出荷が止まるかもしれない令和6年7月。

まずはお知らせから。

もしかしたら、出荷が急にストップするかもしれません。

その場合は、連絡が直前となりますが、どうかご容赦をお願い致します。

 

 

令和6年6月はすでに300ミリ近い降雨があり、長時間の浸水と日照不足で野菜が弱っています。

また6月30日(日)から7月1日(月)にかけては夜通しの雨。24時間雨量はすでに85ミリに達しています(志和地点)。

 

朝起きたらまずは家と畑周辺のチェック。

谷から土砂が流れ出るような被害は起きておらず、一安心。

畑は見るまでもなく水浸し。

ピーマン、ズッキーニ、カボチャは根が弱いので、出来るだけ早く排水をしてやります。

 

雨の翌日は、排水路の整備から始まる。

 

5月にずいぶん時間を掛けて手作業で掘った明渠が上手く機能している。

ポンプが故障しているため排水は手作業となっているが、この明渠が無ければもっと酷いことになっていたと思う。

エンジンポンプはもうすぐ修理から上がってくると思うが、急ぎアマゾンでUSB電源式ポンプを注文。

 

明渠(左下の水溜まり)にしっかり水が溜まっている。
梅雨前の5月に手掘りの明渠を何か所も設置した。大変だったが効果あり。
有機JAS認証の酢を薄めて葉面散布。

今年は長雨と日照不足が予想されたので、野菜の世話は出来るだけ丁寧に行ってきました。

葉の衰えを感じたら、300倍に薄めた酢(特定防除資材)を葉面散布。

 


ズッキーニは頑張って実をつけている。

ケールはそろそろ終了になりそう。

空中栽培のカボチャは順調に育っている(9月から出荷)。

田植えはずいぶん遅れたが6月30日に何とか終了。

 

ズッキーニ
ケールはそろそろ終了。
カボチャ
空中にぶら下がったカボチャ。
田植え機の泥を落としてガソリンも抜いて屋根下に移動。

ナス、ピーマン、甘とうがらし、オクラ、モロヘイヤ、パプリカは生長が遅れている。

ハウス内のインゲン豆は発芽がばらついた。

トマトは誘引が間に合っていない。

キュウリ、金ごま、青じそ、バジル、空芯菜、2番手のズッキーニとカボチャは植え付けがずいぶん遅れている。


今現在も、野菜セットの品目数が足りておらず、ジャガイモ2品種、玉ねぎ2品種など、重複して2袋入りとなっています。

 

黒長ナスと青ナス。まだ小さい。
ピーマン、万願寺とうがらしは日照不足で生長が遅れている。
モロヘイヤはまだ小さい。
オクラも小さい。
フルーツパプリカは小さい実をつけ始めた。
ハウスのインゲン豆は発芽が揃わなかった。
トマトは誘引が間に合っていない。
いろんな苗の定植が遅れている。
緑肥セスバニアが育ってきた。

★手作業で大変だったが、明渠をしっかり掘るのは効果あり。来年は全面的にユンボで掘ろう。
★出荷を増やせば、農作業が滞る。バランスが大切。
★その日の片づけはその日のうちに。朝のスタートが前日の片づけからだとツライよ。
★作業が遅れるのは仕方がない。優先順位を決めて、柔軟にやろう。

現場からは以上です。