2018年10月下旬の野菜セット。

台風25号以降は穏やかな天候が続き、畑仕事にも力が入ります。
ただ、今年は色々な所から声が掛かり、イベントや打ち合わせに出かけることが多く、これらも合わせて楽しくも忙しい初秋を過ごしています。

▼広島文教大学祭での出店(10月7、8日)
丹波種黒大豆、新しょうが、ロメインレタス、からし菜、かぼちゃ、バターナッツなど。
ほっこりした手作りの学園祭で、近隣の住人や学生さんの保護者、教員さん、入学を考える高校生なども来場しており、楽しく過ごせました。
大学祭で野菜が売れるのか?と思っていましたが、思った以上に買い上げて頂きました。
この時期は端境期で野菜が少ないのと、当日の朝採りになるので、どうしても数量が限られてしまうのが悩ましい。

 

 

 

 

 

 

 

▼脱温暖化プロジェクトせら・笑コカフェでのお話し会
サラリーマン時代にもお世話になった「脱温暖化プロジェクトせら」が主催する「笑コカフェ」に8月、10月と呼んで頂き、「有機農業者から見た気候変動対策」をお話しさせて頂きました。
おしゃれな古民家カフェ「カフェ・ルポ」さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今週は、広島大学料理部の男子学生さん、「ベジモ有機農業スクール」の受講生さんが見学に、週末は「東広島マーケットひとむすびの場」に出店、また「ひとむすびの場」では主催の学生さんたちが地場野菜を使ったミネストローネを出品するというので、その準備など。

そのほか「日本有機農業学会・広島大会」、「広島県有機農業研究会・総会講演会」の打ち合わせなどいろいろ。

▼肝心の野菜は、ようやく葉物が出来始めました。
野菜セットのお客様が継続的に微増、他社ECサイト様での販売は野菜不足により低空飛行、飲食店様には野菜不足で営業出来ず。
やはりこの夏の酷暑と何度も襲来した台風の影響が色濃く出ています。

 

 

 

 

 

 

 

月末には荏胡麻の収穫、初めての稲刈り、ハウス建造などが行います。

▼小さな稲刈機、ハーベスター、田植え機も買い揃えたが、置く場所が無いので雨ざらしになっている。
これから中古ビニールハウスを建てる予定。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野菜セット(小)1,800円(税込み・送料別)
※関西圏までの限定で「午前中便」を復活させました。より早い到着をお望みの方は、ご選択ください。
10月は出荷件数が多く、日にちがご希望どおりにならないことがあります。ご容赦ください。

~本日10月24日(水)到着の「七三農園だより」より~

ようやく色んな葉物野菜が出来始め、安心していたら、何と台風26号が発生したようです。何とか逸れて欲しいものです。
畑では、年内最後の種まきと定植を急いでいますが、イベントやマルシェでの出店が多くバタバタしています。
初めての田んぼは何とか穂が実り、稲刈機や脱穀機を買い揃えました。11月に稲刈りを行い、天日干しする予定です。
エゴマの収穫期とも重なり、もうしばらく忙しい日が続きそうです。
朝夕の気温差が堪える今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。

①枝豆:
旬はわずか2週間。この時期だけの丹波種黒大豆です。
大豆ポリフェノール、イソフラボン、レシチン、カリウムが豊富。
枝から房を取り外してざっと洗い、茹で豆、豆ご飯、ポタージュなどでお楽しみください。

②葉だいこん:
葉を食べる専用品種で、ビタミン、鉄分、カロテンが豊富。
おひたし、炒め物、味噌汁、浅漬けに。
刻んで、ごま油で炒め、しょうゆ、おかか、じゃこと合わせてご飯のお供に。根は味噌汁、煮込みに。

③茎ブロッコリーの新芽:
1株から1個だけ採れる、ブロッコリーの新芽(頂芽)。
この後に生える脇芽を収穫します。
刻んで炒め物、パスタに添えて。茹でて温サラダ、スープやクリームシチューに。

④サニーレタス:
パリレッドという品種。
生サラダの定番ですが、スープ、味噌汁、ナムル、酢の物(ちしゃもみ)、卵とじ、パスタにも合います。
幅広くお楽しみください。

⑤さやインゲン:
カルシウム、カリウム、βカロテン、アスパラギン酸が豊富。
ヘタとスジを取って軽く茹でて、温サラダ、胡麻和え、おひたしに。
味噌汁、煮物、炒め物、天ぷらもおススメ。

⑥ケール:
苦みが少なく食べやすいカーリーケール。
βカロテン、ビタミンE、メラトニン、ルテイン、食物繊維、カルシウムが豊富。
スムージーや生サラダが有名ですが、スープ、炒め物、ホットサンドもオススメです。

⑦コーラルリーフ:
ピリッと辛いからし菜のベビーリーフ。
生サラダ、炒め物、味噌汁、スープ、おひたしに。
刻んでゴマ油と塩で和えてナムルに。お肉と一緒にさっと炒めると色がきれいに仕上がります。

⑧玉ねぎ:
そろそろ終了です。品種は「OP黄」。
抗酸化作用、血行促進、ビタミンB1の吸収を助ける塩化アリルが豊富。
スライスして生サラダ、スープ、味噌汁、炒め物、ピクルス、刻んでオイル漬けにも。

※葉物野菜は、50℃の湯に浸けるとシャキっと回復します。ぜひお試しください。

<かんたんレシピ>

〇黒大豆の豆ご飯
丹波の黒大豆は生長の終盤を迎え、実はアントシアニンが発生して褐色に色づいています。これが完熟の証です。この後、だんだんと黒くなり、最後は黒大豆になります。

①黒大豆は枝からさやを外して水で洗う。
②沸騰した湯で、さやを1分間くらい茹でる。
③水でさっと冷やし、さやを押して実を取り出す。
④米を研いで、ふつうの水加減にし、枝豆の実を入れ、少し塩を振り、ふつうに炊飯する。
⑤米が炊き上がったら、さっくり混ぜて出来上がり!

〇ケールのホットサンド
パンに挟んで加熱すると、適度な苦みと軟らかさで、サンドが美味しく仕上がります。

①ケールは軽く洗って、水気を切る。ケールの芯は、包丁で切り外しておく。
②ケールを一口大にちぎり、食パンか切り込みを入れたバゲッドに敷き、ケールの間にハム、チーズ、卵焼き、バター、マヨネーズなど、お好みの具を一緒に挟む。
③オーブンかレンジで1~2分加熱して出来上がり!

<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみがら薫炭、油滓、有機石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っております。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用いています。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げています。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、ブログ、フェイスブックで発信しておりますのでご覧ください。

◆傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報ください。

~以上