令和6年10月上旬の野菜セット、出荷が止まります。

久しぶりの雨

まずはお知らせから。

【お詫び】しばらく新規のご注文を停止させていただきます。

また、現在お届け中のお客様も、出荷が急にストップする可能性があります。

おそらく10月16日(水)から出荷がストップすると思われます

ご不便をお掛けしますが、何卒ご容赦をお願い致します。



10月になり、夏日は少なくなりましたが、まだまだ暑い日が続いています。

10月2日(水)から3日(木)、6日(日)から7日(月)にかけてまとまった雨が降り、田畑を濡らしています。

ナス、甘長とうがらし、オクラなどの夏野菜は何とか9月を乗り切ったものの、10月に入って勢いが弱わまっています。

貯蔵していたカボチャ、じゃがいも、玉ねぎも底をつきました。

また期待していた里芋は思ったよりも太らず、サツマイモはまだ掘ることさえ出来ていません。

通常ならば8月中下旬に蒔く葉野菜、まびき大根が出来てくる時期ですが、今年は酷暑のため種まきが遅れました。

深い深い端境期にどっぷりとはまった状態です。

9月初旬播きのインゲン豆、チンゲン菜、つるむらさきがゆっくり育ってきていますが、それでは間に合わず、おそらく10月16日には出荷が止まると思います

お客様にはご不便をお掛けしますが、何卒ご容赦のほど宜しくお願い致します。

つるなしインゲン豆もまだ小さい
ハウス栽培のチンゲン菜はまだ小さい
つるむらさきの回復が遅い



今現在の農作業ですが、

◎夏緑肥のおかげで土づくりは良好です。

◎9月30日、過去もっとも遅く、もっとも多くのジャガイモを植えました。

9月播きの苗は弱々しく、すべてポットに取り上げて管理しています。おかげで恐ろしく時間と労力が掛かっています

◎昨年と同様に、秋のヨトウムシが多いです。弱い苗を植えるとあっという間に被害を受けそうです。

◎シロヘリクチブトカメムシ、ふつうのクチブトカメムシが現れ、ヨトウムシを食べてくれてると思います。

◎露地での潅水は上手く行っています。ただし大根の発芽がやや悪いのが気になります。

◎金ごまの取入れ、乾燥、洗浄、風選別を急がねば。

◎水田の除草、稲刈りの準備も急がねば。

そんな中、この秋も地域活動(青年会、消防団、農業者メンター、観察会講師など)が多いのですが、どれも大切な事柄なので出来るだけ参加するようにしています。

夏緑肥セスバニアとソルゴーで土づくりは順調
過去もっとも遅く、そしてもっとも多くのジャガイモを植えた。9/30まだ空調服を着ている。
すべての苗をポットに上げる
ポット上げがまったく間に合わない
甘長とうがらしにハスモンヨトウが襲い掛かる
肉食の益虫シロヘリクチブトカメムシが応援に来てくれる
昨年の反省から露地チューブ潅水を改善した
金ゴマの収穫を急がねば
稲刈りの準備も急がねば(今年も草まみれ)
子どもたちと森の昆虫観察会、ビオトープづくり
9/29むささびの森で親子昆虫観察会。1日で45種の生きものを記録
草刈り機のハンドルが折れる。私の心も折れそうになる。



さて、イスラエルがガザ地区やレバノンの民間施設をどんどん爆撃しているようですが、これはもう無茶苦茶です。

第三次世界大戦になるのか、すでになっているのか。なんで地球の人間どうしで殺しあうのか。

先日、コピー用紙の値段が1.6倍くらいになっていました。

この冬は今まで以上に原油価格が上がり、物資不足になるのではないかと心配しています。

令和6年10月5日(土)着の野菜セット
1,800円(送料・クール料金別)
有機JAS認証取得(OCC119-015 志和Organicラボ.)


~10月5日(土)着分の七三農園たより~

※来週以降、急に出荷が止まる可能性があります。その際はご容赦をお願い致します。

10月になりましたが、広島では未だに夏日が続いています。

今年は害虫も多く、農家仲間もみんな苦労をしているようです。

私自身は厳しい残暑を乗り切るため、キノコ類、海藻、小魚、酢の物、発酵食品を積極的に食べて身体の抵抗力を保っています。

野菜は非常に厳しい状態が続き、10月中旬には確実に出荷がストップしますm(v v)m。

体調を崩しやすい時期ですが、新鮮野菜を食べて健やかにお過ごしください。

①かぼちゃ(カット):
早めにワタを取ってください。グラッセという品種。
ビタミン類、βカロテン、カリウム、食物繊維が豊富。
煮物、かぼちゃご飯、じっくりソテーがおススメ。
天ぷら、ポタージュ、グラタン、コロッケ、プリン、焼き菓子にも。

②つるむらさき:
ビタミンK、カルシウム、βカロテンが豊富な緑黄色野菜。
水洗いしてざく切りし、さっと茹でておひたし、納豆和え、マヨネーズ和え、辛し和え、炒め物、醤油漬け、卵とじなどに。

③空芯菜:
硬め!真夏のスタミナ野菜。
βカロテン、ビタミンB類、鉄分、マグネシウム、葉酸が豊富。
水洗いして2センチに刻み、ゴマ油とニンニクを熱して野菜炒め、卵とじに。
中華だしやナンプラーでどうぞ。

④ナス:
硬め!ふんわり柔らかい「ふわとろ」という品種。
皮に含まれるナスニン色素が抗酸化力を持ちます。
皮ごとまたは縞剥きにして、焼きナス、揚げナス、煮びたし、天ぷら、麻婆茄子、浅漬けに。

⑤甘長とうがらし:
辛くないとうがらし。そのままじっくり素焼きがおすすめです。
佃煮、天ぷら、炒め物、煮びたし、焼きびたしなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユにも合います。

⑥フルーツパプリカ:
生でも食べられる甘くて可愛いミニパプリカ。
刻んで生サラダ、マリネ、ピクルス、肉詰めに。
チャーハンやピラフにも合います。夏野菜カレーにも。

⑦玉ねぎ:
少量!抗酸化、血行促進、ビタミンB1の吸収を助ける塩化アリルが豊富。
生サラダはもちろん、スープ、味噌汁、炒め物、ピクルス、オイル漬けにも。
あまり日持ちがしないので早めに食べてください。

⑧青柚子:
ビタミンCが豊富。サラダ、焼き魚、肉料理に絞ったり、皮を刻んで素麺やうどんのトッピングに。
薄くスライスして、焼酎やビール、炭酸水に絞って。柚子湯にも。

※野菜の番号は、早く食べて頂きたい順番に並べています。
※黄砂や砂埃がついていますので、ぬるま湯でよく洗ってからお召し上がりください。
※葉野菜がしんなりしていたら、ボウルに水を張り一晩漬けておくとしっかり回復します。

<カンタンレシピ>

〇つるむらさきのツナマヨネーズ和え

①つるむらさきは水洗いして、鍋で2分ほど塩ゆでする。
②冷水で冷まし、水気を絞り、3センチに切り揃える。
③ボウルにつるむらさき、ツナ、マヨネーズ、醤油を適量加えて和えるだけ!

〇つるむらさきのナムル

①つるむらさきは水洗いして、鍋で2分ほど塩ゆでする。
②冷水で冷まし、水気を絞り、3センチに切り揃える。
③ボウルにつるむらさき、ごま油、白ごま、おろしニンニク、醤油を加えて和えるだけ!

〇つるむらさきの納豆和え

①つるむらさきは水洗いして、鍋で2分ほど塩ゆでする。
②冷水で冷まし、水気を絞り、1センチに切り揃える。
③ボウルにつるむらさき、納豆とタレ、白ゴマ、白ごま、練り梅を加えて和えるだけ!

〇空芯菜の中華炒め 茹でるひと手間で美しく仕上がります

①空芯菜は水洗いして、ざっくり半分に切る。
②太い茎は3センチに刻み、細い茎(葉)は5センチに刻む。
③鍋に湯を沸かし、塩と少量の油を加え、空芯菜を2分くらい茹でる(太い茎を先に)。
④ザルに取り上げて、軽く水気を切り、ゆで汁は少し取り分けておく。
⑤フライパンに油とニンニクを熱し、空芯菜を炒め、ゆで汁を少し加えて出来上がり!
 味付けは中華だし、とうがらし、塩コショウなどお好みで。

〇フルーツパプリカの肉詰め

①玉ねぎのみじん切り、合挽き肉、塩胡椒、ケチャップを混ぜて練る。
②フルーツパプリカはネタを薄く切り離し、種を抜いて、内側に小麦粉をまぶす。
③フルーツパプリカに肉だねを詰め、肉の表面に小麦粉をまぶす。
④フライパンにオリーブオイルを熱し、肉の面からしっかり焼いたら、裏返して焼く。
⑤オーブンに入れ、とろけるチーズを乗せて、チーズが焦げたら出来上がり!

〇甘とうがらしの佃煮(万願寺や伏見甘長、ピーマンにも合います)

京都のおばんざい風、冷蔵庫に入れて常備菜に。ご飯のお供に。
①とうがらしのへたを切り落とし、1センチ幅に輪切りする。
②フライパンにゴマ油を熱し中火で炒め、醤油、酒、砂糖を適量加えて煮る。
③よく火が通ったらかつお節と白ごまを加えて出来上がり!
④器に盛り、じゃこやかつおぶしを振りかけてお召し上がりください。

以上です。