厳しい残暑が続く、令和6年9月中旬の野菜セット。
まずはお知らせから。
【お詫び】令和6年9月は新規のご注文を停止させていただきます。
ご新規のお客様は、令和6年10月下旬ごろから承れる予定です。
また、現在お届け中のお客様も、出荷が急にストップする可能性があります。
何卒ご容赦をお願い致します。
9月中旬になっても、最高気温が35℃に近い日が続いています。
午前中は何とか農作業が出来ても、午後は15時くらいまで外に出ることが出来ません。
背中に浴びる日射がきつくて、生命の危機を感じます。
また午前中の作業の多くは夏野菜への潅水や追肥などの延命作業に時間を取られ、秋冬に向けた作業が進みません。
種まきも進めたいのですが、発芽に失敗することを恐れて、なかなか本腰を入れることが出来ません。
それでも出来ることを少しづつ、本当に少しづつ進めています。
2023年は世界的に厳しい気候でしたが、2024年はそれを上回っています。
一方で、自家採種を続けている水稲の「ゆめまつり」と「旭」、協働栽培の大豆「小糸種在来青大豆」は順調に育っています。
大長ナスも夏の疲れから回復して、秋ナスが実り始めました。
田畑の様子は改めて記事にしたいと思います。
さて世の中は、斎藤兵庫県知事、自民党総裁選のニュースが多いですが、何よりも「改憲発議」と「国民投票」の方が気になる今日この頃です。
~9月14日(土)着分の七三農園たより~
※来週以降、急に出荷が止まる可能性があります。その際はご容赦をお願い致します。
※今月は各家庭に1回だけ、新型ワクチンの注意喚起チラシを同封させて頂きます。
9月8日は二十四節気の「白露」。稲穂が垂れ、朝露が降り始める時節ですが、日中は30℃を超える暑さで、人にも野菜にも厳しい残暑が続いています。
一方で、緑肥による土づくりをきっちり行い、苗づくりも順調に進めています。
しばらく野菜不足で綱渡りが続きそうですが、秋冬野菜にはご期待ください。
体調を崩しやすい時期ですが、新鮮野菜を食べて健やかにお過ごしください。
①かぼちゃ(カット):
早めにワタを取ってください。グラッセという品種。
ビタミン類、βカロテン、カリウム、食物繊維が豊富。
煮物、かぼちゃご飯、じっくりソテーがおススメ。
天ぷら、ポタージュ、グラタン、コロッケ、プリン、焼き菓子にも。
②青シソ:
βカロテン、ビタミンB、E、K、ミネラル類が豊富、抗菌・防腐効果も高い健康野菜。
細く刻んでそうめんや刺身の薬味に。
納豆や梅干しと和えて、ご飯のお供に。
刻んだ状態で冷凍すれば長持ちします。
③空芯菜:
硬め!真夏のスタミナ野菜。
βカロテン、ビタミンB類、鉄分、マグネシウム、葉酸が豊富。
水洗いして2センチに刻み、ゴマ油とニンニクを熱して野菜炒め、卵とじに。
中華だしやナンプラーでどうぞ。
④きゅうり:
ふつうの品種です。皮が少し硬め。
塩で揉むか、縞?きしてください。
パリパリの歯ざわりが美味しく、生サラダ、酢の物、辛子漬け、生サラダ、浅漬け、イカやタコと合わせて中華炒めに。
⑤ナス:
ヘタのトゲに注意!ふんわり柔らかい「ふわとろ」という品種。
皮に含まれるナスニン色素が抗酸化力を持ちます。
皮ごとまたは縞剥きにして、焼きナス、揚げナス、煮びたし、天ぷら、麻婆茄子、浅漬けに。
⑥フルーツパプリカ:
生でも食べられる甘くて可愛いミニパプリカ。
刻んで生サラダ、マリネ、ピクルス、肉詰めに。
チャーハンやピラフにも合います。夏野菜カレーにも。
⑦ピーマンまたは甘とうがらし:
少量!ビタミンA、C、P、カロテンが豊富。
加熱してもビタミンが壊れにくいので、炒め物、スープ、肉詰め、チンジャオロース、夏野菜カレー、無限ピーマンにも。
⑧おくら:
少量!βカロテン、ペクチン、カリウム、カルシウムが豊富。
縦半分に切りフライパンでグリル。
軽く茹でて刻み、白ごま、塩昆布、海苔などで和え物、天ぷら、煮びたし、素焼きに。夏野菜カレーに。
※野菜の番号は、早く食べて頂きたい順番に並べています。
※黄砂や砂埃がついていますので、ぬるま湯でよく洗ってからお召し上がりください。
※葉野菜がしんなりしていたら、ボウルに水を張り一晩漬けておくとしっかり回復します。
<カンタンレシピ>
〇青しそ葉の佃煮
①シソは茎と葉を切り分け、葉を溜め水で良く洗う。
②鍋に水を沸かし、葉を2~3分間茹で、ザルに取り上げて粗熱を取り、水気を絞る。
③葉を千切りにして、鍋にめんつゆ、酒、砂糖を沸かし、葉も加えて煮る。
④水気が無くなるまで煮たら、白ゴマ、かつお節、もみ海苔などを加えて出来上がり。
〇青しそジュース
①シソは溜め水で良く洗い水気をふき取る。
②鍋に「みりん」200gを沸かし、茎葉付きのままシソを5分間茹でる。
③お酢(リンゴ酢など)を加えて出来上がり。お好みでハチミツを加える。
④シソを取り出し、清潔なビンに移して冷蔵庫で保管。炭酸水で割ってどうぞ。
〇青シソの醤油づけ カンタンでご飯のお供にぴったり。
①シソの葉を茎から切り取り、ざっと水洗いし、水気をふき取る。
②だし?油、みりんを適量混ぜて、つけ汁とする。
③シソとつけ汁をジップロックなど密閉容器に入れて、冷蔵庫で2時間寝かせて完成。
〇はんぺん青しそチーズバーグ お弁当のおかずに。
①千切りのシソ、はんぺん1枚、ピザチーズ適量、片栗粉小さじ1、サラダ油小さじ1をボウルで良くこねて、ハンバーグの形に整形する。
②フライパンにサラダ油を熱し、弱火で両面がきつね色になるまで焼いて出来上がり!
〇空芯菜の塩焼きそば
①空芯菜は水洗いして、2センチの長さに切りそろえる。もやしを洗い、水切りしておく。
②フライパンにニンニクと油を熱し、豚こま肉、もやし、空芯菜を炒める。
④塩コショウで下味を付け、市販の麺を一緒に炒めて出来上がり。
〇甘とうがらしの佃煮(万願寺や伏見甘長、ピーマンにも合います)
京都のおばんざい風、冷蔵庫に入れて常備菜に。ご飯のお供に。
①とうがらしのへたを切り落とし、1センチ幅に輪切りする。
②フライパンにゴマ油を熱し中火で炒め、醤油、酒、砂糖を適量加えて煮る。
③よく火が通ったらかつお節と白ごまを加えて出来上がり!
④器に盛り、じゃこやかつおぶしを振りかけて出来上がり!
〇きゅうりの中華炒め
①きゅうりは水洗いしてヘタを取り、縦半分に切り、厚めに斜め切りにする。
②フライパンにごま油を熱し、きゅうりを炒める。
③中華だし、塩胡椒を加えて火が通ったら、溶き卵を加えて卵でとじて出来上がり!
以上です。