作業が遅れている2025年4月。

水の入った田んぼに映る朝日

夜明けが美しい季節になりました。

毎日元気よく農作業を進めております。

まずはお詫びとお知らせから。

旬の野菜セットは、5月末または6月上旬ごろから再開の予定です。

再開の時期が近づきましたら、個別に日程調整の連絡をさせていただきます。

今年は玉ねぎ、スナップえんどう、そら豆が無くて、葉野菜中心のシンプルなセットになりそうです。

ご近所から頂いたもみ殻を焼いて燻炭を作っています。

2月末から呼吸が苦しくなり歩くのもやっとという状態でしたが、3月20日ごろから回復し、しっかり農作業を進めております。

種まきは2週間ほど遅れて3月25日からスタート、ケールやキャベツがやや不調、その他の野菜は遅れながらも育ってきてくれています。

畑は、年末までに全体の約3分の1に相当する7反ほどの面積をお返しすることになり、その片付けと並行して、新たにお借りした約5反の整備を進めています。

つまり今現在、一時的に管理面積が2町3反くらいの広さになり、東京ドームの半分ほどの田畑をひたすら刈ったり耕したり。

同時に春夏野菜の準備と田んぼの準備も進めており、なかなかの忙しさになっています。

水路際の草刈りもラクラク。

今年も畔草の伸びるスピードが異常に早く、少し油断すると草ボウボウになります。

自分の田畑は多少草が伸びていても構いませんが、共有の水路際やご近所との境界部分はかなり気を使います。

「はよ草を刈ってくれや」と言われる前に取り掛かるのがポイントです。

今年は中古のスパイダーモアを導入して、草刈りの効率化を図っています。

七三農園ではふつうの草刈り機とクローラー式のハンマーナイフモアを使って来ましたが、畔や水路際の草刈りではスパイダーモアが良いですね。

ともかく仕事が早い、身体の負担が小さい、石が飛ばないという点が良いです。

道路沿いを刈るときは、弾いた石が人や車に当たるという危険性はほとんどありません。

交通量の多い道路沿いの草刈りも安全に出来る。

取り掛かりが少し遅れましたが、いつものように、冬野菜の片づけ、資材やマルチの撤去、草刈り、土づくり、というルーチンをひたすら進めています。

焦って急いでいるときに限ってトラブルが起こります。

トラクターのパワーを作業機に伝える重要なパーツであるユニバーサルジョイントが破損しました。

畑の隅を耕耘するときに、ロータリーの片側に負荷が掛かり過ぎたのでしょう。

連休前なので注文してもパーツが届くのは連休明けになるし、9万円ぐらいするしで青ざめました。

ダメ元でお世話になっている中古農機屋さんに電話して翌日持ち込んで見ると、奇跡的に合うパーツがあり、何とか補修することが出来ました。

少しの出費と時間が取られましたが、無事に治ってラッキーでした。

ユニバーサルジョイントの軸受けが破損。こんなところは普通は壊れない。
ユニバーサルジョイントはトラクターと作業機を繋ぐ重要なパーツ。
奇跡的に合うパーツがあり、補修できた。
収穫が終わったらともかく早く片付ける。
支柱やネットなどの資材も早く片付ける。
ハンマーナイフで草を粉砕する。
トラクターで耕耘して土づくり。
畔草も刈る。
刈った草は焼いてカリ肥料として畑に還す。
小さな育苗ハウスは定植待ちの苗で一杯になっている。
自家製ぼかし肥料を散布する。
マルチを張る。
ハウス内は半不耕起栽培を継続する。

この連休中に稲籾の処理、田んぼの荒起こし、夏野菜の鉢上げ、トマトハウスの準備などを終わらせる予定です。

ハウス内は新たに導入したブロードフォークを使って半不耕起栽培を継続します。


次の記事では、野菜の様子をお知らせします。

それでは引き続き、どうか宜しくお願い致します。