10月~11月の畑の様子
手帳を見ると、10月2日から26日まで晴天が続き、畑はカラカラでした。
その10月のうちに夏作の片づけを進めました。といっても、骨折していた左手首のギプスが取れたばかりであまり無理はできないので、いろんな人に手伝ってもらいマルチ剥がしなど。
片付けた畑には米ぬかを振って、トラクターで整地します。まだ気温が高いので、野菜残渣の分解が進みます。1~2週間ほど置いたのち、緑肥を蒔きます。
通常、秋冬作は夏作よりも広い面積が必要ですが、今年は作付け量を減らして、畑全体の約半分に緑肥を蒔きました。
というのも、8月に行った土壌診断で「全炭素がやや不足」という結果が出たこと、今夏のナスやピーマン類が不作だった反省から、来年に向けて土壌中の腐植を増やしたいと考えたためです。
緑肥は、エンバクとヘアリーベッチを選択。過湿に弱いので、排水対策も行います。
ありがたいことに、親戚から稲藁をたくさん頂き、さっそく活用しています。
草抑え、保湿、保温、微生物の棲家、土壌への炭素供給など、様々な効果が期待できます。
何よりも、マルチを使わなくて良いことが嬉しいです。
春夏作にはマルチの必要性を感じますが、方向性としてはマルチを使わない栽培を目指します。
11月に入ってコンスタントに雨が降り、秋冬野菜は順調に育っています。
ジャガイモは、普賢丸、シェリー、でじま、アイノアカの4品種。そろそろ収穫しなければ。
ハクサイ、キャベツ、菜の花、茎ブロッコリーは、やや遅れながらも順調です。
葉物は、ちじみ小松菜(終了)、大東京べか菜、しろ菜、博多かつお菜、コーラルリーフ、水菜が順調。
カブ、大根類は、第一番目の播種分が生育不良だったので、やや少なめです。
毎年好評の黒丸大根。今年は作付け量が少ないので、宅配セットに少量だけ入ります(^^;)。
はじめて作った赤ネギ。しゃきしゃきして美味しい。
10月末に収穫した「えごま」。ハウス内で乾かして、種を採っています。
できれば焙煎せずに、油を絞りたいと考え中です。
育苗ハウスでは、エンドウ類、ソラマメ、サワーキャベツ、菜花、こぶ高菜が定植を待っています。
最後のレタス類を定植。不織布で保温すれば、4月に採れるはず。。。
ハウスも早く準備して、葉物の種まきを始めなければ。
現在お届け中の宅配セット(小セット:1500円・送料別)はこんな感じです。
(日によって品目は変わります)
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