2017年8月上旬の野菜セット。
夏真っ盛り!暑さもピークです。
熱中症を気に掛けながらも、夏野菜の追肥や整枝に追われています。
晴天が続いている間に、畑の片付けをどんどん進めています。
春作では、過乾燥や高温など気候が不安定なので、黒マルチを多用しており、引きはがすのに苦労します。
今年も土づくりのために蒔いている緑肥セスバニアが順調に育っています。
丹波の黒大豆にシカの被害が出始めたので、簡単な柵を設置しました。
今現在のお届け野菜です。
野菜セット(小)1,500円(税込み・送料別)
ご注文はコチラから。
~昨日、8月2日(水)到着分の「七三農園だより」より~
まさに夏全開で、口を開けばつい「暑い!」と言ってしまう今日この頃。
志和町は雨が少ないので畑も乾き気味で、少し夕立が欲しいところです。
現在は、夏野菜への追肥、春野菜の片付け、秋のタネ入手などを進めています。
また新しい土地を借りて、畑を拡大しています。
全国的に野菜不足に陥った昨年9月の反省を生かして、今からいろいろ画策しているところです。乞うご期待!
豪雨や熱中症が心配な今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごし下さい。
①モロヘイヤ:
クレオパトラが愛した野菜。カロテン、ビタミンB群、カルシウムなどが豊富で、野菜の王様とも言われています。
軽く塩ゆでし、たたき、おひたし、たまごとじ、スープ、納豆に混ぜても美味。
②白とうもろこし:
エバーグリーンという品種。少し太りが悪いですが、甘くて美味しい品種です。
皮ごと水から茹でて3?5分沸騰させてお召し上がり下さい。
白いヒゲは、素揚げやヒゲ茶として使えます。
③トマト:
水を制限しているため皮が硬め。
フルティカ(赤)とフルーツのように甘いオレンジパルチェ(橙)のセット。
生サラダ、ジュース、スープ、炒め物、ピクルスに。
④オクラ:
赤と緑のセット。赤は茹でると色が抜けます(^^;)。
βカロテン、ペクチン、カリウム、カルシウムが豊富。
夏バテ解消にピッタリなスーパー野菜。茹でてたたき、天ぷら、炒め物、味噌汁に。
⑤ピーマン:
肉厚で美味しいピーマン。ニューエースという品種。
ビタミンA、C、P、カロテンが豊富。
加熱してもビタミンが壊れにくいので、炒め物、スープ、肉詰め、チンジャオロース、夏野菜カレーなどに。
⑥なす:
定番の黒紫大長なすと白なすのセット。
大長なすは、焼きなす、煮びたし、炒め物、夏野菜カレーにぴったり。
白なすは変色しやすいですが、柔らかく、炒め物、煮物に。
どちらも皮はやや固めです。
⑦伏見甘長とうがらし:
京都の伝統野菜。辛くないとうがらし。肉厚で軟らかい。
素焼き、炒め物、煮びたし、焼きびたし、天ぷらなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユにも合います。
⑧ごーや:
初物!「沖縄長れいし」という品種。
ビタミンC、鉄分、カルシウム、食物繊維が非常に多い健康野菜。
炒め物チャンプルーが定番ですが、つくだ煮、天ぷら、ナムルもおすすめです。
⑨赤玉ねぎ:
やや辛い猩々赤(赤)。そろそろ終了です。
生サラダ、スープ、丸ごとじっくりソテーや煮物にも。
水分が多いので早めにお召し上がりください。
<かんたんレシピ>
〇夏野菜のカポナータ(Caponata)
トマトをベースにした夏野菜の煮込み料理にはラタトゥイユ(フランス料理)とカポナータ(イタリア料理)があります。
材料はほとんど同じですが、ラタトゥイユはズッキーニを、カポナータはナスを使います。
また、ナスを素揚げにするのが特徴です。酢で仕上げるので、さっぱりして野菜がたくさん食べられます。冷えても美味しい。
①ナス、玉ねぎ、ピーマン、トマトなどは一口大に切る。
②フライパンにオリーブ油を熱し、刻んだニンニクで香り付けする。
③ナスは別途、素揚げにしておく(面倒な場合は、揚げなくても良いのです)。
④野菜を炒め、白ワイン、砂糖、塩こしょう、あればショウガ、チリパウダーなどで味付けし、20分ほど煮る。酢をしっかり効かせたら出来上がり。
〇甘とうがらしの洋風じゃこ炒め
万願寺や伏見甘長とうがらしは、肉巻き、天ぷら、煮びたし、焼き物が定番ですが、洋風でちびっ子でも食べやすいレシピを紹介します。
①フライパンにオリーブオイルを入れて、甘とうがらし両面を焼く。
②焼き色が付いたら、醤油・みりん・酒を等量ずつ適量、じゃこも加えて、炒め煮にする。
③アルコールが飛んだら、器に盛って、パルメザンチーズを振りかけ完成!
<野菜の鮮度保持について>
野菜を包んでいる透明な袋は、水分を保持する特殊なフィルムです。
1枚3~5円くらいします(^^;)。使い残りの野菜はこの袋に入れ、冷蔵庫などで保管すると長持ちします。
葉物野菜がしんなりしていたら、50℃くらいの湯に漬けるとパリッとします。
<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみがら薫炭、油滓、有機石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っております。土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用いています。窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げています。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、ブログ、フェイスブックで発信しておりますのでどうぞご覧ください。
◆野菜の傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報くださりますと幸いです。
お盆休みなどで変更がある場合は、お気軽にご連絡ください。贈答、ご実家への転送等も承ります。
~以上