令和元年の畑の様子。
令和元年の畑の様子。
令和元年になって、はや1カ月半。
2018年冬から2019年春にかけては、降雪、降雨ともに非常に少なく、畑は水不足。
とくに5月は30℃を近くになる日が続き(5月26日、北海道で37℃を記録)、野菜にとって厳しい状態でした。
今年はお借りしている土地が27筆まで増えて、合計1.7haになりました。
畑は、ほぼ真っ直ぐなところは無く不整形で、休耕地にありがちな用水・排水とも不便な場所が多いです。
ただ、緑肥と耕作の積み重ねで、土質、排水ともずいぶん改善されてきました。
広島文教大学との共同研究で行った土壌のSOFIX分析では「特A」の評価をもらった場所もあります。
そんな畑の現在の様子です(2019年6月12日撮影)
↑ケール、キャベツ、コールラビが育っている畑。
10年以上、無施肥栽培が行われてきた畑を昨年借り受けた。
この秋にはビニールハウスを建てる予定。
↑開園当初から借りている畑。
きゅうり、鞘いんげんが育っている。
↑レタス、赤紫蘇、モロヘイヤを定植した畑。
計500株以上植えたのに、幼株がヨトウに齧られ、ほぼ全滅している。
害虫では苦労をしたことがほぼ無かったが、こんなことは初めて。
↑幅の狭い畑。オクラと金時草が育っている。
↑こちらも幅の狭い畑。枝豆、いんげん豆、とうもろこしが育っている。
↑玉ねぎ畑。現在収穫中。この夏、緑肥セスバニアで土づくりを行う予定。
↑里芋の畑。今年は赤目大吉、石川早生の2品種。夏に灌水さえ出来れば十分な量が採れそう。
↑ナス、ピーマン類の畑。1か月遅れで苗を定植した。
今年はナス、ピーマン類の苗づくりがことごとく失敗。こんなことは初めて。
近所の若手有機農家「百や」(ももや)さんから苗を分けて頂いた。
白マルチか黒マルチか迷ったが、昨年6月は地温不足で生育が遅れたため、結局黒マルチにした。
真夏には敷き藁が必要になるだろう。
↑じゃがいも畑。あいのあか、グランドペチカ、さんじゅうまるの3品種。順調に育っている。
左手は、さつまいも3品種。5月に植えたら、暑さで大半が焼けてしまった。今から植え直します。
↑昨冬のケール畑。蜜蜂用に花を残しておいた。早く片付けて太陽熱処理を行いたい。
↑手前からショウガ、もちとうもろこし、グリーンピースなどの豆類(終了)。
今年は、スナップえんどう、絹さやえんどう、そら豆、グリーンピースと豆類のリレーが上手く行った。
↑抑制のカボチャと夏の葉野菜を植える畑。
↑昨冬の白菜畑。野鳥の餌用に種子を残しておいた。早く片付けて、セスバニアで土づくりをしたい。
↑エゴマを定植したばかりの畑。灼熱の昨夏の反省から、少し早く植えて梅雨時期にしっかり成長させたい。今年もえごま油を搾る予定。
↑昨年から借りている畑。排水が大いに悪く、湧き水もある。セスバニアで土づくりをして改善中。左から、丹波種黒大豆、えごま、ローゼル、とうもろこしを植えている。ローゼルは半分以上、苗の時点でヨトウに齧られて消滅してしまった。なかなか厳しいです。
↑トマトハウスの様子。1カ月遅れで苗を定植したばかり。これから5月蒔きの加工用トマトを植える予定。
この他にまだ新しく借り受けた7反の水田がある。畦の草刈りさえ出来ていない。早く準備して、味噌用の大豆、パン用の古代小麦を植えたい。
七三農園は、42歳からの脱サラ、自己資金だけで、野菜中心の有機畑作と環境関係のダブルワークで生きて行けるかの人体実験をしています(笑)。
穏やかな気候や条件の良い年など、一度もありません。
そんな厳しい中で希望を見つけ、楽しい農家ぐらしをするには、いくつかの要件が必要だと思います。
有機農家を目指して、脱サラしようと考えている方は、ぜひご連絡ください。
2時間手伝いをしてもらって、2時間は実際のお話しが出来ると思います。