令和3年8月上旬の野菜セット。

これから秋冬野菜の苗づくりや種蒔きが本格化するので、畑の片付けと土づくりを急いでいます。

うちの3代目ハンマーナイフ・モア。クローラータイプに昇進しました。

ハンマーナイフ・モアで雑草を粉砕すると、イナゴがパッと飛び立ちます。

それを狙って、どこからともなくキアシナハダカバチモドキ(環境省絶滅危惧Ⅱ類、広島県準絶滅危惧)が現れて、イナゴをキャッチ!

草の上で体勢を整えて、自分の巣まで持ち帰っていきます。

 

えいやっ!と奮発して、タキイ涼感ホワイト40を購入。育苗ハウスと栽培ハウスの両方にセットしました。

これでハウス内の最高温度が4℃くらい下がるので、安心して苗づくりができます。

育苗ハウスは5m×8m。この大きさではもう限界が来ている。

ナス、ピーマン、甘とうがらしなどの畝間を除草し、灌水・追肥を行いました。

水不足と肥料切れでバテ気味でしたが、しばらく養生すれば、また秋から良い実を付けてくれるでしょう。

このタイミングでマルチの裾を剝がしておけば、後がずっとラクになるはず。

遅く植えたエゴマは、毎日、手作業で灌水。枯れるが速いか、根付くのが先か、我慢くらべ。

不整形の畑では灌水チューブを導入しにくいので、やむなく手灌水になる。

空中栽培のカボチャを収穫。数は少なめですが、まずまずの大きさに育ちました。

ダークホース。しばらく追熟して9月上旬からお届け。
プッチーニ。8月中旬からお届け。

本日8月7日(土)夕方、久しぶりに雨が降ってくれた。

環境関係のイベントが続いていましたが、明日の「山の日」イベントを乗り切れば、しばらく農作業に全集中します。

▲本日、8月7日(土)着の野菜セット
(1,800円・税込み・送料別)
有機JAS認証取得(OCC119-015 志和Organicラボ.)

~8月7日(土)着分の「七三農園だより」より~

春野菜の片付け、夏野菜の管理、水田の除草、秋冬に向けた土づくり、苗づくりなど、一年でいちばん忙しい時期を迎えています。

かれこれ3週間、雨が一滴も降らず、暑い日が続いています。

畑はカラカラに干からび、夏野菜もさすがにしんどそうです。

このため、ナス、ピーマンなどは少し硬めになっています。いつもより小さく切ってお使いください。

今しばらくは、ナス、ピーマン、甘とうがらしなど同じような品目が続きますが、夏野菜をお楽しみいただければ幸いです。

【ナスのヘタにトゲがあります。ご注意を!】

酷暑が身に堪える今日この頃ですが、新鮮野菜を食べて健やかにお過ごしください。

①枝豆:
「早生黒頭巾」という品種。鮮度が失われやすいので、真っ先に食べてください。タンパク質、ビタミンB、カリウム、カルシウムが豊富。茹で豆、鞘ごとフライパンで塩焼き、豆ご飯などでお楽しみください。
②空芯菜:
少し硬め。細かく刻んでお使いください。βカロテン、ビタミンB類、鉄分、マグネシウム、葉酸が豊富。水洗いして刻み、フライパンにゴマ油とニンニクを熱して炒め物に。中華だしやナンプラーでどうぞ。
③チンゲン菜:
クセがなく、カロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウムが豊富な中国野菜。縦にざっくり刻み、中華炒め、卵とじ、卵スープ、八宝菜、味噌汁、鍋物などに。
④ミディトマト:
やさしい甘さの「フルティカ」という品種。水を制限しているため、皮は少し硬め。生サラダ、炒め物、スープ、ラタトゥイユ、マリネに。意外とトマト味噌汁、グリルも美味しい。
⑤伏見甘長とうがらし:
辛くないとうがらし(稀に辛いものも有ります)。少し硬めです。半分または四つに切り、素焼き、天ぷら、炒め物、煮びたし、焼きびたしなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユにも合います。
⑥長茄子:
しっかり身の詰まった「白長茄子」。蒸し茄子がおすすめ。炒め物、揚げナス、天ぷら、味噌汁、浅漬けも美味。皮を剝いてラップで包み、レンジで4分間チンすると美味しい蒸しナスになります。
⑦ピーマン:
肉厚で美味しい京波という品種。ビタミンA、C、P、カロテンが豊富。加熱してもビタミンが壊れにくいので、炒め物、スープ、肉詰め、チンジャオロース、夏野菜カレー、無限ピーマンにも。
⑧玉ねぎ+にんにく:
白玉ねぎと平戸にんにくのセット。どちらもアリシン豊富でスタミナの素。玉ねぎはスライスしてサラダ、炒め物、スープ、夏野菜カレーに。

※上の野菜リストは、傷みやすさなどを考えて、早く食べて頂きたい順に並べています。
※梱包されているビニール袋のまま、野菜室で保管すれば1週間程度は鮮度が保たれます。
※葉野菜がしんなりしていたら、ボウルに水を張り一晩漬けておくとしっかり回復します。
※日中の最高気温が25℃を超え始めたら、クール便(別料金)でのお届けとなります。

<カンタン・レシピ>

〇甘とうがらしの佃煮(万願寺や伏見甘長)
煮びたしとほとんど同じですが、少し硬くなった甘とうがらしにはぴったりです。酒のアテやお弁当のおかずにも。

①甘とうがらしは、柄をちぎり取り、1センチ幅に輪切りにする。
②フライパンにごま油を熱し、とうがらしをしっかり炒める。
③だし醬油、酒、砂糖を好みの分量で合わせて、とうがらしを煮る。
④汁気が少なくなって来たら、かつお節を加えて、よく混ぜて出来上がり!

〇空芯菜の炒め物  かんたんで栄養たっぷりの炒め物です。

①空芯菜は水洗いして、一口サイズにざく切りする。
②フライパンにごま油を熱し、みじん切りニンニク、こま切れ豚肉、空芯菜を加えて炒める。干しエビを入れるとコクが出ます。
③味付けは、中華だし、ナンプラー、マヨネーズ、だし?油など、お好みでどうぞ。

〇暑い時期にぴったり!青なすのお造り

①茄子はピーラーで皮を?いて、ラップに包み、レンジで4分、または蒸し器で蒸す。
②蒸しあがったら、良く冷やして薄切りにして皿に盛り付ける。
③スライスしたトマトやモッツァレラチーズを合わせても良い。
④わさびと醤油でお刺身のように頂きます。

〇無限ピーマン(いくらでも無限に食べられる!)ビールのお供に、お弁当にも。

①ピーマン(パプリカ)は細切りにする。
②耐熱容器にツナとピーマンを入れ、ラップをしてレンジで2,3分加熱。
③ごま油、黒コショウ、和風だしまたは鶏がらスープを加えて和えるだけ。
(フライパンにごま油とニンニクでじっくり炒めて卵とじも美味しい。)

〇イタリア・シチリア島の肉じゃが、夏野菜のカポナータ
トマトをベースにした夏野菜の煮込み料理。豚肉や鶏肉が合います。
酢が効いて、たくさん食べられます。冷えても美味しい。

①鶏もも肉、ナス、玉ねぎ、じゃがいも、インゲン豆などは大きめの一口大に切る。
②フライパンにオリーブ油を熱し、刻んだニンニクで香り付けする。
③鶏もも肉、野菜をしっかり炒め、半切りのトマトを加えて、20分ほど煮る。
④白ワイン、塩こしょう、あればショウガ、チリパウダーなどで味付けし、酢をしっかり効かせたら夏らしい爽やかな一品に仕上がります。パンやパスタに合わせてどうぞ。

<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。

★休止や日時・頻度・送り先などの変更がありましたらお気軽にご連絡ください。

★傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報ください。

~以上