼きがおすすめです。
天ぷら、炒め物、煮びたし、焼きびたし、カレー、ラタトゥイユにも合います。

※上の野菜リストは、傷みやすさなどを考えて、早く食べて頂きたい順に並べています。
※梱包されているビニール袋のまま、野菜室で保管すれば1週間程度は鮮度が保たれます。

<お知らせ>

毎年恒例、広島県有機農業研究会がお届けする冬のギフトセットのチラシを同封します。

100セット限定で、お申込みは11月30日までです。

QRコードを読み込めばスマホからでも簡単にお申込み出来ます。ぜひお申込みください!

<カンタン・レシピ>

〇レタス、新玉ねぎ、焼きサバのサンドイッチ ケールを使っても美味。
冷凍の焼きサバを使えば、手軽なサンドイッチの出来上がり。お出かけに、お弁当に。

①焼きサバは焼いておく。
②バゲットまたは食パンを軽く焼いて、柚子胡椒を混ぜたバターを塗る。
③レタスを洗って大きめにちぎり、刻んだ新玉ねぎと焼きサバを包む。
④すべての具をパンに挟んで出来上がり!ごま油やマヨネーズでアレンジも楽しめます。

〇青なすのお造り

①茄子はピーラーで皮を剝いて、ラップに包み、レンジで4分、または蒸し器で蒸す。
②蒸しあがったら、良く冷やして薄切りにして皿に盛り付ける。
③スライスしたトマトやモッツァレラチーズを合わせても良い。
④わさびと醤油でお刺身のように頂きます。

〇かぼちゃの種のおつまみ

①スプーンでワタとタネを取り出し、よく洗ってワタを落とす。
②タネは耐熱皿に広げてレンジで2,3分乾燥させる(2回くらい)。
③フライパンにオリーブオイルを熱し、タネをじっくり炒る。
④こんがり焼き色が付いたら塩を振って完成!殻ごとパリパリ食べてください。

〇ロメインレタスとベーコンのマヨ炒め

①ロメインレタス、ベーコン(またはソーセージ、豚肉)は一口大に切る。
②フライパンにマヨネーズを入れて熱し、①を炒める。
③しんなりしたら、マヨネーズを少量追加する。お好みで、玉ねぎ、しめじ、インゲン豆も加えても美味。

<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。

★休止や日時・頻度・送り先などの変更がありましたらお気軽にご連絡ください。

★傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報ください。

~以上