広島大学のオンライン授業に参加させて頂きました。

コロナ災禍の続く令和2年5月に、広島大学のオンライン授業に参加させて頂く機会がありました。

いつもお世話になっている広島大学の細野賢治先生(大学院統合生命科学研究科 教授)による、生物生産学部・生物圏環境学コースの3年生向けの授業で、進行は細野先生、インタビューアーは山田芳雅さん。

お二人が七三農園に訪れ、インタビュー形式で農業について話すというスタイルです。

インタビューアーの山田芳雅さんは、細野研究室の卒業生で、今現在は「東広島ひとむすび」を主催し、東広島でいちばん有名なブログ「東広島市まるひネット」の運営や、様々な「まちづくり活動」を行うマルチな方です。

お話しの内容は、ざっくりこんな感じでした。

■自己紹介

■なぜ有機農業を選んだのか?

■生きものに守られる農業とは?

■農業経営は?

■こだわっていることは?

 身近な資材を活かして、ずっと続けられる農業

 タネの問題

■新規就農の課題は?

■気候との闘い?

■広島県有機農業研究会との関わり

■有機野菜と慣行野菜の違いはあるか?

■土づくりの重要性は?

■農業の面白さは?

■学生さんへのメッセージ

■発酵熱を活かした育苗

■甘い香りの自家製ぼかし肥料

■緑肥による土づくり

■畑の様子と爆弾低気圧で吹き飛んだビニールハウスの残骸


今回は、こうしてインタビューを受けることで、私自身がどのように考えて農業に携わっているのかを再認識できました。

もう一つ気付いたのですが、インタビューに答えるときの返事は「はい」が良いですね。

ついリラックスしすぎて、返事が「うん、うん」になっておりました。


私自身は、より多くの方に、職業(または生き方)として農業を選んで欲しいという思いがあります。

一方で、実際の農業はどのような仕事で、職として選択することが可能なのか、その判断基準がわかりにくいという課題があります。

もっと「業」としての「農」や「有機農業」について発信していく必要があると感じました。

細野先生、山田さん、学生の皆さん、ありがとうございました!