出荷が止まりそうです。令和6年9月上旬の野菜セット。

まずはお知らせから。

お詫び】令和6年9月は新規のご注文を停止させていただきます。

ご新規のお客様は、令和6年10月中旬ごろから承れる予定です。

また、現在お届け中のお客様も、出荷が急にストップする可能性があります。

何卒ご容赦をお願い致します。

1.台風10号の被害はほとんどありませんでした

8月29日「かつて無い被害をもたらす」とされた935hPaの大型台風10号が鹿児島県に上陸。
瀬戸内海上空を通過し、四国から紀伊半島に南下。三重県から名古屋市に向かって直角に曲がり、再上陸した後に熱帯低気圧に変わる。
宮崎県、鹿児島県などでは暴風被害、静岡県では記録的な大雨。
新幹線や各交通機関が計画運休し、様々なイベントが中止になるなど社会的影響が出た。
広島県では29日から30日にかけて、やや強い風と雨が続いたが土砂災害は無かった。

8/30やや強い風が長時間続いた
風に弱いキュウリにもほとんど被害は無かった

2.初めてデモ行進に参加した

8月31日(土)「一般社団法人ワールドカウンシルフォーヘルスジャパン」後援の「8.31広島デモ行進」に参加。
10月から始まるコロナワクチン定期接種(任意)人権無視の憲法改正WHO(パンデミック条約、国際保健規則改正)への反対を唱えるもの。
新幹線の計画運休で登壇者や県外から参加者が来られなかったようだが、1,000人弱は集まったように思う。
思想に細かな違いはあれども、この3点では共通。
秋からのワクチン絶対打つな!」「妊婦にワクチンを打たせるな!」などシュプレヒコールしながら平和大通りを行進した。

日本のワクチン行政に疑問のある方は「一般社団法人ワールドカウンシルフォーヘルスジャパン」の「ビデオルーム」をぜひ見て下さい。

アステールプラザ大ホールにて
平和大通りを行進

3.ピーマン、万願寺とうがらし、伏見甘長とうがらしが枯れた

黒酢の葉面散布などで回復傾向にあったピーマン、万願寺、伏見甘長、約150本がほぼ全て枯れました。
長く続いた酷暑と水不足により黒マルチ下で根が焼けていたところに、台風10号で8~10mの風が24時間ちかく続いたことが決め手となったもよう。
この5年間くらい、台風の風が長引くのが顕著になったと思う
一気に3品目を失ったため、野菜セットの出荷がいつ止まっても不思議ではない。

ピーマン、万願寺とうがらし、伏見甘長とうがらしがほぼ全て枯れる
黒マルチ下のピーマンの細根は枯れている
白マルチ下のキュウリの根は白く生きている

4.2024年の酷暑が2023年を上回ったと気象庁が発表

以下、9/2気象庁報道発表より。

7月は全国的に記録的な高温となり、全国の平均気温は昨年7月の記録を更に上回って第1位となりました。
8月に入っても顕著な高温が持続し、西日本で統計開始以来最も高くなりました。
全国アメダス地点で観測された猛暑日地点数の積算は2010年以降で最も多かった昨年を大きく上回りました。
7月下旬には北日本で大雨が発生し、北日本日本海側で第2位の多雨になりました。


5.遅れながら、種まきを開始。

9月の残暑も厳しそう(30~35℃の予報)ですが、秋冬野菜はやり直しが効かず、期間も長いので、緑肥の粉砕と土づくり、畑の転換、畔草刈り、残っている野菜の養生、協働栽培大豆への潅水などを進めます。

夏の緑肥ソルゴーとセスバニアを粉砕
初めての2枚刃。切れ味、粉砕力ともに良好で、慣れた場所ならこれが良い
諦めていた里芋は少しは出荷できるかもと期待
協働栽培の大豆は良好(今のところ)
大豆が開花したので、しっかり潅水しなければ
令和6年9月4日(水)着の野菜セット
1,800円(送料・クール料金別)
有機JAS認証取得(OCC119-015 志和Organicラボ.)


~9月4日(水)着分の七三農園たより~

※強い紫外線から身を守るため、野菜たちの皮が硬くなっています。

※来週以降、急に出荷が止まる可能性があります。その際はご容赦をお願い致します。

台風10号が去り、幸いにも雨風の被害はほとんどありませんでした。

しかし、ピーマンや甘長とうがらしが一気に枯れました。あまりの暑さで根が傷み、回復できなくなったようです。

2024年は昨年以上に厳しい暑さになったと気象庁が発表。野菜にも人間にも厳しい残暑になりそうです。

体調を崩しやすい時期ですが、新鮮野菜を食べて健やかにお過ごしください。

①かぼちゃ(カット):
早めにワタを取ってください。グラッセという品種。
ビタミン類、βカロテン、カリウム、食物繊維が豊富。
煮物、かぼちゃご飯、じっくりソテーがおススメ。
天ぷら、ポタージュ、グラタン、コロッケ、プリン、焼き菓子にも。

②青シソ:
βカロテン、ビタミンB、E、K、ミネラル類が豊富、抗菌・防腐効果も高い健康野菜。
細く刻んでそうめんや刺身の薬味に。
納豆や梅干しと和えて、ご飯のお供に。
刻んだ状態で冷凍すれば長持ちします。

③空芯菜:
硬め!真夏のスタミナ野菜。
βカロテン、ビタミンB類、鉄分、マグネシウム、葉酸が豊富。
水洗いして2センチに刻み、ゴマ油とニンニクを熱して野菜炒め、卵とじに。
中華だしやナンプラーでどうぞ。

④きゅうり:
ふつうの品種です。皮が少し硬め。
塩で揉むか、縞剝きしてください。
パリパリの歯ざわりが美味しく、生サラダ、酢の物、辛子漬け、生サラダ、浅漬け、イカやタコと合わせて中華炒めに。

⑤ナス:
ヘタのトゲに注意!ふんわり柔らかい「ふわとろ」という品種。
皮に含まれるナスニン色素が抗酸化力を持ちます。
皮ごとまたは縞剥きにして、焼きナス、揚げナス、煮びたし、天ぷら、麻婆茄子、浅漬けに。

⑥ピーマンまたは甘とうがらし:
少量!ビタミンA、C、P、カロテンが豊富。
加熱してもビタミンが壊れにくいので、炒め物、スープ、肉詰め、チンジャオロース、夏野菜カレー、無限ピーマンにも。

⑦フルーツパプリカ:
生でも食べられる甘くて可愛いミニパプリカ。
刻んで生サラダ、マリネ、ピクルス、肉詰めに。
チャーハンやピラフにも合います。夏野菜カレーにも。

⑧赤玉ねぎ:
少量!抗酸化、血行促進、ビタミンB1の吸収を助ける塩化アリルが豊富。
生サラダはもちろん、スープ、味噌汁、炒め物、ピクルス、オイル漬けにも。
あまり日持ちがしないので早めに食べてください。

※野菜の番号は、早く食べて頂きたい順番に並べています。
※黄砂や砂埃がついていますので、ぬるま湯でよく洗ってからお召し上がりください。
※葉野菜がしんなりしていたら、ボウルに水を張り一晩漬けておくとしっかり回復します。

<カンタンレシピ>

〇青しそジュース

①シソは溜め水で良く洗い水気をふき取る。
②鍋に「みりん」200gを沸かし、茎葉付きのままシソを5分間茹でる。
③お酢(リンゴ酢など)を加えて出来上がり。お好みでハチミツを加える。
④シソを取り出し、清潔なビンに移して冷蔵庫で保管。炭酸水で割ってどうぞ。

〇青シソの醤油づけ カンタンでご飯のお供にぴったり。

①シソの葉を茎から切り取り、ざっと水洗いし、水気をふき取る。
②だし?油、みりんを適量混ぜて、つけ汁とする。
③シソとつけ汁をジップロックなど密閉容器に入れて、冷蔵庫で2時間寝かせて完成。

〇はんぺん青しそチーズバーグ お弁当のおかずに。

①千切りのシソ、はんぺん1枚、ピザチーズ適量、片栗粉小さじ1、サラダ油小さじ1をボウルで良くこねて、ハンバーグの形に整形する。
②フライパンにサラダ油を熱し、弱火で両面がきつね色になるまで焼いて出来上がり!

〇空芯菜の塩焼きそば

①空芯菜は水洗いして、2センチの長さに切りそろえる。もやしを洗い、水切りしておく。
②フライパンにニンニクと油を熱し、豚こま肉、もやし、空芯菜を炒める。
④塩コショウで下味を付け、市販の麺を一緒に炒めて出来上がり。

〇甘とうがらしの佃煮(万願寺や伏見甘長、ピーマンにも合います)
京都のおばんざい風、冷蔵庫に入れて常備菜に。ご飯のお供に。

①とうがらしのへたを切り落とし、1センチ幅に輪切りする。
②フライパンにゴマ油を熱し中火で炒め、醤油、酒、砂糖を適量加えて煮る。
③よく火が通ったらかつお節と白ごまを加えて出来上がり!
④器に盛り、じゃこやかつおぶしを振りかけて出来上がり!

〇きゅうりの中華炒め

①きゅうりは水洗いしてヘタを取り、縦半分に切り、厚めに斜め切りにする。
②フライパンにごま油を熱し、きゅうりを炒める。
③中華だし、塩胡椒を加えて火が通ったら、溶き卵を加えて卵でとじて出来上がり!

〇茄子のさっぱり煮

①茄子は皮を剥いて、5ミリの厚さに短冊切り。
②フライパンに、だし醬油を暖め、豚こま、青茄子、エノキ、とうふなどを煮る。
③肉に火が通ったら火を止めて、ポン酢、白ごまを加えて出来上がり!

〇炒め物にお酢を!
暑さが体力と食欲を奪う季節。我が家では、炒め物の最後にしっかりお酢を効かせて、さっぱり甘酸っぱく仕上げています。食欲が進み、コクも出て、疲労回復にも効きそうです。

以上です。