厳しかった2015年の夏・・・

毎日ブログを書きたいと思いつつ、調べ物や出荷の準備や事務仕事など、夜には夜で仕事があり、ついつい更新が簡単なfacebookばかりになっています。

しかし、これは書いておかねばならぬと思い、キーボードを叩くワタクシ。。。

 

開園3年目になる2015年度は、栽培面積を一気に増やしたり、これまでの反省を生かして品種の選定、苗数の絞込みなどを経て、まずまずの出だしでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、夏野菜の定植期の5月に最高気温が30℃に達したり、乾燥が続いたりして、定植直後の苗は厳しい状態に。6月以降は気候が安定するも、8月には寒くなったり、暑くなったり寒暖差が大きく、野菜たちは厳しい気候に晒されました。

ピーマン類、とうがらし類は、6月に極端に弱ってしまい、えひめAi溶液の葉面散布を繰り返して何とか持ち直したものの、やはり弱々しいまま収穫時期に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通常なら11月まで採れるはずが、結果的に収量、収穫期間も短いまま、9月上旬にほぼ終了となりました。

 

トマトは7月までは、かつてないくらい良く管理が出来て、出荷も順調だったのですが、8月上旬の熱波で急速に弱り、通常なら9月一杯は収穫できるところが、8月上旬で出荷停止に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナス、トマト、ゴーヤ、オクラさえも、生長が思わしくなく、8月上旬には思うように採れなくなり、これも終了。

 

比較的よく採れたのは、ミニかぼちゃプッチーニと黄もちとうもろこしくらい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果的に、代表的な夏野菜は8月で終了し、品目数が乏しいまま9、10月と乗り切りました。

乗り切ったというより、出荷数を伸ばさず、ぎりぎり低空飛行でやり過ごしたという感じです。

つまり、作付面積は拡大したが、収益は伸ばせない、厳しい夏でした。

 

さらに9月10日には、左手首を骨折し、1カ月間はギプス生活に。

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は、伸び放題になっていた草むらを一気に刈ろうと思い、朝からハンマーナイフや刈り払い機でがんばって草刈りをしていました。夕方、薄暗くなる中、残り10mの草むらを刈ってしまおうと頑張っていたら、道路法面に空いた穴を踏み抜いて刈り払い機を持ったまま1.2mほど転倒。顔面の打撲と切り傷、左手首の骨折になりました。

ただ、刈り払い機を持ったまま転倒し、回転する刃で首を切って死亡する事故が多い中、これだけで済んだのは本当にラッキーでした。

夏作の管理と秋~春までの準備・作付けが重なり一年でいちばん忙しい(と思う)9~10月は片手だけで仕事をすることに。結果的に色んな人に手伝っていただき、一日も休むことなく秋冬の準備を進めることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じでなかなか厳しかった2015年の夏でしたが、秋はそれなりに順調に行っています(^―^)。