令和3年8月下旬の野菜セット。

今朝、令和3年8月25日(水)の朝の様子。

昨晩以降、雨は降っていないが、まだどんより曇っています。

気象庁のホームページで調べたところ、志和観測所では8月8日から24日までの間、ほぼずっと降水が観測されています。

 

本日からしばらくの間、雨が降らない予報なので、遅れていた農作業を進めることができそうです。

ただし、畑がしっかり乾くまで、まだ数日間はトラクターを乗り入れることは出来ません。

土づくりや定植がどんどん遅れ、秋冬野菜の仕上がりが遅れて行きそうです。

そうなると、秋の端境期が長くなり、また出荷が止まってしまうかも知れません。

 

8月9日の台風9号で倒れたナス、ピーマン、甘とうがらし、パプリカなどを手当てする。
排水路では水が抜けきらないので、小さな太陽光発電ポンプで強制排水する。
この程度の排水力でも、一晩稼働させると、かなりの効果が見られた。
昨冬のマルチや防虫ネットが片付けられていない場所がまだずいぶんある。
土砂降りの中でもマルチは剥げる。
学生アルバイト君に付き合ってもらう。
水路でネットを洗う。
野菜不足が確実なので、ハウス内の播種を急ぐ。
いつもお世話になっている「エコINNくろせ」さんから燻炭器を借りて、籾殻燻炭を焼く。
籾殻燻炭は、自家製ぼかし肥料の材料になる。
悪天候の中でも「金ごま」は元気に育っている。
年末か、年明けごろから出荷予定。楽しみです。
いつもお世話になっている「イケカク種苗」(三原店)さん。
秋冬の種と有機JAS適合の培養土を買いに行く。

七三農園で使っているタネのほとんどは、

イケカク種苗店

たねの森(固定種の専門店)

グリーンマーケット(有機の種専門店)

で購入しています。

 

その他、

8月は環境関係のイベントや打ち合わせが多かったのですが、それはまたの機会に。

あいかわらずフェイスブックは一切開けていないです。


広島県内でもコロナ感染者が急増しており、緊急事態宣言も発令されそうです。

土砂災害の心配も続いてます。

みなさまの地域でも、どうか安全に過ごせますように。

 

「旬野菜の宅配セット」の新規申込みは【一時停止】とさせていただきますm(v_v)m。

▲本日、8月25日(水)着の野菜セット
(1,800円・税込み・送料別)
有機JAS認証取得(OCC119-015 志和Organicラボ.)

~8月25日(水)着分の「七三農園だより」より~

8月8日以降、もうずっと雨が降っています。

幸い、七三農園では人的被害や土砂災害は有りませんでしたが、水没と日照不足により野菜が弱り、もっと困るのは秋冬野菜のための畑の準備が進まないことです。

この8月、9月は大きな端境期が続くことになりますので、今しばらく数、量とも少なくなりそうです。

どうかご容赦をお願い致します。

コロナと気候に翻弄される今日この頃、新鮮野菜を食べて健やかにお過ごしください。


①モロヘイヤ:
野菜の王様と言われ、カロテン、ビタミンB群、カルシウムなどが豊富。水洗いして、茎ごと軽く塩ゆでし、たたき、おひたし、卵とじ、味噌汁、スープ、納豆に混ぜても美味。

②おくら:
βカロテン、ペクチン、カリウム、カルシウムが豊富な「ヘルシエ」という品種。
夏バテ解消にピッタリなスーパー野菜です。
軽く茹でて刻み、白ごま、塩昆布、海苔などで和え物、天ぷら、煮びたしに。

③サンマルツァーノ:
縦長・異形の加熱調理用トマトです。トマトソースが有名ですが、縦に四つ切りし、オリーブオイルとニンニクでじっくり炒めてソテーも美味。他の野菜と一緒に炒めて夏野菜カレーがおすすめです。

④フルーツパプリカ:
生でも食べられる甘くて可愛いミニパプリカ。刻んで生サラダ、マリネ、ピクルス、肉詰めに。チャーハンやピラフに入れると甘くて美味しい。夏野菜カレーにも。

⑤万願寺とうがらし:
辛くないとうがらし(稀に辛いものも有ります)。少し硬めです。半分または四つに切り、素焼き、天ぷら、炒め物、煮びたし、焼きびたしなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユにも合います。

⑥ミニかぼちゃ:
オレンジ色の縞模様がかわいい「プッチーニ」。皮が硬いので注意。
5ミリ厚にスライスして、フライパンでじっくりソテーがおすすめ。ワタをくり抜き、具を詰めてオーブンで焼くグラタンにも。

⑦青柚子:
ビタミンCが豊富。焼き魚や肉料理に絞って、皮を刻んで素麺やうどんにも。おすすめは、薄くスライスして、焼酎やビール、炭酸水に絞ってどうぞ。

⑧玉ねぎ:
「もみじ」という品種。硫化アリルが豊富で血液サラサラ効果あり。スライスして水に晒して生サラダ。炒め物、スープ、マリネ、ピクルス、夏野菜カレーに。


※上の野菜リストは、傷みやすさなどを考えて、早く食べて頂きたい順に並べています。
※梱包されているビニール袋のまま、野菜室で保管すれば1週間程度は鮮度が保たれます。

 

<カンタン・レシピ>

〇炒め物にお酢を!
暑さが体力と食欲を奪う季節。我が家では、炒め物の最後にしっかりお酢を効かせて、さっぱり甘酸っぱく仕上げています。食欲が進み、コクも出て、疲労回復にも効きそうです。

〇モロヘイヤのたたき  かんたんで栄養たっぷり。納豆に混ぜて。ご飯のお供に。

①モロヘイヤは葉から茎まで全部使います。水で良く洗い、熱湯で30秒くらい茹でる。
②ザルに取り、軽く絞って水気を切る。
③まな板に乗せて包丁で細かく叩き、粘りが出たら出来上がり。ポン酢、白だしなどお好みでどうぞ。納豆に混ぜても美味しい。

〇オクラのやみつき中華浅漬け

①オクラは1分間塩茹でする。
②水、中華だし、にんにく、酒、鷹の爪を鍋に掛けて、濃い目のダシを作る。
③オクラを漬け込んで、冷蔵庫で数時間冷やしたら出来上がり。
④お好みで、白ごま、ラー油をかけてどうぞ。

〇甘とうがらしの佃煮(万願寺や伏見甘長)

煮びたしとほとんど同じですが、少し硬くなった甘とうがらしにはぴったりです。酒のアテやお弁当のおかずにも。
①甘とうがらしは、柄をちぎり取り、1センチ幅に輪切りにする。
②フライパンにごま油を熱し、とうがらしをしっかり炒める。
③だし醬油、酒、砂糖を好みの分量で合わせて、とうがらしを煮る。
④汁気が少なくなって来たら、かつお節を加えて、よく混ぜて出来上がり!


<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。


★休止や日時・頻度・送り先などの変更がありましたらお気軽にご連絡ください。

★傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報ください。

~以上