令和4(2022)年7月中旬の野菜セット。
雨の多い日が続いています。
畑の水が引く暇もなく、ずっと水が溜まったまま。
また、晴れると恐ろしく暑いのですが、夜は20℃前後で寒いくらい。
日照不足と低温への対策も考える必要があります。
思うように作業が進まず焦りますが、やれることをやって、あとは待つしかないですね。
~7月16日(土)着分の「七三農園だより」より~
カラ雨から一転、戻り梅雨で小雨~大雨が続いています。
おかげで水田には水が溜まり、夏野菜も一気に元気になっています。
一方、晴れたらカンカン照りになるので、人間の方はバテ気味になっています。
皆様も熱中症にはご用心ください。
今年は有機農家3軒で協力して在来大豆を育てています。
発芽は上手く行き、今は除草の真っ最中。シカ除けネットを張っても、毎晩入り込む大型のシカに憤慨しながら、丁寧に草を刈っています。
しばらく同じような夏野菜が続きますが、どうぞご容赦ください。
屋内でも熱中症が心配な時節ですが、新鮮野菜を食べて健やかにお過ごしください。
①枝豆:
「早生黒大豆」という品種。鮮度が失われやすいので、真っ先に食べて頂きたいです。茹で豆、鞘ごとフライパンで塩焼き、豆ご飯などでお楽しみください。
②モロヘイヤ:
良くすすいでください。野菜の王様と言われ、カロテン、ビタミンB群、カルシウムなどが豊富。水洗いして、茎ごと軽く塩ゆでし、たたき、おひたし、卵とじ、スープ、納豆に混ぜても美味。
③ピーマン:
肉厚で美味しい「京ひかり」という品種。ビタミンA、C、P、カロテンが豊富。加熱してもビタミンが壊れにくいので、炒め物、スープ、肉詰め、チンジャオロース、夏野菜カレー、無限ピーマンにも。
④万願寺とうがらし:
京都の伝統野菜、辛くないとうがらし(稀に辛いものも有ります)。肉厚で軟らかく、素焼き、天ぷら、炒め物、煮びたし、焼きびたしなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユにも合います。
⑤ミディトマト:
濃厚な甘みの「Mr.浅野のけっさく」という品種。水を制限しているため、皮は少し硬めです。生サラダ、炒め物、スープ、ラタトゥイユ、マリネに。意外とトマト味噌汁も美味しい。
⑥長ナス:
大きく太くなる「ふわとろ」という品種。ふんわり柔らかく、揚げナス、天ぷら、焼きナス、炒め物、味噌汁、浅漬けにぴったり。皮を?いてラップで包み、レンジで4分間チンすると美味しい蒸しナスになります。ポン酢やゴマだれでどうぞ。
⑦新玉ねぎ:
赤玉ねぎ。あまり日持ちがしないので、早めに食べ切ってください。スライスして生サラダ、ピクルスがおすすめ。炒め物、煮物、カレー、スープ、サンドイッチにも。
⑧じゃがいも:
ほくほくで優しい甘さの「にしゆたか」。どんな料理にも合います。煮崩れしにくく、炒め物、カレー、スープ、味噌汁、ポテサラにぴったり。グリルやガーリックポテト、グラタンも美味です。
※野菜の番号は、早く食べて頂きたい順番に並べています。
<カンタンレシピ>
〇モロヘイヤのたたき かんたんで栄養たっぷり。納豆に混ぜて。ご飯のお供に。
①モロヘイヤは葉から茎まで全部使います。水で良く洗い、熱湯で30秒くらい茹でる。
②ザルに取り、軽く絞って水気を切る。
③まな板に乗せて包丁で細かく叩き、粘りが出たら出来上がり。ポン酢、白だしなどお好みでどうぞ。納豆に混ぜても美味しい。
〇甘とうがらしの煮びたし(万願寺や伏見甘長)
京都のおばんざい風、もっともベーシックな食べ方です。冷えても美味しい。
①とうがらしのへたは取らずに、大きいものは縦半分に切る。
②フライパンに油を熱し、刻んだ油揚げと一緒に軽く炒める。
③和風だしをひたひたに加えて、くったりするまで煮る。
④器に盛り、じゃこやかつおぶしを振りかけて出来上がり!
〇無限ピーマン(いくらでも無限に食べられる!)ビールのお供に、お弁当にも。
①ピーマン(パプリカ)は細切りにする。
②耐熱容器にツナとピーマンを入れ、ラップをしてレンジで2,3分加熱。
③ごま油、黒コショウ、和風だしまたは鶏がらスープを加えて和えるだけ。
(ふつうにフライパンにごま油とニンニクでじっくり炒めて卵とじも美味しい。)
〇イタリア・シチリア島の肉じゃが、夏野菜のカポナータ
トマトをベースにした夏野菜の煮込み料理。豚肉や鶏肉が合います。
酢が効いて、たくさん食べられます。冷えても美味しい。
①鶏もも肉、ナス、玉ねぎ、じゃがいも、インゲン豆などは大きめの一口大に切る。
②フライパンにオリーブ油を熱し、刻んだニンニクで香り付けする。
③鶏もも肉、野菜をしっかり炒め、半切りのトマトを加えて、20分ほど煮る。
④白ワイン、塩こしょう、あればショウガ、チリパウダーなどで味付けし、酢をしっかり効かせたら夏らしい爽やかな一品に仕上がります。パンやパスタに合わせてどうぞ。
〇炒め物にお酢を!
暑さが体力と食欲を奪う季節。我が家では、炒め物の最後にしっかりお酢を効かせて、さっぱり甘酸っぱく仕上げています。食欲が進み、コクも出て、疲労回復にも効きそうです。
休止や日時・頻度・送り先などの変更がありましたらお気軽にご連絡ください。
傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報ください。
以上