【お詫び】野菜セット出荷停止(令和6年10月12日~当分のあいだ)
いつも野菜セットをご購入いただいている皆様へ
本日、令和6年10月12日(土)より、当分のあいだ出荷を止めさせていただきます。
(ただし東広島市西条町圏内で直接配達のお客様は、減品セットでお届けを継続します)
7品目以上の野菜が安定的に収穫できるようになった時点で再開します。
今のところ11月1日の再開を目指していますが、それよりも遅くなる可能性があります。
再開のめどが立ちましたら、出来るだけ早く電話、メール、ホームページ、インスタグラムなどでお知らせします。
皆様にはご不便をお掛けしますが、何卒ご容赦のほど宜しくお願いします。
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10月上旬といえば、通常なら8月中旬播きのサニーレタスやインゲン豆、まびきの大根、葉野菜などの収穫が始まる時期です。
そこにサツマイモやサトイモ、晩生の枝豆などが加わって、食欲の秋にふさわしい野菜セットになる予定でした。
しかし今年は「地球沸騰時代」の到来と言われた2023年よりも厳しい暑さになり、ネット上では「8月が2か月あったのでは?」とも言われています。
8月から9月にかけて、野菜たちが枯れないように水路からポンプで水を汲み上げ、1日に何度も水を撒き、かつ猛烈な勢いで回復してくる畔草を刈り続けるという修行のような夏を過ごしました。
このため、本来なら8月上旬に行う、春野菜の片づけやマルチの剥ぎ取りが遅れました。
さらに、秋冬野菜の種を蒔き始める8月中下旬は、連日猛暑日が続き、とても種を蒔ける状態ではありませんでした。
9月を過ぎてからようやく播種を開始しましたが、やはり高温で上手く育たず、苦戦が続いています。
夏野菜たちは10月上旬まで頑張ってくれましたが、とうとう力尽きました。
サツマイモは草に埋もれてしまい、掘り取りの優先度を上げることが出来ません。
里芋も思ったよりも太っておらず、かなりガッカリしています。
一方で、お米は良く育ち、初期除草が上手く行ったので、昨年並みの収量があると思います。
また自家採種を続けている小糸種在来青大豆も良く育ち、11月の収穫が楽しみです。
そんな訳で、再び出荷がストップすることが無いように、安定的に7品目以上が収穫できるようになるまで全力でリカバリーに取り組みます。
さらに、来年度も同じように厳しい気候であることを見越して、戦略を練っていきます。
繰り返しになりますが、お客様にはご不便をお掛けしますことをお詫び致します。
出荷が止まって収入が減っても、資材や種苗代の支払いは同じなので厳しい状態が続きそうです。
しかしそれが「お天気商売」まさに農業だ。
英気を養いつつ、今できることを頑張るだけなのだ。
”マリア・チャイコフスカヤ”の哀愁を帯びた歌声で、心を落ち着け、じわじわとヤル気を回復するのだ。
寒暖差の大きな時期ですが、皆様もどうかご自愛くださいませ。
令和6年10月12日(土) 七三農園 代表 岩見潤治