籾殻燻炭を作っています。



本日1月17日の夜明け。

今日も良い一日になりそうです。


しばらく、小雨と暖かい日が続いていましたが、来週にはまた強い寒波が来そうですね。


1月は書類仕事や打ち合わせが多い時期で、苦手な事務を進めています。

この2、3年は、オンライン会議が定着したので、コタツに足を突っ込みながら会議が出来て、ずいぶんラクになりましたね。


また、この時期は籾殻燻炭を焼いたり、落ち葉での温床づくりの準備をしたり、ぼかし肥料を仕込んだり、えひめAi2を作ったり、春夏用のタネの準備したりで、忙しい時期でもあります。

有機JAS認証を取得するためには、すべての資材に証明書が必要なので、自作の場合は手順書を作成します。

【籾殻燻炭の作成手順】

①籾殻(昨年の秋に近所で頂いたもの)を燻炭器に詰める。

②自動鎮火装置をセットする。

③上端開口部から着火する。

④燃焼が落ち着くまで、5分ほど様子を見る。

⑤安定して燃焼していたら、蓋を閉めて密閉する(空気を遮断して蒸し焼き状態にする)。

⑥6時間ほど燃焼し、自動鎮火装置が働いて、燃焼が止まる。

⑦温度が下がったら、金属トレーに燻炭を取り出す。

⑧ジョウロで水を掛けて、完全に鎮火させる。

⑨袋に取り分けて保管する(完全に鎮火させないと再燃するので注意!)。

⑩煙突から出る煙が冷却されて、籾酢が取れる。

※燻炭製造機は、黒瀬町で活動する「エコINNくろせ」さんから有償でお借りしています。

 

籾殻を燻炭器に詰める
上端開口部から着火する。
燃焼が落ち着くまで、5分ほど様子を見る。
安定して燃焼していたら、蓋を閉めて密閉する(空気を遮断して蒸し焼き状態にする)。
煙が灰色から白色に変わり、ゆっくり立ち上り始める。
煙突の下端に籾酢受け容器をセットしておく。
1回の燻炭づくりで2リットル超の籾酢が取れる。
ただし、七三農園では畑や野菜に施用していない。
6時間くらいで焼き上がる。
ドラム缶が冷えたら燻炭を取り出す。
この時点でまだ燃焼が止まっていないので、ジョウロで水を掛けて、完全に鎮火させる。
完全に鎮火したら、袋に取り分けて保管する。

 

このようにして作った籾殻燻炭は、自家製ぼかし肥料の材料、播種時の覆土として使っています。

毎年10回くらい焼きますが、今年は15回を目標にしています。

身近に入手できる資材を、無駄なく有効活用したいですね。

以上です。