2024年最後の野菜セット。
天気予報どおり、冬らしい寒さの日が続いています。
今朝の天気は時おり小雪が舞う曇天となっています。
まずはお知らせから。
2024年産の新米、自然栽培(無施肥)、天日干しの「ゆめまつり」と「旭」は完売しました。
米騒動の影響もあってか販売スタートから1か月以内に売り切れとなったのは初めてです。
ご案内出来なかったお客様には大変申し訳ありませんでした。
来年は動力除草機を導入するので、栽培面積を少し拡大したいと考えています。
12月中旬、2か月ぶりに野菜セットを再開しましたが、その間にも色々とありました。
【ユンボの講習を受けました】
3トン未満の小型重機を操作できるように「小型車両系建設機械(整地等)運転特別教育」を受講しました。
まる2日間、座学と実習をぴっちりと受けて、晴れてユンボを使える身となりました。
1月には畑の排水を改善する溝づくりをしっかりやりたいと思います。
【学校給食の野菜を納品しました】
今年は市教育委員会や子ども家庭課からの声掛けで、試行的に給食用の野菜とお米を納品しています。
有機JAS仲間の「百や」(ももや)さんとペアを組んで、春じゃがいも、玉ねぎ、かぼちゃ、青ナス、大根などを納品しました。年明けには、ニンジンと秋じゃがいもを納品する予定です。
今年は「有機JAS取得農家に限定」した取り組みでしたが、拡大と安定化のためには「環境直払い」の農家にも輪を広める必要があると思います。
市の話によると来年度も継続されるということなので、今年の成果や反省を整理しておきたいと思います。
【大豆が収穫出来ました】
三原市の大先輩からタネを受け継ぎ、志和の農家仲間と協働栽培した「小糸種在来青大豆」が何とか収穫できました。
自家採種かつ連作3年目。小ぶりの実が混じりますが1反で約120kgの収量はまずまずだと思います。
春の長雨のせいで播種が1か月も遅れ、さらに酷暑の夏を乗り越えて、ようやく実った大豆。
暑い盛りに何度も行った畝間潅水が功を奏したのか、予想以上の収量でした。
「小糸種在来青大豆」は数ある大豆品種の中でも一二を争うくらい糖度が高い品種です。
煮豆、豆ごはん、チリコンカン、きな粉、自家製みそ、豆腐、納豆に。
今年流行っている「ガトーきな粉」にいかがでしょうか。
年明けにJAの選別機に掛けてもらい、さらに手選りして、1月中旬けからお届けします。
年内はもう少し仕事をして、正月明けには久しぶりに和歌山の実家に帰ろうと思います。
今年も大変お世話になり、ありがとうございました。
どうか良いお年をお迎え下さい。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
七三農園 代表 岩見潤治