【お詫び】有機JAS認証における「不適合」がありました。
【お詫び】有機JAS認証における「不適合」がありました。
七三農園の有機野菜やお米をお買い上げいただいている皆様
いつも大変お世話になっております。
令和7年2月に有機JAS認証の継続審査を受けいるところです。
その審査の中で、2024年産の農産物に有機JAS法上の「不適合」がありましたことをここに記し、お詫びいたします。
【検査員からの指摘事項】
2025 年 2月15日追記、③規格6.1・名称表示の不適合(七三農園・米)有機JASマーク付きラベルの文言が事前審査を受けたものから変更されており、一括表示にも有機農産物であることを示す名称表示がなされないまま出荷されている。「格付規定4」に定めた方法に従って是正処置を実施してください。
文章だと難しいのですが、写真にあるように「有機JASシールを貼って、有機農産物として出荷する場合は、有機○○と表記する」必要があるのです。
令和7年2月15日までに出荷した有機栽培米は「有機」の表示を付けていませんでした。
指摘を受けた2月15日以後は「有機精米・有機玄米」と表記して出荷しております。
もしもご希望がありましたら、正しいラベルに取り換えさせて頂きますので、その旨連絡くださいませ。
なお、お米の品質には何ら問題はないため、安心してお召し上がりいただけますと幸いです。
※現在出荷している有機栽培米はすべて「予約分」のみであり、すでに在庫はありません。
【今回の不適合に対してどのように対処したか】
◆対処方法
1-N-2【格付規程】4.に従い、出荷後に不適合と判明した荷口に対処する。
(1)不適合と判明した荷口を特定する。
(2)その荷口に対する全ての出荷先を出荷記録から特定する。
(3)不適合品を出荷した旨を伝達し、自己回収または一般野菜としての販売を依頼する。
(4)格付数量の訂正を行う。
付記:上記の実施結果を書類(本書)として記録・保存し、「苦情対処記録」にも記載する。
◆対処結果
(1)不適合と判明した荷口を特定する。
荷口は、検査員から指摘を受けた飯米(ゆめまつり・旭)であった。
(2)その荷口に対する全ての出荷先を出荷記録から特定する。
格付け出荷記録から、すべての出荷先を特定した。
(3)不適合品を出荷した旨を伝達し、自己回収または一般野菜としての販売を依頼する。
①すべての出荷先に通知(メールおよび電話)する。
一括表示に「有機精米・有機玄米」の表示が無く、「精米・玄米」だけの表示であったこと。
希望があれば、正しいラベルに張替えすること。
米の品質には問題は無いため、そのまま消費しても問題は無いこと。
②七三農園ホームページおよび SNS インスタグラムを通じて不適合品を出荷した旨と対応を表
示(未実施、2/22までに行う)。
(4)格付数量の訂正を行う。
上記の対応を行い、また米の品質に問題は無いため、格付け数量の訂正は行わない。
付記:上記の実施結果を書類(本書)として記録・保存し、「苦情対処記録」にも記載した。
今後(有機JAS認証期間中)は、裏面の一括表示を「有機精米・有機玄米」として販売すること。
【お詫びはここまで】
今年は表ラベルの文言を少し修正し「広島県産」の表示を大きくしたため、表面から「有機栽培米」の表示が消えてしまったこと、そのミスに気付かなかったことが原因でした。
せっかく有機JAS認証を受けて「有機農産物」として出荷しているのに、「有機○○」の表示を忘れてはいけませんね。
ちなみに「有機JAS認証」を取得していないのに、個別の商品に「有機○○」と表示すると「景品表示法違反」になるそうです。
今後はこういった不適合が生じないように気を付けて行きます。
引き続き、ご愛顧のほど宜しくお願い致します。
令和7年2月21日(金) 七三農園 代表 岩見潤治